Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

Stony Iron.

2012年03月01日 | Weblog
今から17年ほど前、億を越える予算を使ったワシのプロジェクトが佳境を向かえ残業は200時間に届く勢いのハードワークの日々。その日も未明に自宅に帰りつき玄関に立ち空を見上げた。空には赤紫に輝く炎色反応をみせ長い尾を曳きながら低空を浅い角度で隕石がゆっくりと通り過ぎるのが見えた。尾は筋ではなくロケットの炎にようにメラメラとしていた。時間にして約3秒ほどの出来事。思わず「担当プロジェクトがヒットしますように」と願ったものだった。

画像は隕石コレクション。フロリダ州オーランド空港の売店で買い求めたもの。モロッコ・サハラ砂漠の隕鉄、アルゼンチンとシベリアに堕ちた隕鉄(ニッケル)。鉱石は勿論のこと、こういうものに惹かれてしまうのだ。因みに横の物は平成4年の大阪万国博覧会“太陽の塔”修復時に剥がされたイタリア産モザイクタイルのカケラ。赤は塔正面のギザギザ稲妻部分、緑は塔背面の“過去の顔”のコロナ部分となる。余談になるが太陽の塔はそれぞれ過去、現在、未来の顔を持つ。地下にも第四の顔があったのだが何処かに持ち去られ現在行方不明となる。

話は戻るが、まさにその大きな隕石落下を目撃した翌年に業務用「電車でGO!」プロジェクトはスタートしたのだった。
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