私魚人(あいうおんちゅ) ~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。もう、胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ。何種釣れるか?

マナマコ釣る人の巻

2017-01-26 21:30:09 | 釣り
 2017年1月26日 木曜日

ようやく寒波も緩んだ。
こういう日は新規開拓である。
こんな漁港に立ち寄ってみた。


澄んでいてメバルやチャガラの姿もチラホラ見える。


さっそく180cm竿を出してみる。
が、ここでも相手をしてくれるのはクサフグとアカオビシマハゼだけ。
地元の方なのだろうか、声をかけられる。
「釣れとるか?」
「いやあ、クサフグとアカオビシマハゼだけですわ。」
「食わんじゃろ? 魚ずいぶん減ったけえなあ。もっと長い竿使やあええがに。」
「まあ、そうなんですが・・・。何が良く釣れますか?」
「メバルじゃろ。カサゴじゃろ。カレイじゃろ。あとナマコかのう。」
指折りながら教えてくださる。
「えっ! ナマコ釣るんですか?」
「ほうよ。あの波止の先で釣っちょろう。あの人ナマコで。」
「見に行きますわ。」 一体どうやって釣るんだろう?

「釣れますか?」
「今日は全然ダメじゃ。」 釣り人からこの言葉以外を聞いたことがないわ。
おじさん、投げ釣りである。仕掛けが数本置いてある。
「フグのカットウ仕掛けですか?」
「ほうよ、よう知っとるな。その仕掛けをちょいといじってな、投げてナマコ引っかけるんよな。」
ブンッ! ジリジリジリジリ・・・・・・投げては巻き、投げては巻きを繰り返す。
イケスを覗くとアオナマコが数尾。


「よう釣っとられるやないですか!」
「ダメよな。アオばっかしやし。アカ、すっかり釣れんようになってしもうたわ。」

アオナマコでも十分うまいと思うのだが、ここらあたりではアカナマコが数段価値が高いのだ。
どちらも一応マナマコという1つの種にまとめられてはいるが、
砂泥域を好むアオナマコと岩礁帯を好むアカナマコでは遺伝子がかなり違い、別種という意見もあるようだ。

それにしてもナマコを釣るとはねえ。
ホントいろんな釣りがあるもんだねえ。(あんたが言うんかいっ!)





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臺灣白甲魚(クチマガリ)の幼魚をガサで採るの巻      台湾釣(ガサ)行記㉙

2017-01-26 17:26:24 | 台湾の魚たち
 2016年12月25日 日曜日

クチマガリ(臺灣白甲魚)の幼魚である。


台東市をはなれ再び台湾西南部へ。
この日は、比較的大きな河川の上流部へ向かう。
この年の3月、友がタニノボリの仲間・臺灣間爬岩鰍( Hemimyzon formosanus )を採ったポイントである。


あわよくば今回他のタニノボリ類もゲットできんかな、なのである。

ところが採集ポイントである支流の渇水は目も当てられんのであった。


チョロチョロと流れる支流の水はいつしかしみ込み枯れ川となる。
乾いた川原には「たくさんの働く車たち」が平たく整地したようすが広がっている。
働く車たちの残したワダチに沿って歌いながら枯れ川を1kmほど下るとようやく本流にぶつかる。
「ワダチ馬鹿よねえ~、お馬鹿さんよねえ~。」 コホンッ!
何せやたらゴロゴロと丸石が積み重なり、歩きにくいのなんの。
「なんで上流部・渓流域にこんな丸石が・・・・・・?」の疑問は
やがて自分なりに理解できたのであるが、今は書かない。
日本でも毎年おなじみである河川工事、台湾でもアチコチで行われていた。
工事で造られたいくつかのタマリで水中撮影や釣り・ガサをする。
タイワンハナマガリなどの幼魚がたくさんいるが、釣りではまったく相手にされない。

支流は水もほとんどないだけでなく、石が細かいシルトに埋まっている。
水生昆虫類もタモ網に入らんという最悪の状態である。
やむ無く本流の際にできた浅いタマリで採集できたのであった。

このクチマガリ(臺灣白甲魚)、上流域で普通に見られるらしいが、私は初めて会ったので普通でなくうれしい。
中国大陸にも生息しているとのことだが、中国大陸で会った記憶はないし。
大人になると30cmを超えるそうなのでいつか釣ってみたいもんだ。

