私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヨコスジフエダイ:マギーらわしいぞっ!の巻  釣査113種目

2017-09-05 07:02:39 | 海水魚
2017年9月3日(日) いきつけの漁港リターンズ

体長5cmほどのヨコスジフエダイである。体長40cmにもなるという。


昨日、久しぶりに漁港へ行き、すっかり顔ぶれが変わってることに驚いた。
「まだまだオモロイのん、おるかもしれん」
そう考え始めると、やめられない・とまらない、○○○えびせんになってしまう。

夏産卵の、例えばカワハギやアイゴなどの幼魚は沿岸の浅海域へとやってくることも知った。
(日本魚類学会の無料PDFって便利よなあ)
なんせコチトラ「海の魚」のことは、ズブの素人。
やっとこの1年足らず足繁く通いだしたのである。

「え~っ、また同じとこ行くん。嫌や。」 かみさんの反応もごもっとも。
「今日は、冷凍エビも持っていくけえな。サビキも買っちゃるし(使わんケドね)。」

(長い文に飽きられても困るので写真チョコチョコ入れとかんとね)

到着。
日曜日のため、水上バイクなどブンブンうるさいんもようけおる。

ま、人は人やからね。

あれっ? カワハギの子がたまにくるだけや。

「父さ~ん。釣ったよお!」 クロダイの子である。
「お~っ! ようやった。」 最近、キチヌばっかだったので、何かうれしい。

エサをエビに代えてもとんとアタリなし。
むき身にして、やっとキュウセンやホンベラ。
「お前ら、とことん過保護ちゃうか? 剥いたらんと喰わんのんかいっ!」

釣り人も増えてきて、あんまりウロウロできんくなってきた。
日も高くなってきたし、そろそろ店じまいせんといけんかの。

と、突然するどいアタリ。カワハギのヌボーッとしたアタリとはちゃう。
上がってきたのがコイツだった。


「なんじゃこりゃ?」えらい黄色黄色した熱帯魚(か阪神か?)みたいやんけ。
少なくとも実物を釣ったことはおろか見たこともないハズなのである。 (何せすぐ忘れる)
バケツにすぐ入れ、撮影道具をすぐ用意して、ついでにスカリをすぐスタンバイ。 (あ~忙しい)



「図鑑で見たフエダイに似とる気がするケドなあ。」
「帰って調べんといけんねえ。」
名前が全然分からないにしても、日本の魚なら図鑑もある。ネット検索もたやすい。
何なのか楽しみでたまらない。

こうなると、かみさんが釣れるまで粘ろうやないか。

しばらくしてまた、私が釣った。すまんのう。


帰宅後、かみさんが図鑑担当、私がネット検索担当である。
「タイ、タイ・・・・・・、父さ~ん、のっとらんよお。」 (タイで出てくるわけがない)
「フエダイって入力して・・・・・・画像検索・・・・・・おったよ!」 (何と3枚目の画像でしたわ)

「ヨコスジフエダイじゃって・・・・・・なんじゃとお!」 名前がわかってビックリ!
どこがヨコスジなのかいな?
魚のシマ模様は、頭から尾へ伸びるのがタテ、背から腹へがヨコなのである。
ヒトと同じにしてるのである。(たまたまヒトは立ってしまったけえの)

さらに念のため調べていくと
「ヨコスジフエダイと非常によく似たタテフエダイがいる」という。

ん? ヨコとタテでそっくりだとお? どういうこっちゃ?


「え~。ヨコジマのハンカチがあるのね。これをパッとやるとね、タテジマに変わるのよ。不思議でしょ?」
そんなんマギー司郎のマジックじゃんか。

再び、ネット検索。 確かに同じ種にしてもいいくらいそっくりだ。
なんのことはない。 どっちもタテジマなのである。

こりゃあ、和名に「やや難」があるわなあ。


この日、竿じまい寸前にも小さいのん追加。


私にだけ釣れたというのに、かみさん全然くやしがらない。
そのくやしがらない様子が、またくやしいのであった。

最後に、2日間の釣果



コメント (2)
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