教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

9月三回目の教室 オオトリノフンダマシに会う☆

2016年09月24日 | 教室風景

9月三回目の教室日は朝から雨が降ったりやんだり。
急に蒸し暑くなって靄がたちこめ、6月末頃を思わせる陽気でした。


湿度が大変高く、作品はなかなか乾かないのでのんびりゆったり。
作品の完成イメージや表現内容を確認して形や線を見直しました。


午前中にHさんが日本画作品を、Sさんが水彩画作品を完成させました。
次回撮影できましたらご紹介いたしますのでお楽しみに☆

森の中へはカッパ着用。雨がこやみになると蒸し暑さが増し
アブラゼミにミンミンゼミにツクツクボウシが鳴き出しました。


巨大な蜘蛛の巣!
直径1m以上はあろうかという大作ですが、作者のジョロウグモは
普通サイズ。これから肥えてゆくのでしょうね。 


じっと雨をうけるキボシカミキリ
触角が長~い!


こう雨続きでは休んでいられない、と活発に動いていたのはこの
ダイミョウセセリとキタキチョウ。
上空を見るとたくさんのトンボが飛び交っていました。アキアカネかな?

そうそう、梅雨時に会うのを楽しみにしている美しいビロードハマキが
いました!ピンボケすぎてご紹介できませんが嬉しかった♪

蝶やトンボをみながら草むらをゆくと

新しいオオトリノフンダマシの卵のうに出会いました。
雫をぽたぽた垂らしていました。ここではお母さんクモは見つけられず。

もう一箇所、今度は2つも!

この2つの卵のうをつくった母クモが近くにいるのではと
いつものとおり周りを探すと


いました!
幅10mmくらいでしょうか、お母さんオオトリノフンダマシです。
近くで卵のうを見守っています。

失礼して近づいてみました。




背中とお尻のほうに雨粒をつけています。

真下からみると


逆三角のつるっとした体。色や模様は葉の上でみれば鳥のフンに
見えないことはありません。目立つ卵のうに比べて大人はなかなか
見つけられないので擬態は成功しているのですね。

初めて見たとき衝撃を受けましたが、久しぶりにじっくり観察し
あらためて感動をおぼえました。自然の造形ってすごい!

この日は悪天候にもかかわらずこの他にも嬉しい出会いがありました。
次にご紹介いたします。
 

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