しっかし、この口じゃもんなあ。何をエサにすればよいものやら・・・・・・。

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4日目の朝・「萊灣民宿Lrayuwan 」とお別れの巻      台湾釣(ガサ)行記㉘

2017-01-24 07:40:59 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 日曜日

「萊灣民宿Lrayuwan 」2泊目の朝食である。


メニューは昨日と違うし、相変わらずフルーツたっぷりで食いきれんくらいだ。
サービスの台湾産挽きたてコーヒーもとてもうまい。
昨夜、腹を壊した友は指をくわえて見とるだけ。
「食べられないから」と言っても「お客様だから」と彼の前に並べられとるのだ。

「このまま一泊500台湾元(約1850円)じゃ申し訳なさすぎるで。」
「何かお土産でも買うか。」
リビングを見渡す。


小さなポーチが600台湾元(約2200円)で売られとるのを見つける。
私はデジカメケースとして、友はパスポート入れとして使える。


「ロゴのナマズが気に入ったわ。」
「えっ? トラとちゃうん?」二人のくだらん言い合いが続く。
ご主人「鈴でっせ。ほれ、リボンのとこについとるがな。」 どっひゃー。

支払おうとすると
「500台湾元(約1850円)でいいよ。」といきなりディスカウントしてくださる。
「いや、安くして貰うわけにはいかない。これは民族伝統の誇りの品物でんがな。」
と、カッコイイねえ。
サイフから60台湾元を差し出す。
「ケタ間違えとるで。」と、友のお言葉。
カッコワル~!

さ、出発じゃ。

グーグル翻訳を利用して民宿のおじさんおばさんへ。
現在照顧。
這是一個非常漂亮的床和早餐。
膳食也是最好的。
非常感謝你。
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クリスマスイブの過ごし方の巻      台湾釣(ガサ)行記㉗

2017-01-22 21:00:58 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

友のおすすめで台東市の民宿へ戻る途中にある有名な弁当屋に立ち寄ることにした。
弁当屋といっても歴史的建造物をしっかり保存した大きな「道の駅」である。
かつて日本が統治していた時代に造られた駅と列車、そして当時の学校を大切に保存し、活用しているのだ。
観光地は苦手なのだが、300円未満の弁当を2つ買ってから、友に案内してもらった。


敗戦後、中国や韓国など隣国の強いバッシングにさらされている日本。
戦争は命や領土を奪うだけでなく、歴史や文化・言葉、そして自然さえも奪ってしまう。
台湾の小さな川魚に「タカサゴオイカワ」という日本名がつけられていることでも分かる。
「今日からアブラボテと呼んではいけない! Oily Bittering と呼ぶこと!」
なんて言われた日にゃ、釣りにもまともに行けまへんで。
だから反日感情がわくのも自然な流れかもしれんなあと勝手に想像していたのである。

ところが台湾は文化や施設保存も含め、親日的な対応に満ち満ちているのであった。

ともあれ今夜は「豪華厚切り煮込み豚バラ肉2枚入り弁当」である。
クリスマスイブになんとふさわしいことか!


民宿へ戻り、コンビニで飲み物を買い、シャワーをたっぷり浴びて、がっついた。
「うま~い! うま~い!」
名物にうまいものなし、という先入観もコナゴナに破壊されていく。
念の為に買ったつまみ類に手を出すこともできんくらいのボリュームである。

あまりに幸せになったので一人で散髪に出かける(散歩じゃないよ)ことにした。
髪を切ったばかりの友も「旅の記念になる」と強く勧めてくれ、使用前の私をパチリ。
店をのぞくとおばちゃん一人。完全に寝とる。
戸をガタガタ言わせて開けようとするが開かん。
おばちゃん、めんどそうに起き上がりつつ手を左右に振る。
「ダメダメ! 今日は終わりだよ!」と言ってるみたいだが
髪に手を当てハサミで切るマネをすると
「しようがないねえ。入っといで!」と戸を開けてくれる。
なすがママに(きゅうりがパパにとも言う)切ってもらう。
わずか10分。洗髪も頭皮をしっかりもんでもらい、170台湾元でできあがり。
実に気持ちのいいクリスマスイブを過ごしたのであった。

「えっ? 小さな事件なんか起きとらんやんか?」という人はブログしっかり読んでくれとるね。
これから起きるんである。
夜中の3時頃、友が何度もトイレへとお出かけになるんである。
「バタバタと何しとるんかいの?」と思いつつ深入りもせず深い眠りについとった。
日頃の仕事疲れと馴れない左ハンドルの運転に加え、魚採りと私の世話でダウン寸前だったんじゃろうね、
豚バラ肉の大量脂肪を受けつけんくらいに弱っとったんじゃろうね、と後から思うのであった。
「えっ? そんなんが小さな事件なんか?」ちゅう人は、友のことを知らん人である。
同じものを食べて先にダウンする人ではないのである。こっちはピンピンしとる。
しかも、翌朝の豪華でコジャレた朝食にまったく手を出だんかったんぞ!




