良平通信 <GOOD FLAT COMMUNICATION>

テンプレートを変更しました。

去年のスケッチブック日記から。

2006-01-31 01:12:50 | photo
書く事はあるのだが面倒なので。

 いつも読んでいる高野文子「黄色い本」にトツゼンじんときて泣きそうになったりする。
10月の雨、天気のせいでしょうか。
 「絵」に対する揺るぎない理解。圧倒的で総合的なセンスによって構成されている高野マンガ。
最初に入ってくるのは演出の上でのやさしさ。そして気付かされるのはゾッとする程のコントロール。それらを削ぎおとした後にやはり見えてくる芯の部分、その高野文子の人間としての優しさに涙が出てくる。

と、ここまでが日記。
 しかし高野文子という漫画家がいてよかった。彼女の描いた漫画に出会えて本当によかった。
目黒図書館でたまたま借りた「棒がいっぽん」は僕の心に、消えない、なんちゅーか傷じゃないんだけど、ガリッと強烈な跡をつけました。
 ある意味、漫画家として理想の形、スタイル。
何がどう?と聞かれても答えられないのですが、日本一です。

帽子51。回文どうでしょう。

2006-01-30 00:35:46 | CAPS(ぼうし)
 趣味ってほどではないけれど、回文を作るのが好きでひらがなの羅列を見るととりあえず後ろからもよんでみる。駅とか。
「えばらなかのぶ」
「ぶのかならばえ?駄目か?」
「むさしこやま」
「まやこしさむ?何か出来そう?」
最近見つけた短いやつを幾つか。
「今朝の酒」
「ビタミン三たび」
「魚の中さ」
「なかよしにしよかな」
「肉の国」
前に出しましたが、
「蝉の店」
「君、今井美樹」
「僕、田舎無い久保」
「暗い世の中なのよ、イラク」
 長いのはなかなか出来ません。

帽子50。回文「僕、田舎無い久保。」

2006-01-29 00:55:02 | CAPS(ぼうし)
 身障者用の駐車場や部屋を物置きや普通の部屋にしちゃったホテル東横インの西田社長の記者会見が面白かった。「市の条例に違反しました、スイマセン。」って言ってたが、その態度がケツまくってて好感がもてた。自分のことばで自分で考えた意見を語っていた。通り一遍、形式的に頭下げるだけの「申し訳ありませんでした。」より全然いい。社長の言い分は要するに、ほとんどこない客の為にスペースを空けておくのは勿体無いから使うことにしたっちゅーことね。ま、あたりまえと云えばあたりまえ。ルール違反には違い無いから見つかっちゃったらアウトなんだけど気持ちはわかる。また障害者協会みたいなトコのおっちゃんも怒っていて、これまたごもっとも。
 スタンスの違いなのよね。でも、ああいう嘘臭くない会見をした西田社長を僕は嫌いになれない。また、彼を頭ごなしに責めたりする健常者もどうかと思う。障害者やその家族が怒るのは分かるけど、アンタ誰?みたいな奴、やたら正義感の強いバカっているからね。面倒くせぇ。そんなエライのかお前は、お前等は?無理矢理ワルい奴つくるなよ。

