イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

樹皮の模様がマクワウリに似ている ウリハダカエデ

2016-02-27 20:07:24 | 趣味・特技
カエデ科(Aceraceae); カエデ属(Acer); ウリハダカエデ(A. rufinerve)
学名: Acer rufinerve
和名: ウリハダカエデ(瓜膚楓)
英名: Redvein Maple

 樹皮の暗緑色の模様がマクワウリに似ていることからついた名前だという。葉は対生する。手のひら型ではなく、浅く3裂するだけなのでこんなのもカエデなんだと思う。5月初め頃黄色い花を総状に下垂させる。雌雄異株であり、雄花は雌しべが退化し、雌花は雄しべが退化しているというが、残念ながら今回観察した花は全て雄花だった。雌花は他のカエデと同様翼果を実らせる。翼の角度はほぼ90度。何故か熟しても直ぐには落ちず、冬もそのまま木の枝に付いているのだという。秋にはきれいに紅葉する。

5月ウリハダカエデの花が咲いた。(花巻市円万寺、2015年5月5日)



同上



葉は対生する。(同上)



花をアップ。(同上)



同上



広域公園にも生えていた。(花巻市金矢、2015年5月6日)



同上



翼果を実らせた。(花巻市高松、2015年6月9日)



秋には美しく紅葉する。(盛岡市玉山区藪川外山森林公園、2015年10月16日)



同上



同上



幹はこんな感じ。確かにウリに似てるかも(同上)

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