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バケツを置き忘れた?の巻      台湾釣(ガサ)行記㉖

2017-01-20 10:11:09 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

この日最後の採集で採れた他の魚は次の通りである。
タイワンハナマガリの幼魚。ワンサカいた。


中華シマドジョウと勝手に呼んでる魚の幼魚。


細斑吻鰕虎( Rhinogobius delicatus )だったら嬉しいなと思うヨシノボリ類の幼魚。


と、ティラピア類とタイワンカワムツである。

そんなことより「バケツを置き忘れた」ことが気になって気になって・・・・・・
友が撮影しとる時に正直に打ち明けたんである。
「ほんなら池に探しに戻ろうや。」
ウルウルウル・・・・・・とことんやさしい人である。

池に戻ってくださり、タイワンタナゴを釣ったあたりを一緒に探すのであった。
見つからんのんである。もう日が暮れる。
「誰か持って帰ったんかなあ。自業自得じゃ。仕方ないわ。」
夕飯用に有名な弁当を買い、民宿へと戻る途中のスーパーに寄ってもらう。
一番安いほぼ100台湾元のバケツを買うのであった。
「このバケツ3個で高雄市の朝食付きのホテルに泊まれるんは不思議じゃわあ。」
などと言いつつ・・・・・・
このあと、2つの小さな事件が起きるのである。
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ショウサイフグ  フグ三昧の日々の巻   釣査59種目

2017-01-20 07:28:48 | 周縁魚
 2017年1月19日 木曜日

事の顛末は後回しにしておいて、
ショウサイフグの幼魚である。


いや、釣ったといえるんかどうかは・・・・・・

サヨリ用のアミエビが余っとるし、スーパーでかきあげ用の小エビも買っちょる。
陽気もいい。
シロメバルなどいろいろな魚を釣った岩礁帯へと出かけた。

この季節の川釣りはどうしても越冬のためにたまってるポイントにしぼっていくことになる。
間違いなく釣れるのではあるが、間違いなく「釣り荒れ」をして悪影響になる。
この先何年も何十年も誰もが釣りを楽しめるような環境はなるべく手をつけずにしておかんとね。
春になるまでしばらくは海辺へと向かうのである。

おるおる。シロメバルいっぱいおるど。
まったく食おうとせんがな。
いろいろやっても釣れるのは、ヒガンフグ・ドロメ・アカオビシマハゼなのである。
しょうがないわ、移動じゃ!
腰ほどの低い防波堤に沿って歩きながら魚を探す。
砂地の底に小さなフグやクロダイが見える。
仕掛けがやっと届く距離なので大変であるが試してみる。
「クサフグじゃあ!」を繰り返すことになる。
フグは引きが弱く「ヌルーッ」と上がってくるのであまり面白くはない。
9匹釣って「ツ抜け」を避けるために再び歩いて移動。
相棒が岸壁をつっついているフグを見つける。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
2回繰り返した後に釣り上げたのがヒガンフグの幼魚である。
ヒガンフグは恐れを知らんね。
岸壁沿いを歩きつつ、こんなことしてるうちにヒガンフグも6匹となる。

「クサフグとヒガンフグ、しっかりすみわけとるんじゃなあ。ええ勉強になったわ。」
「それにしても前に釣ったコモンフグはレア物じゃったんじゃねえ。」
ホントたまたま出会い、二度と釣れんというケースが多いのである。

左のバケツがこの場所での釣果なのである。


「せっかく来たんじゃけえ。チャガラの漁港へ行くか?」
というわけで移動。
波止にチャガラの姿なし。
「深みへと移動したんじゃ。あの日もたまたまじゃったんじゃ。」
と、ちょっぴり肩を落としつつ、のんびり階段にすわりこんで竿を出す。