帽子49。うぉるふがんぐあまでうすもーつぁると。

2006-01-28 00:10:08 | CAPS(ぼうし)
好きな名前にウォルフガング・アマデウス・モーツァルトってのがある。
ウォルフガングってのがいいね。響きがね。かっちょいいね。強そうだね。
「ウォルフ」ったら狼じゃん。「ガング」はもう濁点の力でねじ伏せてます。
もう最強。そしたらその後「アマデウス」。この絶妙なコントラスト。柔らかい、そして神々しい、不思議な語感。だって「アマ」は天であり、尼であり、海女であり、亜麻なんだから。(ここ、声出して読んでもさっぱり解らん。)
あ、天照大神(あまてらすおおみかみ)に似てるのか。神々しいわけだ。
神々しさをかもし出すのはそれだけではい。「デウス」は全能の神「ゼウス」を
思い起こさせるのよ。和洋折衷の神様、後光ピカーッて感じ。
その最強の男「ウォルガング」と女神「アマデウス」に続くのは何かといったら、
ドーン!「モーツァルト」。
小学校や中学校の音楽の授業で習う音楽家ってあんまりフルネームでは覚えてない。ベートーベンはベートーベン、バッハはバッハ、ショパンはショパンで記憶していて上の名前を聞かれてもよく分からんてのが普通じゃないか?みんな答えられる?思い出してみるとベートーベンはルードウィヒ・ヴァン・ベートーベンだっけか?これもかっちょいいな。「ウィヒ」がいい、「ウィヒ」が。この日本語にない
感じが。そしてそれを無理矢理カタカナにしたところもグッド。あとバッハはヨハン・セバスチャン・バッハか。名前が韻踏んでますね。いい音だ。でもショパンはわかんねーな。なんだっけショパンの上の名前。
余談だが中学の頃「なぁ、ビバルディの四季って誰の作曲だっけ?」と訊いてきたヌケた友達がいました。何言ってんのカネヨシ君。
モーツァルトに戻りますが、知らんわけですよモーツァルトのファーストネームなんて。授業で聞いた情報は神童だったと言うことくらい。
そしたら、まぁ、どうよ。
ウォルフガングで、アマデウスだそうじゃないですか。モーツァルトは。
初めて知ったときは「なるほど~。」と思ったもんですよ。よくわからないけど。
なんかぴったりなのよね。日本語にないもんね。モーツァルトって音は。
まず「ツァ」がない。ありえない。それの頭に「モー」が付かない。「ルト」にもならない。このコンビネーションで名前ってのは白紙から思いつけない。考えられない。無理。不可能。
そして「モーツァルト」の語感は軽やかな感じ。天上界な感じ。届かない感じ。
白い感じ。まさに神童。まさに天才。それもそのはず彼はアマデウス。そしてウォルフガング。ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
ま、その彼が今日で生誕250年なんですと。
いやあおめでとう、ウォルフィー。
なんでもモーツァルト聴くと頭が良くなるってよ。
草花に聴かせるとよく育つんだって。
その名の通りの神の力。素晴らしい。
「モーツァルトは滅びぬ!
何度でもよみがえるさ。モーツァルトの力こそ人類の夢だからだ。」
なんとなく、ムスカ引用、乱用。
「ひざまづけ、命乞いをしろ、モーツァルトの名のもとにひれ伏すのだ。」
やりすぎ。
僕がモーツァルトのフルネームを知ったきっかけは「アマデウス」という映画です。名前だけのイメージは神々しい限りですが人間モーツァルトとして考えたとき
この映画を一度観てしまうと他のモーツァルト像は思い浮かびません。僕の中のモーツァルトのイメージはこれしかありません。それほど強烈。怒涛のインパクト。
「アマデウス」は凄いっす。最高です。僕の映画ベスト30の中に入ります。
観てない人はぜひ観ましょう。そうしましょう。
しかし主演のトム・ホルスは映画に出ねえな。
「フィアレス」とディズニーのせむし男の声だけか、思い浮かぶのは。
お、日付が変わった。
モーツァルトの誕生日は昨日になりました。
寝るぜ。






帽子48。声、音、名前。

2006-01-27 00:07:05 | CAPS(ぼうし)
なんなんだ。一時間半かかって書いた809文字が消えたぞ、バカヤロー。
時がふっとんだ。ボスがスタンドを使ったんじゃなかろーか。
相変わらずしょーもない事を書いていたのだが、消えたらやっぱショックなのだよ。ってなわけで記憶まで吹っ飛ばないうちにもう一度。

オリエンタルラジオっていう芸人をテレビでチラッと見て面白いと思った。
♪武勇伝、武勇伝♪ってアレね。ああいうカチッとした芸は嫌いではない。
噛んだらオシマイだしね。練習してんだろうなぁと微笑ましい。
リズムと語感が気持ちいいので、真似したくなるし。
あの二人の声も大事だと思う。
メガネの方の声の高さがメリハリになってキャッチーさアップ。
同じことやっても、声が違ったら今みたいに売れてないかもとか思ったり。
ただ、テレビで生き残れるだけのトーク力があるかどうかは知らん。

妻夫木君が売れてるのは、カッコいいし、実力もあるからなのだろうが、
加えて、名前が「言ってみたくなる」音を持ってるからってのもあるのじゃないかしら。
「ツマブキクン、いいよねー。」「うん、ツマブキクンチョーカッコイー。」
下の名前なんだっけ。

「カンフーハッスル」を観た。非常によろしい。映像のクオリティが「少林サッカー」と比べて格段に上がっている。
公開時のコピーは「ありえねー!!」だった。まあそうなんだけど、でも突っ込みようがないのよねこの映画。突っ込んでどうするって所までいっちゃっているから。問答無用。チャウ・シンチーに「これはこういう映画ですから。」って言われちゃったらこちとら何も言えない。
爽快なバカバカしさと、痛快でクールなアクション。女の子と再会シーンではあろうことか涙まで出そうになっちゃったぞ。ノせられたのだが、気持ちのいいノせられかただったのう。斧頭会のダンス。ニヤリ、そしてゾクゾク。キマッたダンスシーンのある映画は正しいのだ。解っているのだ。ルールなのだ。
楽しい、愉しいエンターテイメント作品。
映画としての満足度高し。
ありがとうチャウ・シンチー。
それにしても、いい顔だチャウ・シンチー。
言いたくなる名前なのよ、これがまた。
チャウ・シンチー。
チャウ・シンチー。

