予報通り朝からしっかりと雨が降っていました。
森の生き物はどこで雨をしのいでいるのだろう?
ドクウツギの実が熟し始めていました。
全草有毒。なかでも美味しそうに見える実が猛毒なのだそうです。
ヒメコウゾの実も色づきはじめました。
傘にあたる雨粒の音が大きく、いつものように小鳥の歌声はしませんが
頭上で鳴くこのガビチョウやウグイスの歌はよく聞こえました。
6月最初の教室日でした。
昨晩から教室はお休みしますという連絡をいくつかいただいていたので
参加される方はゼロかも‥と思っていましたが、いらしてくださってよかった。
時間中は普通の雨で、暴風雨となったのは教室後の17時以降でした。
アトリエに着けば安心ですが、バスの方は傘をさしての濡れた坂道、
バスステップ等足元の心配があります。
雪予報の時は前もって休講のご連絡をしますが風雨時の判断は難しい。。
長雨、台風とこれから悩ましい季節がやってきます。
雨なら今年生まれのカエルが上陸しているかもしれない。
水辺にいくと、元気にカエルたちが歌っており
またモリアオガエルの卵塊が増えていました。
クロコノマチョウの幼虫たちが一列に並んで可愛い♪兄弟かな?
上陸中の子ガエルには会えませんでした。
雨宿りしているゼフィルスを期待して移動すると
まだ花盛りのクララに
シロコブゾウムシがいました。
朝のうちは飛びまわっていたキタキチョウも
風が出てきた昼には低いところにとまって雨宿り。
そろそろトリノフンダマシが見られるかもと枝葉を探すと
シロカネグモの仲間が網を補修していました。
黒い毛むくじゃらのものがモゾモゾものすごい速さで動いている!
いるはずはないのに、タランチュラが頭に浮かびました。
近づくと小型のモグラの仲間、ヒミズでした。
すぐ草むらの中に逃げてしまったのでまともに撮れず残念。。
いつもの場所に今年も四つ葉のクローバーが。
みなさんに幸運が訪れますように!
雨降る森を歩く人はおらず道には落枝がたくさん。
日暮れにはワイパーを最速にしても運転が怖いほどの降りとなりました。