レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

翔んで埼玉

2020年05月30日 23時16分03秒 | コメディ

「翔んで埼玉」
2018年 日本 106分
■監督:
 武内英樹
■出演:
 二階堂ふみ
 GACKT
 伊勢谷友介
 ブラザートム
 麻生久美子
 島崎遥香
 成田凌
 中尾彬
 武田久美子
 竹中直人
 京本政樹

●あらすじ
魔夜峰央の衝撃作を二階堂ふみ、GACKT主演で実写化したコメディ。
東京の超名門校・白鵬堂学院では、生徒会長・壇ノ浦百美が埼玉県人を最底辺とするヒエラルキーの頂点に君臨していた。
だが、白鵬堂学院にアメリカ帰りの転校生・麻実麗が現れ…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
クッソ面白かった!
でもこれ一番笑えるのは埼玉県人で、次に東京以外の関東人。
しかしそれ以外に住む人たちには、本作は面白いのか(付いていけるのだろうか?)と言う疑念が。。。
でも相変わらず宝塚みたいな世界にBLと、原作者の魔夜峰央は昔から変わらないねえ。
まあこれがツボにはまる人とそうでない人と二極化されると思うので、評論は無駄かと思います。
感想は人それぞれで(まあ全ての映画に対してそうなんですけどね)
だがラスト10分くらいはホント爆笑の連続だったな。
エンディングのはなわの歌にも爆笑したし。
いつか深谷の駅行ってみたいな(笑)
コメント (3)
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

2020年05月29日 23時38分41秒 | SF/ファンタジー

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」
原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I
2010年 英/米 146分
■監督:
 デヴィッド・イェーツ
■出演:
 ダニエル・ラドクリフ
 ルパート・グリント
 エマ・ワトソン
 ヘレナ・ボナム・カーター
 レイフ・ファインズ
 トム・フェルトン

●あらすじ
J・K・ローリング原作の大ヒット・ファンタジー・シリーズの第7作にして
二部構成で描かれる最終章の第一部。
ついに闇の帝王ヴォルデモートとの最終決戦に臨むべく過酷な旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニーが、
次々と待ち受ける試練に立ち向かっていく姿を描く。
ダンブルドア校長から託された使命を果たすべく、ヴォルデモートの不死の秘密である“分霊箱”を見つけ出し、
破壊するための旅に出たハリーとロン、ハーマイオニーの3人。
思うようにいかない旅の中で、次第に3人の絆にも亀裂が生じ始める。
一方、ヴォルデモートの影響力は急速に拡大し、ついには魔法省ばかりかホグワーツまでもが支配下におかれてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
話が暗すぎ!
前作にも増して脚本も画面も暗すぎ。
全編に渡ってハリーたちが逃亡して見つかってぼろぼろにされるだけのマゾ映画。
正直この映画は誰が楽しいと思えるのだろうか?
生粋のハリポタ・ファンだけ?
ここまでいくと一部の課金者しか楽しめていない末期のソシャゲーのようだね。
普通のファンなら前作から続けてこれ観たら、もうPART2は観たいとは思わないだろうよ。
いくら続き物とは言え、これ一作で話が完結していないのがダメ。
良くこんなんで映画化許したな。
ところで良く分からなかったのが、冒頭未成年の魔法使いは”におい”がするから、すぐ敵に発見される。
とのくだりがあり、ロンからハリーはまだだからみたいに言われていたが
これってようするに童貞ってこと?
魔法使いに童貞は不可欠な要素だからね。
ロンはすでにハーマイオニーと済ませてるってこと?
この辺が全然観てて分からなかった。
原作読めば分かるのかね。
まあとにかく観てて長く感じました。
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「拳銃無宿」 第8話 命の水

2020年05月27日 23時42分09秒 | 西部劇

「拳銃無宿」 第8話 命の水
原題:WANTED: DEAD OR ALIVE
1958年 米 28分
■監督:
 ドナルド・マクドゥガル
■出演:
 スティーブ・マックイーン
 ジョー・マロス
 ジョン・クリフ
 ウィリス・ブシー
 ダブス・グリアー

●あらすじ
1870年代開拓期のアメリカ西部を舞台に、
スティーブ・マックイーン扮するバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ屋)ジョッシュ・ランドルの
孤高な戦いを描いた人気TVシリーズ!
オリジナルはモノクロだが、本シリーズはカラー・ライズ版である。
アリゾナ州トゥーソンの近くの街道で、郵便配達夫が悪漢に襲われる事件が多発していた。
そこでトゥーソンの保安官は郵便配達夫の護衛としてジョッシュ・ランドルを雇い入れる。
郵便配達夫が狙われている理由は、二万ドルもするダイヤを郵送するので、ダイヤ狙いらしいのだが。