右のバケツのように、クサフグの連発となる。
私が9匹、相棒が6匹釣ったところで「ツ抜け」を避けるために移動しようとしとると、
ドンブラコドンブラコ、ゆっくり流れてきたんがこのショウサイフグなのである。

何度も失敗しつつ、なんとか針を胸ビレに引っ掛けて釣り上げたんである。
「ありゃ生きとるで!」とあわててバケツに入れる。
が、混雑しとるので、すぐ観察ケースに入れ直す。
撮影もそこそこにすませ、バタバタと海へと戻してやったのである。

今思えば「何という浅はかなことをしたんじゃ!」である。
体色がうす茶色のコモンフグだと思い込んでいたのである。
帰宅後調べてみて、腹ビレの白さといい、スベスベしたさわり心地といい、
「ショウサイフグじゃったんとちゃうんかー!」なのである。
じっくり撮影記録すればよかったと反省しきりなのである。
しかも、「釣ったといえるのだろうか?」という疑念がぬぐってもぬぐっても消えんのんである。

おそらくこのショウサイフグ、底引き漁師さんが採ってきたもんである。
あまりに小さく商品にならんのんでポイしたんである。
その証拠に「尾ビレがずいぶんとすりきれとる」んである。
クサフグやヒガンフグが沿岸へ近づくのに対し、深場にいることが多いらしい。
コモンフグもだがホントに幸運に恵まれているとしか思えんのんである。

ま、そういうめぐり合わせなのだし、
「水中に生きとるもんを針にかけて上げた」んじゃから、釣ったんである。

※追記 2017年2月15日に活きのいいショウサイフグを漁師さんにもらい撮影。
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粗首鱲(タカサゴオイカワ)かもね?の巻      台湾釣(ガサ)行記㉕

2017-01-19 09:35:17 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

この日最後の採集である。

とりあえず粗首鱲(タカサゴオイカワ)のメスだと思う。友が採った個体である。台湾固有種なのである。


台湾東部でもこの辺は火成岩できた川底である。
ゴツゴツとかどばっているし、何より水が澄んでいる。


まず、観察してみる。
タイワンハナマガリ・ティラピア類・タイワンカワムツが小さな淵におるぞ、おるぞ。
「ふんふん、ここ釣りのポイント候補な。」
なんせ私は「釣りしかできない」状況にあったのである。友はそのことを知らない。
友は水中撮影とガサの2本立てで行くようだ。
この水路も水深が浅い。

そこで近くの水路も歩きながら調べてみることにした。
石垣護岸で水がたんまり流れとって水草もびっしり生えとる水路を発見!
「むちゃくちゃええがな! 流れのゆるいタマリ探そ!」と上流へと移動。
いきなりこんな看板が出とる。


よく分からんが「貴重な魚類資源を保護してまっせ! 採らんでくだされ!」と書いとる。
がっかりである。
よくよく見ると石組みも水草も明らかに最近人の手で造られた多自然型水路じゃんかっ!


肩をがっくしくるぶしまで落としながら上流へと進む。
ティラピア・コイ・フナ類に混ざり、いろんなヨロイナマズらしき魚やシクリッドたちが走り出す。
まるで混泳水族館である。しかもこの辺りの水路の水をここに一気に集めとる。
「田舎で人影もまったくないけえ、だいじょぶ!」しばし心の欲望のささやきと闘いつつも竿は出せんわなあ。

肩をがっくしかかとまで落としながらもとの水路へと戻り、釣りを始める。
ティラピアが食いつく。アワセに失敗。
二度と見向きをしてくれん。
「なんて日だ! タイワンタナゴで運を使い果たしたんかいな?」
やむを得ず胴長にはきかえ、レジ袋を手にガサをするマネをしはじめる。

前のポイントでヒマなので気づいたのだが
「折りたたみ携帯バケツを池に忘れた」らしいのである。
なんぼ探しても見つからんのである。
しかも思い出せんのんである。
記憶力・注意力ともに1万2万どころか散漫しているのである。
「言うと迷惑かけるし、かといってこのままじゃあ、あと4日採集できんし・・・・・・」
一人でかなり悩んどったのである。

さ、次の展開やいかに!
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明潭吻蝦虎(Rhinogobius candidianus)?と鯉魚(コイ)の巻  台湾釣(ガサ)行記㉔

2017-01-18 07:40:34 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

続き。この川で友が採集した魚の紹介。

まず、よく分からないヨシノボリ類。


台湾には10数種のヨシノボリ類がいるとされ、台湾固有種であるものがとても多い。
また、北部・西部・南部・東部・半島や島しょ部の地域ごとに出現する種類が変わってくるようだ。
そのあたりは日本でのヨシノボリ類の分布と似ているのだが、
さらに「人為的移入」がされているみたいで、
そうでなくても「図鑑で似たようなヨシノボリ類が並んどる」中で区別できんわ。
こいつを調べるのに丸一日かけたんじゃい!
でもって「やっぱり分からん」のんじゃい!

