らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

鏡開き

2017-01-11 | 伝統行事

今日は正月行事の一つ「鏡開き」です。
そこで「鏡開き」の由来について調べました。

「鏡開きの由来」
昔の武家では、男は鎧などの具足に供えた「具足餅」を、女は鏡台に供えた餅を下ろし、1月20日に砕いて雑煮で食べたのが鏡開きの始まりと言われています。
「鏡開き」は、江戸初期以前は「二十日(はつか)」が「刃柄(はつか)」に通じることから1月20日に行われていましたが、1651年1月20日に、3代将軍家光が亡くなったことから幕府は20日を忌日として避け、商家の行事である「蔵開き」が行われていた11日に変更しました。
それが現在に至っているということです。

「鏡開き」
「鏡開き」とは、正月に年神様に供えた鏡餅を下ろし、雑煮や汁粉に入れて食べ、一家の円満や開運、発展を願う正月行事です。
鏡餅の円く平たい形は神が宿ると考えられた銅鏡に見立てたとされ、餅は長く伸びて切れない事から長寿を願う意味も含まれているそうです。
また、この餅は望月(もちづき:満月)に通じ、その丸い形が家庭円満を象徴すると考えられており縁起物とされていたようです。
そして、「鏡開き」の「開く」と言う言葉は、歳神様が宿っている餅なので、神様と縁を切らないように「割る」や「砕く」とは言わず、「開く」という縁起のよい表現を使い、その意味は、「鏡」は円満を、「開く」は「割り」の忌み詞(ことば)で末広がりを意味するともいわれています。

「包丁を使用しない」
「鏡開き」の餅は包丁を使用せず、手や木槌で割って細かくします。
間違っても包丁で切ったりしないようにしましょう。
刃物を鏡餅に使うことは切腹を連想させたり、歳神様を切りつけるということになって縁起が悪いと言われています。
必ず、切る以外の方法でとりわけるようにしましょうね。

今日は鏡開きです。
鏡餅は鏡開きの日に、宿っていた歳神様に感謝しながら、味わって食べましょう!