ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

服用終わって2か月目のデータと診察

2017-02-18 22:29:50 | 肝炎
「変わりありませんか?
 周りにインフルや風邪をひいている人はいませんか?」
という質問から始まる。

ある程度、会話を持たなくてはいけないという
先生の方針のようだ。


我が家の母の風邪も一週間かかったが
ようやく終わった感じ。


「順調ですね。
 データもよかったです。
 次回の予約は。。」

これだけだったら、一分で終わりかねない診察に
なってしまう。


今日は質問をしてみた。

「再度、ウイルスに感染することはありますか?
 たとえば、私はピアスをしていますが、
 久しぶりに古いピアスを取り出して
 使って感染するとか。」

「それはありません。
 同じ型はありません。
 他の型ならあり得ます。

 でも、日本の医療体制では使い捨てですし
 医療においてはないでしょう。

 もぐりでしている刺青とかピアッサーならあり得るかもしれませんが。」


透析医療。。なにがあるかわからないでしょう。


「一度、感染したことがあるということは
 抗体があるということです。
 抗体があれば感染はしません」

「ということは検査をすると陽性がでるということですか?」

「そうです。
 ウイルスはなくなったけれど、
 抗体があるので陽性になります。

 耳鼻科などで検査すると陽性が出るでしょう。
 そしたら、この検査データを持って行って
 ウイルスはでていないと説明してください。

 普通の肝炎検査は陽性かどうか調べる程度しかしません。

 献血にいっても、検査の結果血液を捨てることに
 なるので行かない方が良いといっています」

「手術や輸血を受けていたら、献血できないのでは?」

「それ以外で肝炎になる人はいますから。

 10年から15年で抗体は消えます。
  
 インターフェロンで治療した時代の人で
 まだ陽性が出る人がいますから。」


じゃあ、10年以上たったら、
また感染する可能性はあるんだ。

「なにか疑問になったら聞いてくださいね」



何気ない質問が大変ためになった。

陽性がまだまだ出るということを
しらなかったらきっと焦ることがあっただろう。






さて、採血。

採血バンドをしての採血。

肉を締めないように
服の上からしているという話から

「透析の時も、パジャマの上から
 締めてもらいます。
 その方が皮膚がよれなくて痛くないから」

「透析は指で締めるんじゃないの?
 血管を傷つけないように」

「昔は指でやっていたけれど、
 今はお年寄りも多いし
 その方が血管が良く出るので
 今は採血バンドですよ」

「時代は変わったね。
 穿刺もつなぐ人と刺す人と
 看護師二人体制でしょう?」

「今は一人ですよ。

 終了は一時そういう話もありましたが、
 今は自動回収なので
 回収が終わるまで針も抜かないので
 スタッフはボタンを押すと
 ブザーが鳴るまでどこかにいってしまいます」

「え。。時代は変わったね。
 プライミングは自分でやっているの?」

「やっている施設はあるみたいです。
 今は、生食を充填するのでなく
 透析液でします。
 終了も生食は使わず透析液です。

 だから、ボタン一つでできますが、
 スタッフ以外は使用禁止です。」

「もう、透析病院で努めることはできない」

「いえいえ。
 看護師としての知識を必要としていますので
 透析がわからなくても、大丈夫ですよ」



と。。ながながと雑談してしまった。

よーく考えてみると
透析医療ってすごく変わってきたと思う。
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