とりあえず東部の河川なので人為的移入にあたるのだろうが・・・・・・
台湾固有種の明潭吻蝦虎( Rhinogobius candidianus )にしておく。

さらにである。
日本のクロヨシノボリにそっくりなんもいるのである。
だれか見極め方教えてくれればうれしいなあ。

もう1種。
コイの幼魚である。


ま、あらためて書くことはない。

出発じゃ! 位置について、よ~い、ドンである。
なんせ2人とも「1時間で、尿意、ドン」なのである。
次のポイントとトイレを探しながらもう1泊する民宿へと南下するのであった。
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尼羅吳郭魚(ナイルティラピア) 旅行初の外来魚に会うの巻  台湾釣(ガサ)行記㉓

2017-01-16 07:18:31 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

ナイルティラピアの幼魚だと思う。


護岸の上から指をくわえて眺めとる私を尻目に、友は次々といろんなもんを採りやがるわ。

台湾釣(ガサ)行で初の外来魚である。
台湾には多種多様な外来魚が移入されており、ティラピア類だけでも品種改良を含めて数種はおる。
なもんで判別するのはしろうとの私にはむつかしい。

ま、背ビレの棘を数えると17本くらいあるのでナイルティラピアにしておく。

アフリカの赤道北部原産である。
1966年に日本から食用として移入したという。
台湾の水産試験場と海洋大学が正式にである。

日本でもイズミダイとかチカダイとかいう商品名で売り出されとったりしたんはどうなったんかの?
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アイナメ  面目躍如パート2の巻   釣査58種目

2017-01-15 11:30:23 | 周縁魚
 2017年1月12日 木曜日

岩礁帯での釣りの続き。

アイナメの若魚である。




最干潮の時間になり潮がとまる。
こういうとき「マサカこんな浅い岩場で・・・・・・」と思うような所で、タモ網であっさり採ったりしちょるし、
若かりし頃にもダイビング中に岩場をマクラにして寝そべる姿を何度も見ちょる。
こういう自分の手や目で蓄えてきた経験は生かさねばならぬ。

「波が強くあたらん岩陰を探して仕掛けを下ろし、チョンチョン動かしてみる」作戦じゃあ。
何カ所か試した後、みごとに釣り上げたんである。
重いね。
シロメバルのようにグルグルとはでなアクションはない。
川でいうとギギの釣り味に似とる気がするわ。

アイナメもメジャーリーグに所属しとるのでアレコレ書かんけど、
タナゴ釣り仕掛けで釣れるんはそうそうないことだと思うので嬉しいわあ。

この日、コモンフグ1尾・カサゴ1尾・アイナメ1尾、最後にシロメバル1尾。
相棒は、ヒガンフグ2尾・シロメバル6尾。
多目釣りになったことに至極満足して帰路に着いたのであった。
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中華花鰍(とりあえず中華シマドジョウ)を見比べるの巻  台湾釣(ガサ)行記㉒

2017-01-15 08:53:55 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

台湾東部の小河川支流での話の続きである。

友が中国と台湾に分布するシマドジョウである
Cobitus sinensis 中華花鰍(とりあえず中華シマドジョウと呼ぶことにする)を採集した。
中上流域の「ま、ここならシマドジョウ類おるわな」という流域におるのは日本と同じじゃ。

まず、斑紋がうすくなった成魚。


続いて若魚。


最後に幼魚。


シマドジョウ・スジシマドジョウの仲間についてだが
日本では2017年3月に「ドジョウだけの図鑑」が発刊されるくらいに細かく分類されている。

この「中華シマドジョウ」も本来は台湾西部に広く分布するとされていて
東部の分布については細かく記されていないのである。
しかも図鑑によっては「台湾南部の未だ十分に調べられていない新種」が記載されとったりもする。
台湾でも地域ごとの変異が大きいか、または細分化される可能性は高い。

これは採集場所ごとに見比べてみるしかあるまい。

まず、23日 台湾南部の小河川で採集した幼魚。


続いて、25日 台湾中西部の河川支流で採集した幼魚。


同じく幼魚。


う~ん? ちがうっぽいといえばぽいけど、分からんわ。
日本の場合も見た目だけじゃ分からんし。
結局ならべただけになったが、ま、ええがな。





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カサゴ  面目躍如の巻   釣査57種目

2017-01-14 08:30:59 | 周縁魚
 2017年1月12日 木曜日

日本の岩礁帯での釣りの話の続きである。(ああ、ややこし!)

