3-1からの続きです。
○ 雨の四条
参拝を済ませてバスに乗ると、雨が突然降り始め、車窓に打ち付けるほど激しくなったので、降りる気がしなくなりました。
バスが四条に入ったところで(そうだ、雨でも濡れない、アーケードのある錦市場を散策しよう)と思いつきます。
バスを降りましたが、(おっと、今市場を通ったら、空腹が加速するからやめておこう)と思い直しました。
今日は、ほとんどものを食べていません。
一人で食べても味気ないので、マイコと再会したら、夜たくさん食べようと思って空腹をためこんで?います。
○ 菅大臣神社
そこで菅大臣神社に行くことにして、身体の向きを変えました。
にぎやかな大通りから一本外れただけで、ひとけがなくなるのが京都の町。
途中、間口の広い呉服問屋の啓明商事前に「与謝蕪村宅跡」の石碑を見かけました。
道が不安になってきたので、ちょうどお客さんを見送った着物姿の料亭のおかみさんに聞いて、ようやくたどり着きました。
ここは菅原道真ゆかりの神社ですが、名前にちなんで、菅・元首相も参拝に訪れたと聞いています。
狛犬が3体いて、うれしくなります。
棲みついているらしい猫も二匹。雨宿りしていました。
○ 火水天満宮の神事と神輿
参拝を終えて神社を出たところで、ちょうど宿に帰れるバスが来たのでとび乗りましたが、まだ暗くなっていないため、宿の先にある火水天満宮に行くことにします。
天満宮続き。
市内の天満宮巡りもありますが、御朱印ではなく、芋版のようなスタンプを集めるようでした。
火水天満宮は、ネイチャーな名前が前から気になっていました。
火災と水害から守ってもらえるのでしょうか。
神社前に着くと、白いハッピを着た男性が大勢いました。
氏子たちが集まっています。
ポスターを見ると、ちょうどこの日の午後に、この天神様の神輿の練り歩きがあったようです。
本殿では、雅楽の生演奏付きで、正装束に身を包んだ神主さんたちが神事を行っていました。
神事を前に、頭を垂れている正装の人々もいます。
町内の関係者でしょうか。
その横で、若い衆たちが神輿をかついで、社務所の中へと運び込んでいました。
「せいや、せいや」と掛け声をかけて、迫力満点。
氏子たちの手で荒々しく神輿が収められ、そのすぐ横では静けさに包まれた神事が行われるという、不思議な光景。
そう広くない境内に、関係者がいっぱいおり、一般参拝者は私くらいだったため、神事と神輿の邪魔にならないよう、少し離れたところから式次第を眺めていました。
○ 北を守る玄武神社
それから、地図を見て気になった玄武神社へ。
配送の人に聞いてもわからず、近所の人に教えてもらった、小ぢんまりとしたところです。
かっこいい名前ですね。
白虎神社や青竜神社、朱雀神社も、あるのでしょうか。
調べてみましたが、四神の名前がついているのは、ここだけのようです。
摂社の三輪神社には、陶器製の狛犬が据えられていました
○ 小野篁と紫式部の墓参り
さらに歩いて、北大路にある小野篁と紫式部の墓所もお参りしました。
なぜこの二人のお墓が隣り合わせにあるのかというと、紫式部は小説を書くことで、登場人物の心をもてあそんだ罪深き人であり、地獄に落ちないように、小野篁にそばについていてもらっているからだとか。
えっ、それって誰の解釈なんでしょうね?
どちらも時代を超えたスーパースター。あやかりたいものです。
安倍晴明に小野篁と紫式部。
今日は久しぶりに墓マイラーとして動けて、満足。
○ 鶴屋吉信
宿のそばには、京菓匠鶴屋吉信の本店があります。
通りすがりの朝夕に眺めていますが、いつも閉店している時間ばかり。
この時は開いていましたが、そろそろ夕食の時間なので、通りの向こうから眺めるだけにしました。
○ おばんざいビュッフェ
夕方になり、宿に戻って一足先に部屋でくつろいでいたマイコと合流。
四条にあるおばんざいビュッフェに出かけました。
おばんざいを食べるのは、初めてというマイコ。
「野菜メインの大皿料理ってことでいいの?」
「うん、まあね」
それでいいのかな?と思いながらも、私もその認識です。
人気のお店のようで、店内は人でいっぱい。外国人も何組か見かけました。
ヘルシーな食材でおいしかったけれど、もう少し料理の種類が豊富ならよかったね、との感想。私も同感です。
日中おなかをすかせていたので、たくさんおかわりしました。
野菜メインなので、たくさん食べても罪悪感がわかないのがいいところ。
今日もネギいっぱい~!