★感想など
シンプルな話と思いきや、色々な要素が混じっている実に面白い脚本だ。
ダイヤを郵送しようとしている成金は、二万ドルのダイヤを郵送することを町で吹聴して自慢していると言う
ある意味今回の事件を引き起こしている元凶。
悪党同士も自分のことしか考えていないため、危うい関係なのが観ていて面白いし
これ以外にも牧師さまも絡んでくる。
しかも舞台が暑い大地でダイヤより水が貴重になっていく展開も素晴らしい。
さらっと観れてしまうけど脚本が優れているね。
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ハリー・ポッターと謎のプリンス

2020年05月26日 23時06分18秒 | SF/ファンタジー

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
原題:HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE
2008年 英/米 154分
■監督:
 デヴィッド・イェーツ
■出演:
 ダニエル・ラドクリフ
 ルパート・グリント
 エマ・ワトソン
 ジム・ブロードベント
 ボニー・ライト
 トム・フェルトン

●あらすじ
数々の冒険や戦いを通して逞しく成長したハリー・ポッターが宿命の対決へ始動し、
いよいよ佳境に差しかかっていく人気シリーズの第6弾。
思春期を迎えたホグワーツ魔法学校の生徒たちが恋愛ムードに浮き立つ中、
ハリーは復活した宿敵ヴォルデモートの知られざる過去に迫りながら最終決戦へ向け新たな冒険に臨む。
監督は前作「~不死鳥の騎士団」に引き続きデヴィッド・イェーツ。
闇の帝王ヴォルデモートがマグル(人間)と魔法使い双方の世界で支配力を強め、
その脅威はハリーたちのホグワーツ魔法学校にも及んでいた。
最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長は、
ハリーに来たるべき戦いにむけての準備を施していく。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
チョウが出てこないぞ!
クレジットには名前があるのに、台詞はおろか顔すら出てこない。
仲直りしたハリーと会話するシーン観たかったのにな。
本作は完全に次回作に向けての前哨戦ですよーとなっていて盛り上がりに欠ける。
画面も「アズカバン」風に暗くて、最早子供向けではなくなっている。
また前作より恋愛ネタが加速していて、どいつもこいつも惚れた腫れたばっかりだ。
ジニーが最早妹キャラではなく、三人よりも大人びているのが笑える。
これ完全にかかあ天下になるねって感じ。
まあ泣いても笑ってもあと二つ。
このまま一気に行ってしまおうぞ!
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男たちの挽歌 REBORN

2020年05月24日 00時54分07秒 | アクション

「男たちの挽歌 REBORN」
原題:英雄本色2018/A BETTER TOMORROW 2018
2017年 中国 114分
■監督:
 丁晟(ディン・シェン)
■出演:
 王凱(ワン・カイ)
 馬天宇(マー・ティエンユー)
 王大陸(ダレン・ワン)
 王雪(ラム・シュー)
 中野裕太
 曾志偉(エリック・ツァン)

