本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
7月29日
@rinakko
お昼ごめん。「麺と酒 蔵一」にて、“せとうち冷やし醤油そば”のメンマ増し。私、冷たく〆た麺が好きすぎる。おいじかった
7月28日
@rinakko
【レクイエム (白水Uブックス―海外小説の誘惑)/アントニオ タブッキ】を再読した本に追加
再々読。今年の7月を惜しんで。7月30日の日曜日にはちょっとフライングだけど。前回読み返したのが7年まえの7月なので、7年前の私は同じことを思い付いたらしい。
“いいかい、お若いの、このままじゃいけないよ、現実の側と、夢の側、二つの側で生きることなどできっこない。”
7月27日
@rinakko
【寡黙な死骸 みだらな弔い/小川 洋子】を再読した本に追加
再読。幾度目かの。連作短篇集なのだが、その繋がりの思いがけなさと不気味さがいつまでも後をひく。「白衣」から「心臓の仮縫い」「拷問博物館へようこそ」の流れがとりわけ好き
7月26日
@rinakko
【星旅少年3-Planetarium ghost travel- (パイコミックス)/坂月 さかな】を読んだ本に追加
そういうことだったのか…! の巻だった。ウーノさんが可愛かった。あと、「ふくろラーメン うず」で使ってたのがスガキヤのラーメンフォークで、ふふっ…となった。
7月25日
@rinkko
【凍りついた香り/小川 洋子】を再読した本に追加
再読。幾度目かの。とても好きな作品なのだが、今読むとあらためて、弘之のような子どもについて使う「ギフト」「ギフテッド」という言葉の皮肉を思わずにはいられない。傍からは贈り物に見える。でも。
“「静けさが何より大事なんです。匂いをかぎ分けようとする時、人は誰でも自分が抱えている広大な過去の世界へさ迷い出て行きます。過去の世界に音はないんです。夢が無音なのと同じです。その時道標(みちしるべ)になるのはただ一つ、記憶だけです。」”
7月24日
@rinakko
【祈りの島/服部独美】を読んだ本に追加
隅々まで堪能した。続篇として期待していたけれどシリーズの第2作とまでは思わず、まだまだ続くなんて嬉しい。
人間の脳を喰って体を乗っ取るカタマイト(侏儒)、時を超える舟、『永遠の存在』であるという旅の劇団、祈りの島を指し示す一角獣の浮彫、聖マンゴーの残した文章、教皇庁の思惑、〈シルバリン〉…。鏤められた言葉が符牒のようで、解けきれない謎が気になる。
7月23日
@rinakko
夏の間はほぼワンピースで過ごす。で、ソーイングビー5に出ていたロラトゥが、エズメにポケットを褒められた時に、「ええ。女性には必要よ」とさらっと答えたのが格好良くて印象に残っていて、以来ポケットのないワンピース(殆どそう)を着るたび、「女にはポケットが必要よ! もう!」ってなる。
7月22日
@rinakko
お昼ごはん。紅屋食堂にて親子丼~ 美味しいお出汁がじんわり。卵のとじ具合も丁度いい。奇を衒わない親子丼。こういうのがいいんだ
7月21日
@rinakko
【教皇庁の使者/服部 独美】を再読した本に追加
再読。大変好みな幻想小説。『祈りの島』のために先に読み返したら、断片的にしか覚えてなくて…面白かった
“書物を読んで頭の中に生じるものは、模型のようなものなのだ。好みに添うよう変形を加えられた模型。さらにそこに好悪や個人の思いが加わるなら、元の形を想像することすら困難なほど奇怪に歪んだ、あるいは逆に驚くほど美しい形に他者からは見えるものかもしれない。そして恐ろしくも滑稽なことに、当の本人は自身のこしらえた模型をしごく正常(まっとう)なものとして、他人には異(ちが)って見えることがある、などとは考えもしないのだ。”
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