らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

リンゴの栽培(その2)収穫

2009-09-16 | 家庭果樹

今日は鉢植えのリンゴ栽培(その2)収穫をご紹介します。

今年のリンゴ栽培は、開花した4月に人工授粉を行い、5月には2回の摘果作業と袋掛けを、そして最終的に7個の幼果を残して育ててきました。
また、今年は一回り大きい鉢に植え替えを行い、根張りよくしました。
そして、開花から5ヶ月経過した今月、収穫の時期を迎えました。

・これが鉢植えの「王林」です。やや小粒ですが、果実が実っている果樹の眺めは達成感と喜びを感じます。


我が家のリンゴの樹は5年目で枝も充実していますが、受粉用に植えている別品種の開花時期が合わず、今年も姫りんごの花粉を使って受粉したためでしょうか、実ったリンゴは小粒でした。

・これが今年実ったリンゴ「王林」です。小粒ですが比較的よく育っています。


リンゴ栽培は、初心者には「アルプス乙女」の品種が育てやすいといわれています。
これは、リンゴの殆どは自家不稔性なので、相性の良い2品種を混植しなければいけませんが、「アルプス乙女」は自家結実性のため1本だけでも実がつくこと。
更に、真っ赤なリンゴが鈴なりになるので食用、観賞用として栽培が楽しめること、などによるようです。

「アルプス乙女」は、ふじ以外の品種の受粉樹としても使えますので、来年はこの品種の栽培を検討したいと思っているところです。
なお、梨の花粉でもリンゴの受粉が可能とのことなので、これも試してみたいと思っています。

・王林は今年5個を実らせました。


この春に試みた遅咲き品種の接木は不成功に終わりました。10月以降、腹接ぎの方法を試みたいと思っています。

・果実は小ぶりですが、味は申し分なく、満足できるものでした。


「リンゴの栽培方法」
・用土    水はけのよい土が適しています。 乾燥しすぎ、湿りすぎの土はりんご栽培に適しません。
・肥料    3月に配合肥料を、9月、11月に追肥として玉肥を鉢の号数割る2の割合で表面に施します。なお、7~8月は花芽形成のため肥料は与えません。
・摘果    生育状態のよい1果を残し、他は摘み取ります。目安は3~4芽に1果とし、中心果が大きくて、育ちがよいとされているようです。
・剪定    前年に伸びた梢の1/3を、冬の剪定時に切り詰めます
・水遣り   鉢植えでは水切れに注意しましょう。真夏で渇きが早いようでしたら、1日に2回程度やります。但し、根腐れには気をつけてください。
・薬剤散布  3月下旬に石灰硫黄合剤(20倍液)を散布する。
        5~7月に殺虫、殺菌剤を散布する。




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