帽子47。さらばナイスガイ。

2006-01-25 23:04:48 | CAPS(ぼうし)
えい、畜生。ナイスガイ・エディーことクリス・ペンが死んじゃったい。
残念だなぁ。勿体無いなぁ。味のあるいい役者だったのにのう。
太り過ぎだったのかしら。
故人とクリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・ギャロが三兄弟という渋すぎるキャストの「フィーネラル」って映画は最高ですぜ。クリス・ペンが心と身体を揺さぶる歌声を披露。痺れるぜ。題名の意味は「お葬式」ですが伊丹十三のソレとはえらい違う。イタリアマフィアのお話だもの。うふ。クリストファー・ウォーケンが斧を持ってうろうろします。斧って恐ぇーと思いました。また、まだあんまり有名でない頃のベニシオ・デル・トロも出てます。コニャックを飲むのですが、その言い方が笑えます。(俺には。)
その他出演作「レザボアドッグス」「トゥルー・ロマンス」は基本です。
あとロバート・アルトマンの「ショートカット」。ジェニファー・ジェイソン・リーと夫婦というこれまた渋い、実に渋すぎるアンサンブルキャストの逸品。
しばらく観てないな、この映画。また観たくなりましたよ。
というわけで、クリス・ペンの冥福をお祈りします。

帽子46。ニィウス。

2006-01-24 21:33:02 | CAPS(ぼうし)
爆発する。しない。
うんざりだ。ウンザリズム。
涙枯れても、かさぶたはがす。
さらば、餅。
空間を把握する能力を最大限に発揮するミジンコの叫び。
どっこいしょ。
喜びも悲しみもロールキャベツ。
何の事は無い笠智衆。
今日センセイ麻雀持って来てないでしょ。
バッカモーン。
いやん、干物アタック。
瀬戸内海の恐竜馬。
跳ねる殿さま、バッタか蛙。
もう少しで破裂、雅子様にょ。
冒頭で暴行をはたらいた膀胱炎の男、世の中の全てを解った気に。
ポリシーは針金。いつもより多いボタンでおでこを強打。
カマンベールチーズの刺青大流行。
骨までしびれて、愛して、砕けて、漏れたのはお前のせいダッ!
鼻の横に無数のホクロのような男。
文脈の薄い女。メガネにおはようゴザイマス。
あーあー五月蝿い。
やる気の無い方大歓迎!
すいません雇って下さい。
お前なんか大嫌いだ。
より気持ちよくダラダラしなさい。
シルベスタ・スタローン、宮澤喜一に怒涛の大説教!ぶちかませ!
俺はお前を愛している!カモン!!
どれほどお手洗いに行っていないのだろう。
ちょっとサボって降参しましょうか?
それとも人獲って食おか?
寒くてあと270文字。
氷点下の予想天気図をお見舞いしてやる!
白いレースのトイレットペーパー、手がすごい事に。
午後は晴れてくるくるぱー。
本官わお前を逮捕しぬ。
過去の歯無し。
頭の悪い小学生を惑わす不当な表示とは。
やや、赤ワイン!本場フランスの中華料理。
向いてる、向いてないに関わらず甘いものが大好き。
ぴろぴろぴろと鳴り響く電話、そしてチョコレートの通夜。
一気に流し込んだビターなスマイルは王様の独壇場。
何故かってそれがワシの当たり前の事。
明日は髪の毛切ろう。バリカンでズイズイいってしまおう。
食べちゃ駄目ですよ。


帽子45。明けたのですか。

2006-01-13 22:02:03 | CAPS(ぼうし)
おお、なんですか。2006年。戌年とかいってワンワン。
滞っています。平成18年。さあ、大掃除してますよ。
仕事も始まって生活のリズムを取り戻しますよ。
なんか未だに食べ過ぎなのよね。
■どうぶつかるた展
 2006年2月8日~2週間(月曜休廊)
 東京・根津 Tea&Gallery花影抄
 http://www.hanakagesho.com/index.html

 どうぶつをモデルにしたカルタ風作品の展覧会に参加します。