幸せのカケラ

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「嫌いな人」が見せるもの

2015-10-21 13:29:12 |  ├人間関係
心理学者ユングが提唱した投影法。

色彩心理的に見ると
「好きな色」はあなたの性格を表している。
「嫌いな色」はあなた自身の影を表している。

よく本や雑誌で
「赤が好きな人は行動力があって情熱的」とか
「青が好きな人は冷静で落ち着いている」
などと書かれているのは、ここに端を発しています。

この「好きな色・嫌いな色」による性格診断を
突き詰めて分析したのがフェイバー・ビレンです。


色を介して好き・嫌いの視点から見ていくと、
私が興味をそそられるのは「好き」よりむしろ「嫌い」の方。

「嫌い」なのは、自分の中にあるその部分を見たくないから。
受け入れたくないから。
否定していたいから。

だからそれが体現化されると「嫌だ!」と感じるのです。

セッションを通して色彩心理による性格分析をしてみると、
おもしろいくらいその人自身が表れます。



そしてもちろん、これは色だけに当てはまるものではありません。


「嫌いな人」
彼らが自分に見せてくるものこそ、自分の中にある影そのもの。


 “Aさんのこういうところが嫌い”


それはもしかしたら、
あなたの中にAさんの「こういう部分」と同じものがあって、
それをそれをあなた自身「嫌だ」と思っているのかもしれません。
その「あなたにとって嫌な自分」を体現化して生きているのがAさん。
だからあなたはAさんのことが嫌い。
だって自分の中の「そういう部分」を出したらあんな風になってしまうんだもの。


その部分を持っていない人から見れば「Aさんのこういう部分」は
「ああ、あの人ってああいう人だよね~」
で終わる話かもしれません。

好きでも嫌いでもない。
彼らにとっては、どうでもいいのです。


「嫌い」という感情は、「好き」と同じくらい強い…
いえ、時に「好き」よりもっと強くなることもありえる感情です。

だからこそ、そこに強くこだわってしまう。
感情が揺さぶられてしまう。
惑わされてしまう。

それは何をするにもシンドイ感覚。
人間関係や職場のストレスにも直結しますよね。


これに関する対策はいろいろありますが、
まずは「こういう自分がいる」ことを受け入れるのが第一歩。


 あ~…私にもこういう部分があるな~
 あの部分を出すとああなると思うから、Aさんのことが嫌いなんだな~…


そして自分を観察してみる。
まずはこれが第一歩です。


つづきは次の記事で♪


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