幸せのカケラ

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いい夫婦の秘訣③~「いい嫁」になろうとしない

2016-10-25 18:54:01 |  ├夫婦・結婚・恋愛
嫁って何だろう?

「うちの嫁さんが…」
と言う男の人に違和感を感じたのは学生時代。


 この人、いつまでも奥さんをよそ者扱いなの?


と、ギョッとしたものだった。

「お嫁さん」と言われて嬉しいのは
《花嫁さん》である結婚式当日くらい。

実際、広辞苑を見ると
《嫁》とは

 ② 結婚したばかりの女・新婦。
 ③ 結婚の相手としての女。

とある。
家族の一員としての配偶者とは一線を画すというわけ。

そんなことを知らずとも肌で感じていた私は、
とにかく《嫁》という言葉が好きではなかった。

もし主人が外で私のことを《嫁》と言ったら
きっと私はご機嫌斜めになる。


 「私はあなたの妻であって、嫁ではない!」


ちなみに広辞苑の《嫁》という項目、一番上にはこうある。

 ① 息子の妻。

つまり私を《嫁》と言っていいのは、義父母だけだということね。





日本における結婚は、長きに渡り「家と家」のものだった。
結婚式場に行くとよくわかる。

 ◯◯家・△△家 式場

個人名じゃないのよね。
「嫁入り道具」「夫の家に入る」とはよく言ったもの。


だからこそか、
結婚後「いい嫁」になるために
自分を殺してしまう女性は意外と多い。

ところで


 「いい嫁」って一体何さ?



・夫に従順であること?
・義父母を常に最優先する人のこと?
・家事全般を完璧にこなすこと?
・不満があっても我慢し続ける人のこと?
・自分の気持ちや意見を押し殺すこと?

そんな時代はあったかもしれない。
夫や義父母に何を言われても「はい」と言う、そんな時代が。

私の親世代だって、一部足を突っ込んでる。
でも今は…。


「いい嫁」を演じていて
伸び伸びと夫婦を楽しめるわけがない。

夫婦でいることが楽しくないのに
いい夫婦であるわけないでしょ。



いい夫婦といい嫁は、まったく違うもの。


 “いい嫁であるべき”

 “いい嫁とはきっとこういうもの”


いつの間にか植えつけられたそれに縛られているから苦しくなる。

いい嫁じゃなくてもいいじゃない。
それはあなたの築きたかった家庭じゃない、ただの偶像かもしれないよ?


 いい嫁になろうとしないこと。


それだっていい夫婦の秘訣だと思うのよ。





ちなみに広辞苑にはこうある。

《妻》
 ① 配偶者(夫婦)の一方である女。 ⇔夫

《奥様》
 ① 身分高い家の主婦。
 ② 他人の妻の尊敬語。

《家内》
 ② 他人に対して自分の妻をいう語。

《かみさん》
 ② 商人・職人などの主婦。
   気安い場合など、一般の家の主婦を呼ぶのにも用いる。

《女房》
 ⑤ 妻。内儀。




どうせなるなら「笑顔のかわいい奥さん」に。

伊藤裕子でした♡




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