らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

京都の旅(その3)智積寺

2014-12-05 | 地元紹介

南禅寺の拝観と紅葉を楽しんだ後、智積院に移動し、境内の一角にある一休庵で昼食を頂きました。
食後、出発までの時間を利用して智積院の拝観と散策をしてきたのでご紹介します。

「智積院(ちしゃくいん)」
智積院は、京都市東山区にある真言宗智山派総本山の寺院で、開基は玄宥です。
山号を五百佛山、寺号を根来寺といい、本尊は金剛界大日如来です。



・紅葉が美しい境内です


「玄宥僧正座像」
豊臣秀吉の紀州根来攻めの難を逃れ、苦節16年、慶長6年(1601年)徳川家康の外護を得て当地に智積院を再興された僧正です。

智積院を開基した玄宥僧正座像です。


「金堂」
寺院の中心となるお堂で、本尊の大日如来の尊像が安置されています。
以前の金堂は、元禄14年(1701年)3月智積院第10世専戒僧正が発願し、桂昌院(徳川5代将軍綱吉の生母)より与えられた金千両を基に学侶からの寄付金を資金として、宝永2年(1705年)春に建立されましたが、明治15年(1882)に火災により焼失しました。
現在の建物は、宗祖弘法大師のご生誕千二百年の記念事業として、昭和50年に建設されたものです。



金堂に安置されている本尊の大日如来の尊像です。


「明王殿」
智積院の護摩道場、祈祷所であり、不動堂とも呼ばれています。
本尊の不動明王は興教大師・覚鑁(かくばん)ゆかりの紀州根来寺より伝来したと言われており、麦つき不動とも呼ばれています。

明王殿は、昭和22年(1947年)の火災により仮本堂であった方丈殿が焼失した際に、明治15年に焼失した本堂の再建のため、京都四条寺町にある浄土宗の名刹、大雲院の本堂の譲渡を受け、現在の講堂のある場所に移築した建物で、その後、平成4年(1992年)に、講堂再建にともなって現在の場所に移築されたそうです。
 


「大師堂」
真言宗開祖、弘法大師空海のご尊像を安置するお堂です。
建立年代は寛政元年(1789年)、落成は、当山第二十四世・胎通僧正の時です。



「鐘楼」
紅葉が美しかったので鐘楼をバックに撮影しました。