○ 自転車盗 許さしまへんぇ
おなかをさすりながら帰り、コンビニでスイーツとカクテルを買いました。
コンビニに貼られていたポスターに注目。
きれいに着飾った舞妓さんが、自転車盗難撲滅運動のたすきをかけています。
京都らしいどすな~。
部屋へ戻り、ゆっくり過ごしました。
朝1回、夜2回大浴場に入っている、贅沢な日々です。
4-1へ続きます。
◆ のんびり京都巡り index
○ 雨の四条
参拝を済ませてバスに乗ると、雨が突然降り始め、車窓に打ち付けるほど激しくなったので、降りる気がしなくなりました。
バスが四条に入ったところで(そうだ、雨でも濡れない、アーケードのある錦市場を散策しよう)と思いつきます。
バスを降りましたが、(おっと、今市場を通ったら、空腹が加速するからやめておこう)と思い直しました。
今日は、ほとんどものを食べていません。
一人で食べても味気ないので、マイコと再会したら、夜たくさん食べようと思って空腹をためこんで?います。
○ 菅大臣神社
そこで菅大臣神社に行くことにして、身体の向きを変えました。
にぎやかな大通りから一本外れただけで、ひとけがなくなるのが京都の町。
途中、間口の広い呉服問屋の啓明商事前に「与謝蕪村宅跡」の石碑を見かけました。
道が不安になってきたので、ちょうどお客さんを見送った着物姿の料亭のおかみさんに聞いて、ようやくたどり着きました。
ここは菅原道真ゆかりの神社ですが、名前にちなんで、菅・元首相も参拝に訪れたと聞いています。
狛犬が3体いて、うれしくなります。
棲みついているらしい猫も二匹。雨宿りしていました。
○ 火水天満宮の神事と神輿
参拝を終えて神社を出たところで、ちょうど宿に帰れるバスが来たのでとび乗りましたが、まだ暗くなっていないため、宿の先にある火水天満宮に行くことにします。
天満宮続き。
市内の天満宮巡りもありますが、御朱印ではなく、芋版のようなスタンプを集めるようでした。
火水天満宮は、ネイチャーな名前が前から気になっていました。
火災と水害から守ってもらえるのでしょうか。
神社前に着くと、白いハッピを着た男性が大勢いました。
氏子たちが集まっています。
ポスターを見ると、ちょうどこの日の午後に、この天神様の神輿の練り歩きがあったようです。
本殿では、雅楽の生演奏付きで、正装束に身を包んだ神主さんたちが神事を行っていました。
神事を前に、頭を垂れている正装の人々もいます。
町内の関係者でしょうか。
その横で、若い衆たちが神輿をかついで、社務所の中へと運び込んでいました。
「せいや、せいや」と掛け声をかけて、迫力満点。
氏子たちの手で荒々しく神輿が収められ、そのすぐ横では静けさに包まれた神事が行われるという、不思議な光景。
そう広くない境内に、関係者がいっぱいおり、一般参拝者は私くらいだったため、神事と神輿の邪魔にならないよう、少し離れたところから式次第を眺めていました。
○ 北を守る玄武神社
それから、地図を見て気になった玄武神社へ。
配送の人に聞いてもわからず、近所の人に教えてもらった、小ぢんまりとしたところです。
かっこいい名前ですね。
白虎神社や青竜神社、朱雀神社も、あるのでしょうか。
調べてみましたが、四神の名前がついているのは、ここだけのようです。
摂社の三輪神社には、陶器製の狛犬が据えられていました
○ 小野篁と紫式部の墓参り
さらに歩いて、北大路にある小野篁と紫式部の墓所もお参りしました。
なぜこの二人のお墓が隣り合わせにあるのかというと、紫式部は小説を書くことで、登場人物の心をもてあそんだ罪深き人であり、地獄に落ちないように、小野篁にそばについていてもらっているからだとか。
えっ、それって誰の解釈なんでしょうね?
どちらも時代を超えたスーパースター。あやかりたいものです。
安倍晴明に小野篁と紫式部。
今日は久しぶりに墓マイラーとして動けて、満足。
○ 鶴屋吉信
宿のそばには、京菓匠鶴屋吉信の本店があります。
通りすがりの朝夕に眺めていますが、いつも閉店している時間ばかり。
この時は開いていましたが、そろそろ夕食の時間なので、通りの向こうから眺めるだけにしました。
○ おばんざいビュッフェ
夕方になり、宿に戻って一足先に部屋でくつろいでいたマイコと合流。
四条にあるおばんざいビュッフェに出かけました。
おばんざいを食べるのは、初めてというマイコ。
「野菜メインの大皿料理ってことでいいの?」
「うん、まあね」
それでいいのかな?と思いながらも、私もその認識です。
人気のお店のようで、店内は人でいっぱい。外国人も何組か見かけました。
ヘルシーな食材でおいしかったけれど、もう少し料理の種類が豊富ならよかったね、との感想。私も同感です。
日中おなかをすかせていたので、たくさんおかわりしました。
野菜メインなので、たくさん食べても罪悪感がわかないのがいいところ。
今日もネギいっぱい~!
○ 自転車盗 許さしまへんぇ
おなかをさすりながら帰り、コンビニでスイーツとカクテルを買いました。
コンビニに貼られていたポスターに注目。
きれいに着飾った舞妓さんが、自転車盗難撲滅運動のたすきをかけています。
京都らしいどすな~。
部屋へ戻り、ゆっくり過ごしました。
朝1回、夜2回大浴場に入っている、贅沢な日々です。
4-1へ続きます。
◆ のんびり京都巡り index
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