カサゴの幼魚である。体長5cmくらいのちっこいやっちゃ。

なんかオバQに似とる。笑わっしょうるがね、この顔。真剣さに欠けとるわ。

相棒がシロメバル5尾、ヒガンフグ1尾釣ったというのに
私はまだコモンフグ1尾というテイタラクである。
こうなりゃ一発逆転、これまでタナゴ仕掛けで釣れとらんもんを狙うしかないな。

釣りをしとるフリして岩の形をじっくりじっくり観察し、底魚がいそうなポイントを探すのである。
題して「釣りをしとるフリして岩の形をじっくりじっくり観察し、底魚がいるポイントを探す」作戦じゃ。
「おっさん、そのままやんかっ!」
「おっ! ここの割れ目ええんとちゃうん?」 心の声である。
そっと仕掛けを沈めてみる。
ゴッ。
「ちっちゃいアタリじゃ。ジワ~ッとあげてみるか。」 心の声である。
ゴゴゴゴッ。くわえたがなっ!




カサゴもメジャーリーグに所属しとるのであれこれ書かんど。

相棒はタナゴ釣りを始めてまだ3年。
長いことやっとる私には絶対に負けられない闘いがあるんである。
「しょっちゅう負けとるがな!」という声には無言をつらぬくしかないっ!(言い返せんのんかい!)
ワハハハハハ。今回は面目躍如である。

しかも大きな声では言えないが小さな声では聞こえないかくし玉がまだあるんぞ。

おっ! また書き忘れとったがっ!
「ナゴヤフグの正体」分かったで! 
調べてみたんである。
名古屋のことを尾張という。「尾張名古屋の・・・・・・」で有名な尾張である。
つまり「食うたらオワリのフグ」なんだそうだ。(なんじゃ! ダジャレかいっ! しょうもな!)
クサフグ・ショウサイフグ・コモンフグ・ヒガンフグなど、地域によってさまざまなフグが当てはまるとのこと。
冗談当たってしもうとるがな。
「おっさん、たまにポテンヒット打ちまんな。」
「ウソから出たマコト」ならぬ「ギャグから出たマコト」だったんであった。
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七星鱧(コウタイ)を友がゲッツ!の巻    台湾釣(ガサ)行記㉑

2017-01-14 07:43:12 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

池を出発。台湾東部を北上する。
数年前に友が採集し「結構楽しかったでえ」という小さな支流へ向かった。
「ありゃ? ぜんぜん水もボサもないわ! こりゃあかん。」

こんなところである。


「そうはいうても右岸にちょっとボサあるで。上流に堰もあるし水ためとるかもしれん。」
「ほんならやってみる?」
友は下流でガサ、私は上流で釣りをすることにする。

しばらく友のガサのようすを高い護岸の上から眺めてたら、
「とったど~! コウタイじゃあ~!」友の嬉しそうな声が轟いたんである。




しばらく記念撮影。
高い護岸(雨季ここまで水位が上がるっちゅうことやね)の上からパチリバチリ。

カムルチー・タイワンドショウと同様に日本へ移入されたいわゆる雷魚(スネイクヘッド)の一種である。
外来生物法で要注意外来生物に指定されてはいるけど、国内に分布を広げているわけではないらしい。
「腹ビレがない」という変わり者である。

水族館やペットショップ(きれいな幼魚でっせ!)で見たことはあるが、野生もんは初めて見るわあ。
日本ではファンも多いようで1尾1000円くらいで売られとったりする。
しかもコウタイとしてはとても大きくどこも傷んどらんわ。

下流へ下流へとドンブラドンブラ下ってった友はその後死体を含め何尾か確認したらしい。
サスガじゃね。

えっ? 釣りはどうなったんかってか?
ほりゃボウズですがな。ピクリともせんがな。
苦労して苦労して右岸側から堰の上にある大きな淵まで降りてったというのに・・・・・・。
友の採集が終わるまで「ひま~でひま~で」ウロチョロウロチョロするしかないわなあ。
ま、そんなときもあるで。
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コモンフグ  ナゴヤフグの正体を探るんじゃ!の巻   釣査56種目

