暁の路を行け。

平成も大ラスの昨日29日、第二子となる長男が爆誕いたしました！！

母子ともに健康です。
が、母は今、帝王切開後の激痛と戦っております。
今のところ全く身動きがとれません。

ずっと順調で来てたのに、出産予定日(26日)の健診で、まさかの逆子が発覚！
昨日、内診の結果、早く生まないと危険との判断で、これから生んじゃいましょうと、急ピッチで事が進み、12時24分、元気な産声とともに生まれました。


名前は「暁路(きょうじ)」とつけました。

平成が終わり、令和が始まろうとしている今、希望ばかりの時代ではないけれど、いつまでも美しい朝焼けが、君の人生を照らしますように。
そして君自身が、新しい時代を照らす、強く優しい光となりますように。

という両親の願いがこめられております。

どうか、とーこ共々成長を見守っていただけると嬉しいです。


友達やお世話になった皆さんには、本当は個々に報告したかったのですが、まだ痛みが強く、熱もあり、目がショボショボしてまして。
このブログとFacebookの書き込みを正式な（？）ご報告とさせていただきます。

写真とかはまだ手元にないので、もう少し元気になったら改めて色々あげてきます。

まだ生まれてません。

あれぇーー？？

予定日を過ぎたのに、まだお腹におる。

こ、こんなはずでは……

実は一昨日健診で、ちょいと厄介なことが発覚してしまい、今回「も」自然分娩が難しい状況。

あ、いちお私も子供も元気なのでご安心を。病気とかではないからな。
ただ、「38歳の出産とは」と、現実を突きつけられた。
とーこの時(36歳)もそうだったけど、どんなに若いつもりでいても、体の中はきっちり年齢分、歳を取ってるんだなと思い知ったよ。

ちなみに今回「も」と言うのは、
とーこの時は実は、予定日を過ぎても全く予兆がなかったので、促進剤を使って生んだんだよ。
なので、今回こそは自然なお産がしたかったんだけどね。たぶん無理だろうな。

その辺の経緯とかも含めて、無事に生まれたらまた報告しますゆえ。
どうか、安産を祈ってて！！
みんな、おらに元気を分けてくれ！！
お礼にたっぷり蓄えたお肉を分けてやるぞ、がはは！！
……いやほんと誰かもらってくれぇーーー！！！


さて。
明日(今日の朝)、病院で内診を受けて、いつ、どうやって生むか決めるよ。
平成の内に生んじゃいたいなぁー。

次回こそは、「生まれました」回になるはずっ！
乞うご期待っ！！

おやすー。

律の欲。

この歳になっても漫画が大好きで、自宅の本棚には漫画が溢れ返ってる。
(いちお言っておくが、小説も大好きでたくさんあるぞ。とーこを生む前はけっこう読書家だったんだぞ！)

漫画、小説その他含め、好きな本に囲まれた暮らしはとても幸せだけど……
これから更に家族が増えると言うのに、これ以上モノを増やしたら大変なことになるなあと思い始めたので、最近はほぼ電子書籍で買ってる。
あとはTSUTAYAの漫画レンタルも大いに利用してる。

電子書籍の便利さと味気のなさはどちらも説明不要だと思うんだけど、最大のマイナス点は、他の人に貸せないことだと思ってる。

基本的には、好きなものは何事も他人に共感を求めることなく、ブログやSNSに載せることもなく、自分だけでひっそり楽しむタイプの変態なんだけど、趣味が合う人と語り合ったり好きなものをオススメし合ったりするのは、やっぱり楽しい。

小学生の頃、隣の席の男の子とドラゴンボールの話が止まらなかった。

中学生の頃は、「天使なんかじゃない」を参考書に、友達と暗くなるまで幼い恋愛観をぶつけ合った。

そうやって大人になった私は、30越えても居酒屋で友人と朝までワンピースについて熱く語り合ったりしてる。

そういう友人たちと、漫画の貸し借りができないのは、ちょっと寂しい。
夫と共有できなくなったのも寂しい。
どなたか、電子書籍の貸し借りができるアプリを開発してくださらんか。

私、どうしても、
どーーーーうしても、

「凪のお暇」について誰かと語り合いたいんだよ！！！

誰か読んでる人いないの？
おばさんで既婚者で子持ちだけど、
「凪のお暇」を参考書にして、酒飲みながらだらだら恋話がしたいんだよ！！！


……予定日まで一週間切ったのに、こんな話題。

現実逃避じゃないよ。
ただただ、酒とバカ話に飢えてる。友達に会いたい。
当分は我慢だが。
欲は欲として持っておかなくては。
私が私でなくなってしまうよ。

子供が何より大切なのは間違いないけど、子供が私の全てではないし、「子供が幸せなら他に何もいらない」という考えには、どうしても行き着かないんだよな。

しばらくは赤子ととーこの世話でいっぱいいっぱいの日々になるので、その前に。
「お母さん」じゃない、「律100%」な願望を晒してみた。

当面の間、体は「お母さん」として子供たちに捧げるけど、頭の中だけは一生、私だけのものだ。
今は、小説もDVDも、テレビすら、自由に見る時間が無くて、とーこを寝かせた後に、隣で漫画読む時間がもう、楽しくて楽しくて。
読んでる最中は勿論、読後あれこれ考えを巡らせる時間も、最高に幸せ。
頭の中のプライバシーだけは、誰にも奪えない。どこまでも自由なのだ。


次ここに書く時は、「生まれました」かな？
どこまでも自由な頭の中で、子供たちのこと、今までのこと、これからのこと、考えてる。
またそのことも書けたら。

けれど、桜は。

桜吹雪舞い散る中、義父の車でドライブ。とーこは夢の中。

「桜も終わりだなあ」と義父が言う。
「そうですねえ」と返しながら、ホントは知っている。

花が散っても、桜は桜。
散ってからの人生の方が長い。

満開の桜はそれは美しいけれど、桜側からすれば、実はすごくしんどいのかも知れないなあと、ふと。
あんなにたくさんの花を一斉に咲かせて、美しい姿を数日間キープしてと、ただそこに佇んでいるように見えて、実はものすごいエネルギーで立っているのかも知れない。

けれど桜は、何度でも咲く。

散って、葉をつけて、実が成って、紅葉して散って、色んな鳥達がやって来て、雨が降って、雪が降って。
また咲く為に、季節と共に粛々と日々を送るのだ。

端から見れば静かなドラマだけど、立派に美しく、立ってる。


人生のピークも、何度もやって来る。

私の肉体が最も充実してたのは、23か24歳くらいの時。
役者として一番忙しかったのが、34歳から35歳にかけて。

毎日しんどかったけど、同じくらいかそれ以上、楽しかった。

そして36歳でとーこを生んで、初めての子育てに奮闘する日々は、「あの頃」とは完全に違うベクトルだけど、毎日しんどくて、それ以上に楽しかった。

出産予定日まであと10日。
私にもまた、開花の季節がやって来る。
この先、人生の続く限り、何度も何度も咲いてやるぞ！！


どうか、この子たちの人生にも、美しい花がたくさん咲きますように。