らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

うるう秒

2015-02-06 | 時事

「うるう秒」という言葉をお聞きになったことがありますか?
うるう秒とは、協定世界時において、世界時との差が大きくならないように加える余分な秒です。

総務省と独立行政法人 情報通信研究機構(以下、NICT)によれば、「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:所在地:パリ)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われているのだそうです。

日本では、総務省及びNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて、平成27年(2015年)7月1日(水)に3年ぶりとなる「うるう秒」の調整が行われます。

「今回のうるう秒の調整」
実施日・・・・・平成27年(2015年)7月1日(水)
実施時間・・・午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入します。

・うるう秒です(ネットより)


時刻は、地球の公転・自転に基づく天文時(世界時)から決められていましたが、1958年より原子の振動を利用した原子時計に基づく国際原子時が開始され、1秒の長さが非常に高精度なものになった結果、原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻との間でずれが生じるようになったのだそうです。
そこで、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内に収まるように調整を行った時刻を世界の標準時(協定世界時)として使うことになっており、その調整を行うために「うるう秒」が挿入されるということです。
「うるう秒」の調整は1972年から数年に1回程度行われており、直近では、3年前の2012年7月1日に調整が行われています。

(参考)
天文時とは、天文学的に決めた時法
原子時とは、原子時計、特にセシウム原子時計によって決めた時法