2017-01-13 08:14:49 | 周縁魚
 2017年1月12日 木曜日

再び同じ地を訪れた。
「あの逃がしたフグが釣りたいッ! 釣りたいッ!」と相棒がのたもうておられるんである。
私も親しくなったおじさんが言うてた「ナゴヤフグとは?」が知りとうてたまらん。

近くの小川で胴長はいてかるくひとすくい。
ミナミヌマエビを手に入れ、予備にとっといたアミエサとともに出かけたのであった。

コモンフグの幼魚である。






相棒がポンポンとシロメバルを釣り上げちょんのに私はボウズ。
やむ無く、水深が浅い泳いじょる魚が見えるところで竿を出す。
「おっ! ちっちゃいフグが近づいてきようるで! 食えっ! 食えっ! 食えっ!」
チョコボール化した(古いねえ~)私の願いもなかなか届かない。
かじりとっていきよるんである。

ミナミヌマエビの殻をむいて、ちっちゃい白身をハリ先につける(老眼にとって如何に困難なことか!)。
「また来ようるで。あっ! くわえたかも・・・・・・」
ウキが少し沈んで水中にとまっとる(ゼロバランスにしとるけえな)。
今じゃあ! 
クルクルッ、スコッ。 小さなフグの引きはとってもちっちゃい。

「やっぱりコモンフグじゃったんじゃあ!」
予測が見事当たったし、この1尾で十分じゃ、と満足しとると・・・・・・

相棒がヒガンフグを釣り上げやがんの。






もお~、ややこしいことすんなやあ!


しかも、この日出会った釣り人によると
「金色と銀色に包まれた気持ち悪いフグ」も釣れるという。
シロサバフグかいね?
ますますこんがらかってしもうたがな。

ちなみにコモンフグ、目の下に小さい白い点があることでクサフグと見分けるのが一番分かりやすいそうだ。
大変おいしいらしいけど、しろうとなので手は出さんのんである。

「おじさんが言うとったナゴヤフグ(方言らしい)の正体を言うど!」
「おっ! おっさん結論発表やで。」
「ナゴヤフグの正体は、コモンフグかヒガンフグか金銀体色のフグか未だ釣っとらんフグじゃ。」
「そのまんまですやん。」

続く。
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とっても人の良い釣り人に出会う!の巻    台湾釣(ガサ)行記⑳

2017-01-13 07:31:35 | 台湾の魚たち
 2016年12月24日 土曜日

一番楽しみにしてたタイワンタナゴも釣れ、次のポイントへ移動じゃあ!
と、その前にどうしても気になっていたことを済ませておかねば。
「なあ、何釣っとるんか見せてもらおうやあ。」
「えっ? 失礼じゃろお!」
「ビク上げて覗くだけじゃし、ダメならダメでええし・・・・・・」
友が有無を言う前に、目星をつけていた釣り人へとズンズン足取りを速める。
「ソーリー。ウィルユーショウミーユアフィッシュ? OK? OK?」
と、池に浸けとるビクを指差す。
私はこんなときとんでもなくズーズーしく厚顔無恥な男へと変貌するのである。
「OK! OK! OK! OK!」
おじさん飛び上がらんばかりにビクへ駆け寄りよるがな。
ビクをすばやく持ち上げ、私たちの前の芝生で全部ぶちまけたがなっ!
「どうぞ! どうぞ!」と身振り手振りで言うておる。

フナ類・ティラピア類とヘミクルター類がおるおる! おじさんたくさん釣っとるわ!

フナ類・ティラピア類は、そのまま撮影。


ヘミクルター類は今後出会えんかもしれんから観察ケースに入れさせてもろうて撮影。

「謝謝! 謝謝! サンキュー! ありがとう!」言うてビクへ戻そうとすると
「どうぞ! どうぞ!」と、このヘミクルターを譲ってくれようとする。

何なんだ? この無償のやさしさは? 
私の予測をはるかに超えるおもてなしの対応をホンマさり気なくやってくださるんである。
最初はたまたまだと思っちょったが、
この旅の終わり頃には台湾の人の根っこにある日常のマナーなんだと分かってきたんであった。

さ、次へ移動じゃあ! 
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