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コウゾの皮の川さらし

2024年04月11日 | 日記
寒さの厳しい時期に、冷たい川の水に皮をさらす「川さらし」の作業を見せてもらいました。
ここ兵庫県の多可町(たかちょう)では900年前から高級和紙「杉原紙」の生産がおこなわれてきました。



コウゾの皮を水面にたたきつけるようにして洗い、細かな汚れを取ります。









まる1日ほど川の水に浸し天日にさらすことで、紙の白さが際立つのだそうです。


 
水にさらすまでの作業がとても大変なようです。
コウゾの木から皮をはがし、その皮から表面を1枚ずつ手作業で削り取っていくのです。
それから冷たい川の水に浸し、川で汚れを落とし天日にさらします。

いくつもの工程がありすべて手作業のようで、1枚の紙になるのにどれだけ手間がかかっているのかと思いました。
兵庫県の伝統的工芸品に指定されています。
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