レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

駅馬車

2011年03月10日 00時00分18秒 | 西部劇

「駅馬車」
原題:STAGECOACH
1939年 米 99分
■監督:
 ジョン・フォード
■出演:
 ジョン・ウェイン
 トーマス・ミッチェル
 クレア・トレヴァー

●あらすじ
1880年代の西部を舞台に、様々な人物模様を乗せたまま、
アリゾナからニューメキシコへと疾走する一台の駅馬車を描いたジョン・フォードの痛快西部劇。
医者、商売女、酒商人、銀行頭取、大佐夫人、賭博師、保安官、御者、
それにお尋ね者のリンゴオ・キッドを加えた8人の道行きを、短い場面やセンテンスに凝縮させた脚本の巧みさ。
そして、クライマックス、ダイナミックかつスピーディに展開されるアパッチの襲撃シーンの凄さを語るのに、
今さら付け加えるべき言葉はない、全映画史に燦然と輝く娯楽映画の金字塔である。
どこを切り取っても名場面、それがその証明だ。
酔いどれ医師に扮したT・ミッチェルはアカデミー助演男優賞を受けた(オスカーは他に作・編曲部門にも与えられた)
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ジョン・フォード不朽の名作。ハリウッド西部劇のバイブルと呼ばれている作品。
背景の合成処理が、今観ると大変懐かしく嬉しくなってしまうのは、特撮好きな人間の性である。
本作が作られたのは、あの名作「キング・コング」の6年後である事を考えると
確かにこれは只者ではない面白さなのかも。
クライマックスの襲撃シーンの迫力等は、確かに物凄いものがあったし。
でも、超評価する程ではなかったけどね。自分は。
昔の作品を観る時は、本当は製作された時代背景とかも鑑みなくてはいけないんだけど
たまにそういった物をすっ飛ばして、今観ても断然面白い傑作というのがある。
「キング・コング(1933年版)」しかり、「夕陽のガンマン」しかり。
そういった作品を、自分的には名作の部類に入れているが(世間の評価に関係なく)
本作はその部類には入らなかったかな、って感じ。
でも悪くはなかったですよ。
自分的名作に入る作品には、中々出会えないと言う事ですよ。

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