スーパーマーケットからの帰り道。
フェンスのコンクリート土台のわずかな平らなところに
腰を押し付けるようにして休んでいる高齢の女性を見かけました。
街路樹や植栽はあるけれど、
お年寄りがちょっと腰をおろして休めるところがない。
スーパーマーケットまで行ったけれど、ちょっと休みたい帰り道。
大きなベンチでなくてもいいんです。
人一人が荷物を置いて腰を下ろせるくらいの
小さな椅子を組み込んでください。
マンションの植栽にーー。歩道に。
遥か昔、歩道のところは暗渠で、
橋のようなところには四角いコンクリートのブロックが置いてあった。
そこに座って休んでいる年配者を良く見かけた。
あれから〇十年が経ち、小さな子供たちは若い親となり、
昔若かった親たちはそれなりの高齢者になった。
街路樹は間隔を置いて茂っているけれど・・・
小さな植栽は、マンションをとり囲んでいるけれど・・・。
そこに小さな椅子が組み込めたら~~
一斉に、人々に背を向けている大型店のソファーたち
一つか二つは、う~んと間隔を取って、
”どうぞ”の椅子にしてほしい。
お年寄りや、赤ちゃんを連れたお母さんたちは
どんなに助かるでしょう。
どうぞ、日常の中に、少しの優しさを。
(ず~っと前から思っていること。)