教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

キンカンが花盛り

2019年07月31日 | その他

久しぶりに田んぼ沿いを歩くと風に向かって飛び続ける
金色のトンボたちがいました。


なかなかとまってくれないし近づくこともできない。。


ウスバキトンボあたりでしょうか。

目の前の用水路を見れば

ハグロトンボのオスが。
私の子供の頃もいたのかな?昔は今ほど虫に注目していなかったので
おぼろげな記憶しかないのが残念。


なんのオタマジャクシでしょう?
この辺りで見るカエルはほとんどニホンアマガエルです。


近くに小さいものがいました。
昔は線の入っていない緑のカエルがいたように思いますが
シュレーゲルアオガエルがたくさんいたのかな。


田んぼ脇には白いムクゲが咲いていました。

この暑かった日の午後に母の白内障手術がありました。

「これから手術で~す」
好奇心が旺盛なので初めての体験が嬉しいのかも☆
はっきりしていて潔くクヨクヨしない。それが長生きの秘訣?

日帰り手術のため終わるのを姉と待っている間、夏の旅行の話し合い。
どこに行きたいとか何を食べたいとか誰も希望を言わないので
いつも私が行きたい高原になってしまう。。今年はどうしようかな~?


無事手術が終わって帰宅し、ふと庭の金柑の前を通ると
ブンブンうなるような羽音がしました。


金柑が花盛りとなっていました!
虫たちの奏でる音と花の香りに癒される~☆
大小のハチやアブがたくさんやってきて懸命に蜜を集めていました。

手術直後から定期的に3種類の目薬をささないといけないのですが
眼帯をはずすたび、「よく見える!」と驚きの声をあげる母。
「快気祝いにアイス食べちゃお~♪」と普段と変わらぬ元気な姿に
ひとまずほっとしたのでした。

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産卵?ホタルガの青い輝き

2019年07月30日 | 生き物

ちょうど一か月前のお話ですが散歩道に穴だらけの葉がありました。


ヒサカキかな?
ヒサカキを食害する虫といえばホタルガの幼虫です。

ホタルガは梅雨時にハタハタと飛んでいるイメージで

触覚がブラシのようにボリュームのあるのがオス


こちらがメス
ホタルガはだいたい暗いところにいるので光をあてると
青く輝いてとてもきれいです。

さきほどのヒサカキの葉裏をのぞいてみると
不思議な光景が見られました。


2つの黒っぽいかたまりにとまるホタルガ一頭


この繊維の集合体のようなものは何だろう?
何者かの繭のように見えるけれど割いて観察する勇気はありません。


ホタルガはこの塊に執着し角度を変えながら何度もお尻を差し込んでおり
どれだけ接写してもその動きを止めませんでした。


腹部先端からはクリーム色の管のようなものが出たり入ったり。。


産卵?
ホタルガはサカキの葉に産卵するものだと思い込んでいましたが
そのシーンに遭遇したことはなく、この行動が何かはわからないまま。
ネットで検索してもホタルガの産卵行動は見つけることができませんでした。


初夏の森によくぶら下がっていたホタルガの幼虫
ときどき大発生するので嫌われがち、かな?
以前、よく似たシロホタルガの幼虫に誤って触れたことがありますが
かぶれたりはしませんでした。

先日同じ木を観察に行くと、塊2つのうち長細い方は落下しており
丸い方の見かけはかわらないまま。葉は3分の2なくなっていました。

ハタハタ飛ぶホタルガを昔は気味悪がっていたけれど今は面白い。
生態が気になります。

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夕暮れいつもの顔ぶれ

2019年07月29日 | 生き物

やっと梅雨明けしましたね♪


ますます夏らしくなって森歩きが気持ちいい!
立ち止まると蚊にたかられるのでさっさといつもの公園へ。


コシアキトンボが飛び回る水辺に近寄ると


四方八方ザリガニが逃げていきます。
ここは毎年水を抜いているようですが外来種の根絶は難しいようです。


大きなミシシッピアカミミガメもいました。
皆必死に生きている。。


サトキマダラヒカゲを久しぶりにパチリ☆


優しい白茶さんは草の上。ひんやりして気持ちいいのかな?


ふぁ~~


あくびがうつる♪


黒さんはあくびしながら伸び~


タンジーにはヨツスジトラカミキリのペアが。
そう何度も見かける種ではないのにどうやって相手を見つけるのだろう?

