真夏のサーガ

とーこは日々、進歩してゐる！

新しい場所を訪れたり、知らないものを目の当たりにした時の目の輝き、全身から溢れ出る知識欲、母はそれを邪魔しないよう、でもその瞬間を逃さないよう、少し離れた所で刮目してる。


最近は、体は勿論、心の成長をすごく感じる。

おもちゃを他の子に「どーぞ」したり、自分のおやつをぬいぐるみに食べさせてあげたり。
さっき、引き出しを自分で開けて、ゲームソフトをぽいぽい取り出して、奥の方に入ってたゲームのパッケージの女の子に、おもちゃの歯ブラシで「しゃっしゃっ」て歯みがきしてあげてた。

ゲームを散らかすのは感心しないが、優しい心がちゃんと育ってて、母は嬉しいぞ！
と、良く見たらそのゲーム、

エロゲーじゃんかよ！！

おい夫、一応奥の方に隠してんじゃねーよ！！
その配慮があるなら、とーこの目に触れないとこにしまっといてくれ。

と、一人爆笑したあと、また元の位置に戻しといた。
夫の父とかが遊びに来てる時にまた、とーこに引っ張り出されて気まずい目に……の刑じゃ！

と、今年の夏もとーこのことばかりで、私自身の楽しみなんて、美味しいものを食べるか、ウチで酒飲むか、漫画読むくらいのもんで。
もうその時間がとても幸せで、この時間があれば私は何もいらない。
友達も、やりたいことも、傷ついても心折られても前に進む力だけは失わなかった、あの頃のガッツも。

毎日頭をよぎる、以前はとても大切だったはずのあれこれにはシカトきめこんで。

気づいたら、飛べない豚になってたよ！！

いや、マジで夫に、「ちょっと太りすぎじゃない？」と、非難じゃなくて心配の口調で言われてしまった。

わかっておる！！
ホントは、ずっとわかっておるのだよ！！

実際、地味にこっそりダイエットを試みては、２キロくらい減って即リバウンド、を、繰り返しておる。

ダイエットに失敗するのは、一言で言えば意思の弱さなんだけど、心のどこかで自分はこのままで良いという甘えや諦めがある証拠でして。

でも、その夫の一言があって、さすがにハッとしたよ。

あと、現実的なところで言うと、とーこの幼稚園探しのために新しくスーツが欲しいんだけど、このままじゃイオンとかのダサいやつしか着れないんだよ。
せめてあと、ワンサイズ小さくなれば、だいぶ選択肢が増えるんだ。

よかった。

今回もまた、「イオンのダサいスーツでいーや」ってなるとこだった。

来月末までに、ワンサイズダウン。
目標としては妥当だな。それでいこう。
ここまで言っといて痩せないとだいぶ恥ずかしいぞ！！
勿論、健康第一、無理せずやるから心配ご無用だ。
途中経過などまた書き込むからみんな、監視&応援プリーズよ。

と、決意を固めたら、シカトきめこんでたあれこれにまた、目が向き始めてきた。
まだ行けるかわからないけど、来月、大学の友人たちとの飲み会があるんだ。
今年はまだ、とーこを夫に預けて遊びに行ったりしてないから、今からとても楽しみだ。
あと、こっちもまだ行けるかわからないけど、来月、一本行けそうなライブがあった。今回も「来ちゃった☆」になると思うけど。
今年はとーことのことを言い訳にしてずっとウチにいたけど、時間は作ろうと思えば作れたはずだし、ホントは何もかもがめんどくさかっただけなのかも知れない。
だから太るんだよー。

これからまた、たまには一人で出かけたいなと。
そんな頻繁にはムリだけど。月1か2くらいは。
みんな、遊んでね。青木がいくわよ。

ダイエットを決意して週末、我が家に夫の友人(私にとっては先輩)たちがやってきた。当然、酒宴に。
家で飲むと好きなもの好きなだけ飲み食いできちゃうからめっちゃ太るんだよな。
でも今回は、きゅうりとおくらで頑張ったぞ！酒は飲んだけど。

今日は、とーこと二人、遊びに行って帰り、駅前でお祭りやってたので、屋台で焼き鳥、焼おにぎりを買って二人で半分こ。
チューハイを一杯飲んだところで、妖怪「子供がかわいそうババア」が出る前に退散。
律eyeでばっちり、一番アルコール度数の高いチューハイを選んだので、一杯で満足だ。

そんな夏だよ。
次回は「子供がかわいそうババア」について。

おかーしゃん、あーちょーぼ(お母さん、遊ぼ)。

しかし暑いね。

こう暑いと、とーこを外に連れて行くのも気を使うよ。
まさに「死ぬほど」暑いからな。

日中は大体、市の児童館か、有料のキッズルームにいる。
もしくは、夕方涼しくなってから近所の公園に連れて行くか。

もはや「子供はお日様の下で思いっきり遊べ」なんて時代ではないのだな。寂しいけど。
この先もずっとそうなのかな。

と、憂鬱になったりするけど、それだけではホントにこの先はきっと酷くなる一方で。

とーこをエアコン慣れさせない、この暑さと渡り合えるくらいの強い子供に、育てたいのだ。
そう思ってウチでは部屋の温度が30度を超えるまではエアコンを使わないようにしてる。
とーこは常にしっとり、私はびっしょりしてるけどな。それでもまあ、頑張ってるよ。

とか言って。
今年から寝室にエアコンを設置したぞ。
初めて冷房入れて、「あ゛～～、極楽」てベッドにのぺーってしたら、とーこが笑った。
「ごくらく」って響きが気に入ったらしい。
何回も「極楽」て単語を言わされたよ。

そんな夏だよ。


とーこはちょうど一歳半。
ほぼほぼ赤ちゃんだけど、もう幼稚園探しが始まってる。

早くね？

いや、遅いんです！！(眼鏡キラッ)

もう戦いは始まってるんです！！


え、誰！？な、なんかスイマセン！！

と、焦って幼稚園探しを始めてみたが、とーこ母、完全に出遅れた感がある。

最近は私らのような庶民が行くような幼稚園でも、人気のところは倍率が高いし、親子で面接があったりと、私が想像してたよりもなんか、苛酷だし殺伐としてる。
幼稚園選びなんて、3歳になったら始めて、よほど高望みしなければ好きなところに入れると思ってたよ。

とりあへず資料でももらいに行こうと、一番近所の幼稚園へ。
いつものすっぴん&よれよれTシャツじゃまずいよなー、と、最低限の身だしなみを。

律氏近影。
どう？ふつーーのお母さんに……見える？？
ウシジマくんに出てくる板橋ってやつのピース(名場面)をイメージしたが、読み返してみたら全然違ったよ。

そして、いつもかぶってるこの帽子を取ると

こうなってる。

これはね、許してちょんまげヘアーだよ。

幼稚園の前まで行って、外で水まきしてる関係者の方に聞いたところ、パンフレット的なものはないので、ホームページを見てくれ、とのこと。

もしも、中に通されたりしてたら、帽子取らざるを得なかったな。あぶねー！！
そしたら「許してちょんまげー！」って頭下げながら帽子取るしかないね。
幼稚園落ちるわ！！


と、慣れない&似合わないことに頭を悩ませながら、一度しかない、とーこ一歳の夏を楽しんでるよ。





とーこ、大きくなったでしょ。
なぜか私も大きくなってる。あれぇー？



これは雀を観察するとーこ。

みんなも安全で楽しい夏をね。