9月28日

 @rinakko
 昔日本に幻音ありきいつせいに鶴は樂音のごとく立ちにき──葛原妙子
 鳥も傀儡も花一舟の別れかな──中村苑子
 #詩歌蠱術函






 @rinakko
 昼ビール部です。ぎょぎょぎょうざ。
 

 @rinakko
 お昼ごめん。畦野のニンニクラーメン三十郎にて、Kラーメンちょい辛。その名に恥じぬニンニクたんもり。
 

 @rinakko
 初めての駅にて、駅ビール部。
 

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9月26日(読んだ本、『幽界森娘異聞』 再読)

 @rinakko
 【幽界森娘異聞/笙野 頼子】
 
 “「お茉莉は上等」だから愛されました。もし下等になったら、それでも森父は愛してくれたでしょうか。泥棒もお茉莉は上等ってそう言う森親父は、「泥棒は悪い、だからお前も悪い、でもお前は私の娘だたとえ悪くても」とは言わなかった。上等でなければ娘ではなかったのか。”

 偏愛本。「森茉莉が好き」と言ったとして、でも私の好きな森茉莉と他の人たち(例えば所謂ファン、とか)の好きな森茉莉は同じではないかも知れない。…という感覚はわかる。で、笙野さんにとっての “好きすぎる程だった純文学境界例異色作家”の森茉莉は、ここでは“森娘”として語られる。無批判な心酔からは程遠い直ぐな眼差しが、森娘に注がれている。
 終盤の、森娘の好きだったハンバーグを食べようと出かけたのにその店(スコット)にたどり着けず、偶然にこれまた縁の蕎麦屋に行きつく件もぐっとくる。

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9月25日

 @rinakko
 きのふ心ゆるせしひとと聖餐の共にナイフをあやつり畢る──塚本邦雄
 犬のかたちの夕闇が戸より入って来る──西川徹郎
 #詩歌蠱術函







 @rinakko
 おはよございます。うちの『ゆめこ縮緬』(これを並べずにおれようか)。
 

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9月24日(読んだ本、『愛別外猫雑記』 再読)

 @rinakko
 こなぐすりぶちまけざまにほしのこえ こんな荒野に生みおとされて──佐藤弓生
 アンモナイト死は円心にしてけぶる──高岡修
 #詩歌蠱術函





 @rinakko
 【愛別外猫雑記 (河出文庫)/笙野 頼子】
 
 “その後の私には人間の多くが、ブリューゲルやボッシュを連想させる、地獄絵の化け物に見えるようになった。野良猫を見ていると都市の土地と人の暗黒面が実は見えてくる。”
 “出来ない事が出来て救えないはずのものが救えた喜びは、世界がこちらに向かって裏返ったようだった。”

 再読。外猫問題との格闘記。時系列を意識してこの作品を読み返してみると、笙野さんの怒りの射程が外部へと向かってぐっと伸びていく、その端緒ともなった経緯がこの一冊のなかに詰まっている…という印象が強い。そも猫好きではない、特に子猫が苦手で触ることも出来ない主人公が、外猫たちそれぞれの個性を知り、友として彼らを守り抜こうとする姿にただ打たれる。

 

 

 @rinakko
 【とつくにの少女 8 (BLADEコミックス)/ながべ】を読んだ本に追加

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9月23日(甲東園、「三代目 麺家 あくた川」)

 @rinakko
 垂れ下る空に壓されて一日づつわが沈みゆく地下よ深かれ──齋藤史
 胎内や/爪に火ともす/人差し指──高柳重信
 #詩歌蠱術函






 @rinakko
 昼ビール部、からのお昼ごめん。甲東園の、三代目 麺家 あくた川 にてデフォの並盛り。家系、めためたひさしぶし。むまかった。
 

 




 @rinakko
 秋の本整理、はじめました。唐突に発作的にむらっとして。

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9月21日(仁川、「宝麺 えびす丸」)

 @rinakko
 森林にをぐらき洞あるところけもの入りゆかず鳥入りゆかず──葛原妙子
 われら滅びつつあり雪は天に滿つ──西東三鬼
 #詩歌蠱術函






 @rinakko
 曇天、阪神競馬場。
 

 @rinakko
 昼ビール部です。
 

 

 @rinakko
 お昼ごめん。宝麺えびす丸にて、冷やし鯵塩ラーメン。今日、私には寒いくらいなのじゃが(>_<)、夏の名残りに冷たい麺を。めちゃ美味かった。
 

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9月20日

 @rinakko
 【幼さという戦略 「かわいい」と成熟の物語作法 (朝日選書)/阿部公彦】を読んだ本に追加
 

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9月19日

 @rinakko
 【渋谷色浅川/笙野 頼子】を読んだ本に追加
 

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9月18日

 @rinakko
 花好きの葬儀屋ふたり去りしあとわが家の庭の菊 首無し──寺山修司
 火蛾に対ひ われも獣面となりゆくらし──鷲巣繁男
 #詩歌蠱術函








 @rinakko
 これからワンス・アポ‥みりゅ。
 

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9月17日

 @rinakko
 天上縊死・松の葉うたをそらんずる天のゆふぐれひとごゑもせず──葛原妙子
 彼の世へのまばたきとして蝶ひとつ──高岡修
 #詩歌蠱術函







 @rinakko
 【てんたまおや知らズどっぺるげんげる/笙野 頼子】
 
 超前衛純文学作家「笙野頼子」が、純文学論争小説を書く為に急遽復活させた沢野千本。
 (めも 沢野千本: 二百回忌(この時は沢野センボン)、渋谷色浅川(表題作だけ1996年で登場2度目)、タイムスリップコンビナート、てんたまおや知らズどっぺるげんげる

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