今日30年ぶりくらいにマックシェイクを飲んだけれど内容が変わったのか
子供の頃あれだけ美味しいと思ったのにちっとも感動しませんでした。
ハンバーガーは見事に変わっておらず無言で飲み込みました。

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Blues Guitar Foreverで五感が刺激された午後

2019年07月28日 | その他

この時期なら樹液が出るクヌギを探して森に出かけるところですが
お誘いいただいて、元町中華街駅から徒歩3分のブルースバーにお邪魔しました。


ソムリエによる初心者向けワイン教室が開催されていたのです。
葡萄の品種、産地による違い、味わい方など非常にわかりやすく
選ぶのも飲むのも無頓着だった今までのワインに謝りたくなるほどの
感動と刺激がありました。
ギターと歌も目の前で聞けて五感をフル回転させ楽しめた90分間。。


誘ってくれたゆきどんに感謝☆
彼女はもともと絵の仲間でドラムを演奏するとは聞いていましたが
交友範囲の広さ、フットワークの軽さにあらためて驚きました。


画像をお借りした、夜の「ブルースギターフォーエバー」。
ディナータイムはほぼ毎日ライブを開催しているそう。
ゆきどんがドラムスとして出演するのは
7月30日(火)、8月1日(木)、8月13日(火)、8月30日(金)です。

カジュアルで一人でも入りやすく何といってもお料理が美味しい。
そしてペット同伴でもOKという大人が楽しめるお店です。ぜひ!

「Blues Guitar Forever」
横浜市中区山下町106 ラ・ポール元町1F

横浜中華街の南、朱雀門近く。
東急みなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩3分、
わかりやすい場所にあります。



17時にお店を出た後、せっかくここまで来たので丘を上がることにしました。


左側がアメリカ山公園、右が横浜外国人墓地


振り向いてパチリ。木漏れ日が心地よいです。


頼りになるゆきどんが先導。
山手十番館には素敵なビアガーデンがオープンしていました。


山手111番館
中に入ろうと思ったらもう17時過ぎ、閉館していました。


噴水公園
今もきれいでしたから5月頃はさぞ素晴らしいでしょうね♪


ベイブリッジだ~!
港の見える丘公園に来たのは何年ぶりだろう?

家にこもることが多かったこの1年。
久しぶりに遊んだな~と思えた横浜行でした。

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7月末森のいろどり

2019年07月27日 | 自然

晴れて暑くなったのでタマムシに会いに公園へ行きました。


ニイニイゼミの声が心地よい木漏れ日の森には
ヤブミョウガの白い花に


赤いミズヒキの花


涼しげなアキノタムラソウ


フシグロセンノウも♪


この花だけを見ていると長野の爽やかな森にいるような気分に♪
でもそう感じられたのはほんの一瞬で汗がぽたぽた落ちてきます。
夏らしい暑さは大歓迎!


傘の径が10mm未満のこんなキノコが多く出ていました。
オチバタケの仲間のようです。


テングタケもにょきにょきと
ベニテングタケが見たいけれどこんな低地では無理な話。。


オオシオカラトンボのメスがよいモデルになってくれました。


近づいてじっくり。。眼がきれい☆

小さな忍者や探検家があちこちで歓声をあげていて
公園はにぎやか!今が夏休みなのだと思い出しました。


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Hさんの新作パステル画(022)

2019年07月27日 | 教室風景

Hさんは旅の思い出を描かれました。


「暮れ行くラクダ列」 パステル画 F20

夕暮れ、駱駝に乗った人々が広大なサハラ砂漠を移動している
光景です。光と陰が織りなす印象的な場面を力強くのびやかな
タッチで描写されました。吸い込まれるような魅力があります。

近づいてみました。

手前から奥まで絶妙なぼかし具合で人の重なりや動き、風の流れ
を表現しました。砂漠の稜線や風紋、空の表情が画面に大きな
流れをつくる美しい構成です。情趣あふれる作品となりました。

大きな作品に取り組み幅広いモチーフに挑戦されているHさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のHさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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近所の甲虫たち

2019年07月26日 | 生き物

羽化の季節がやってきて最近3度ほどタマムシが飛んでいる
のを目撃したのですが撮影には至っていません。

タマムシほどではないけれど近所で嬉しい出会いがありました。

5㎜弱。おやっ?と思わせる何かがあり近づいてみると


とげとげ!写真で見たことがあったけれどこんなに小さいとは。
名前はキベリトゲハムシ、のようです。
フキ、アザミなどキク科植物を食べるとありますが
この葉っぱは桜の葉のような形のゴワゴワとした厚い葉で
キク科のように見えなかった。。何だろう?