●あらすじ
香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』を中国でリメイク。
密輸に手を染めるカイは、警察官である弟・チャオには船乗りだと偽っていた。
そんな中、組織内で対立するピージャの罠にはまったカイはチャオに逮捕され、
さらには父親まで殺害されてしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
納得イカン!!!
オリジナルの1986年版は全映画史上一番好きな映画で、多分70~80回くらいは観ている。
出だしから1時間くらいは音楽付きで全てのシーンが脳内で再生できるくらい観ている。
DVDは初期版とBOX版と二つ持っているが、音源の良さから初期版ばっかり観ている。
ネットのみで販売されたサントラCDも最高で、こちらの望む以上の出来栄えのCDだった!
それ程好きな映画のリメイク!
正直本作の存在については、全く知らなかった。
数日前に偶然レンタルで見かけて、何じゃこりゃと思い早速レンタル!
するとタイミング良くゲームの友人からも本作について教えてもらい、これは天命とばかりに早速今日観てみた。
が、感想は上記のとおり!
まず面倒くさいから、役名とかに関してへ86年版ベースで語ります。
良く分からなかったらググってくれ!
まず本作が、1986年版をリスペクトして作られているのは良く分かった!
OPの曲からして本家の音楽のアレンジだし、たまに出てくる船のバー。
あれはまさに86年版バーとでも言いたい内容にしていて、最初は本作のマークが客に何故楊枝をくわえているんだ?
と聞くと、客が目線を送ったカウンターの片隅には「男たちの挽歌」の周潤發(チョウ・ユンファ)の写真が!
さらにそのバーで流れる曲は86年版主題歌である「當年情」がオリジナルそのままに流れてくれるし!
その前に主唱の張國榮(レスリー・チャン)のLPまで見せてくれる完璧ぶり!
「當年情」は良くカラオケでも歌ったし、携帯の着メロにしてたなあ。
ちなみにちょっと前まではスタン・ハンセンの「サンライズ」に。
今は「スター・ソルジャー」のパワーアップ時の音楽にしてます。
閑話休題
さてそれ以外にも、そのバーに置いてある船の模型。
これって「男たちの挽歌2」で張國榮が盗聴器を付けて石天(ディーン・セキ)に送った模型と同じやつか? とか
キットがこぶしを怪我してジャッキーに包帯巻いてもらうシーンなども、オリジナルとは違う使い方だけど
オマージュに見えた。
だが本作は納得イカン!
どの辺が納得いかないのか?
OPの曲でこちらのテンションを上げておいて、いきなり出てきたマークがホーに向かって言った台詞。
「弟が警察なんてこちらもやり易くていいな」
これはダメだ!
キットを利用しようなんて気持ちは、マークにはさらさらなかった。
むしろ自分の弟のように心配していた。なのにヤクザものの立場としてキットを見ている。
それはマークではない!
86年版で周潤發が作り上げたマークは、プライドのためなら死ぬくらいの男で、なめられるのが大嫌い。
だけど自分が信じた男(ホー)への友情は厚く、それゆえにホーの弟であるキットにも愛情を注ぐ。
複雑な役なんだけど、その辺が本作のマークには感じられなかった。
周潤發版マークって、心に深い傷を負いながらも二本の足で必死に立つ強い男なんだけど
アクション部分だけ見ちゃってリメイクしちゃうと、ただのチンピラになっちゃうんだよね。
周潤發はマークのキャラクターを作る時に、吳宇森(ジョン・ウー)と徐克(ツイ・ハーク)と三人で
沢山の時間を掛けて練り上げたらしいからね。
リメイクする時には、その辺をきちんとやらないとただのチンピラになってしまう。
韓国版リメイクと同じ失敗をしたね。
実際マークって「英雄本色」と言う映画では脇役でしかないんだから、その辺を履き違えると失敗する。
あと楓林閣のシーンも全然ダメだったなあ。
何で足を撃たれたマークは、あの日本人にリベンジしないのさ?
撃たれっ放しなんてマークらしくないだろうよ!
とまあ色々書いているが、一番感じる部分は、今と昔の中国人は違うのかも?
昔の中国人には「兄弟(ヒンダイ)」と言う関係があって、日本的に分かりやすく言うと
ヤクザが交わす兄弟分の盃の関係みたいなもん。
兄貴分は弟分に絶対服従の命令をすることができる。弟分はどんな困ったお願いでも兄貴分にすることができる。
もちろん兄貴分はどんな困り毎でも弟分を助けるために全力を尽くす。
こんな感じ。
昔の香港映画を観ているとそれ以外にも家族とか友達の絆を相当強く、その絆のために命を掛けて闘う映画がやまほど存在した。
10代のころそういった描写が当たり前だった香港映画を観ていた私は、友達とは? とか家族とは? とかの考えを形成する材料になっていった。
しかし本作はそういった部分が希薄なんだよねえ。
これって今の人たちはそうなのかも? とか思ったけど実態は知らない。
ただ時代の違い的にそうなのかなあと。
まあ後は各キャラクター達が必死に生きてないよね。
86年版はスクリーンに映るキャラクター全員必死に生きてた感じがしたけど、本作のキャラクターたちはなんか熱さを感じなかった。
敵役がはっきりしなかったのも良くなかった一因だと思うけど、シンの後ろにおいて置いた大男。
あのキャラクターが大男でイカツイ顔って辺りは、86年版1の成奎安(シン・フィオン)を意識しているのかな?
とか考えたのはマニア泣かせだねえ。
とにかく本作を作った人は86年版が好きで、俺はこう考えるというこだわりが強そうな気がする。
しかしそういったこだわりはこちらにもあって、お互い意見を言い合いたい。
そこはそうじゃないだろうと!
でも久しぶりに色々思い出したよ。そこは良かったかな。
でも明日には1986年版を観ると思うけど!
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