らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

インスタ

2017-05-04 | 情報

「インスタ」と言う言葉をお聞きになったことがありますか?
若い人にはお馴染みのようですが、私は初めて知った言葉です。

「インスタ」とは、「インスタグラム」の略で、ツイッターなどと同じSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一種です。
ツイッターとの最も大きな違いは文字ではなく、写真がメインで、写真に特化したSNSだそうです。
写真を手軽に発信できるため人気があり、全世界で1億3,000万ものユーザが利用しているということです。
なお、SNSとは、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。

このインスタによって、今、若い観光客で賑わっているのが愛知県の犬山市だそうです。
先日のニュースでは、犬山市の国宝・犬山城やその城下町の古い町並みには多くの観光客が訪れていますが、その観光客は若者でいっぱいになっているそうで、その背景にはSNSを利用した若者の発信力と、それを狙った地元の取り組みがあるということです。
インタビューされていた若者は、その理由について、「インスタで、友達がすごい写真をあげていて」とか「インスタグラムで見て」と、その動機を話していました。

犬山城への来場者は、インスタグラムによって多くの若者が訪れるようになり、来場者は前の年を1万人近く上回る54万人で、これまでで最も多くなったそうです。
また、犬山を訪れた若い女性たちは、レンタルの着物姿やスイーツなどを続々と投稿しており、写真を見て訪れた若者が撮った写真をさらに投稿し、犬山の様子が全国に広まっているということです。

パフェなどのスイ―ツを販売する店では、「頑張ってソフトクリームがこぼれるくらい盛りすぎたら、ちょっと話題にしていただけたかな」と投稿を意識した商品作りをしており、犬山市の観光協会でも、「撮るために訪れる」という若者の心理を知って、「撮りたくなる」商品の開発を始めていると言うことです。

安倍政権が進めている「地方創生事業」は、国内の各地域・地方が、それぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会をかたちづくること、魅力あふれる地方のあり方を築くことですが、インスタを通じた歴史のまち犬山市に突如訪れた観光ブームは、今後、人を呼び寄せる1つのヒントになりそうだと言うことです。