近所で定点観察しているクヌギの木には昨日も

カナブンと、コクワガタのメスかな?両者ひかず押し合いながら。

ハーブ園に行くと

タンジーの花に黄色いカミキリムシ


ヨツスジトラカミキリでした。

近所のムクゲやカラムシでたびたび会えるのは

ラミーカミキリです。


ラミーカミキリといえばこの美しい浅葱色が特徴ですが


こんなものがいました。
デザインがラミーカミキリそっくり。ただ色の変異なのかな。


少し前にはこんな派手なカミキリムシにも会いました。
ニセリンゴカミキリという名前のようです。

どこに行けばタマムシに会えるかな~?
ひとまず近くの森をじっくり探してみたいと思います。


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Sさんの新作水彩画(034)

2019年07月24日 | 教室風景

Sさんは初夏のきらめきを描かれました。


「薔薇」 水彩画 F4

鮮明で華麗な彩りの花です。一枚一枚丹念に描き込まれた花びら
は厚みを意識しふっくらと瑞々しく表現されました。優しい色で
まとめられた作品からバラ園の芳しい香りが漂ってきそうです。

近づいてみました。

水を多く使い薄く全体に下塗りを施したのち極細の筆で花びらや
葉の脈を追いながら少しずつ絵の具を重ねました。非常に慎重で
丁寧な一筆の積み重ねが作品の優美さ、清らかさに繋がっています。

どの作品も明るく透明感に満ちているSさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のSさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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7月最後の教室 白く霞む森

2019年07月23日 | 教室風景

朝から降ったりやんだり。森は白く霞んで風もありません。


緑の香りに癒されます。。

7月最後の教室日でした。

そろそろ9月の作品展に出品する作品の組み合わせや見せ方を考える頃。
前回の作品展が12月だったので準備期間が短いですが頑張るのみです。


午後にHさんがパステル画を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆


みな雨宿りしているのか森で出会う生き物はいつもより少なめなのに
蚊の襲撃はすさまじくひとときもじっとしていられませんでした。


やっぱりヒルガオの葉裏をチェック。
今回のジンガサハムシには白く毛羽だったような部分が。
蛹から成虫になったばかりということでしょうか。

真っ暗な水辺に向かってあてずっぽうに撮影して見たら

今にも上陸しそうなヤマアカガエルの幼子がいました。

草原に出てもトンボたちは休んでいて

ハラビロトンボ



ショウジョウトンボもひっそりと葉陰に隠れる中


オオシオカラトンボだけは熾烈な争いを繰り広げていました。
広くない池で多くのライバルを追い払うのに必死です。


まだ咲き残るクサレダマの近くで


卵のうを守るササグモのお母さんがいました。
接写してもびくともせず。母は強しです☆

次回この森を歩くときはさすがに梅雨は明けているのかな。
青い空、白い雲の夏を早く見たいものです。



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久しぶりのカルガモ親子

2019年07月21日 | 生き物

明るいのにときおり雨がぱらついていた日


姉とともに母の病院に付き合った帰り道、水辺に立ち寄りました。
この花はアフリカハマユウ、だそうです。

少し前に手のひらサイズのカルガモのヒナを見た!というので
その場所に案内してもらいました。


カワセミが行ったり来たり

しばらく探すと

アシの茂みから一家が出てきました!


「ヒナたちがかなり大きくなった!」と母は驚いていましたが


まだまだ幼い♪


お母さんの行動をよく見ています。


ちょっと羽ばたく練習☆


口角がきゅっと上がって


みんな可愛い!

猛禽類にカラスにアオサギにヘビに・・天敵が多い水辺。
散らばって行動するヒナたちのあとを追いかけるお母さんカモは
常にまわりを警戒し安らぐ暇はなさそうです。お母さん頑張って!

私の母といえば私と姉がいつまでも撮影しているのですっかり飽きてしまい
車の近くでブーブー言いながら待っていました。元気で何より☆

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