ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

シャント手術 - 造影検査

2020-06-30 16:09:26 | 身体のこと
造影検査をすることになった。

今回の撮影方法は
普段使っているボタンホールの動脈側に
いつもどおり針を刺し、
造影剤を流すという。

それ無理。。

血流量が多くて、
あっという間に造影剤が流されて
撮影できなかった。

無理に吻合部を撮影しようとして、
血圧計巻いて圧かけて
撮ったこともあったけれど、
こんなの見たことがないと
スタッフが
感心するくらいの
点状出血になってしまって、
絶対やりたくない手法。

すごく痛い。。。。。。

最近は、PTAのカテーテルを
吻合までもっていき、
そこから流していたので
痛くはなかった。


まあ、撮れなかったら先生が考えるでしょうと
検査は始まった。



しかし、手術室スタッフ、
私の癖のないボタンホールを拾うことができず、
透析室に応援を呼ぶ羽目になった。

「自分で作った穴でしょうが」

「一年半の経てば自分の穴とは
ぶれて別物だから
拾えなくてあたりまえ」

と言っていると応援到着。

先生、応援者をみて
「おまえ、うまいの?
大丈夫か?」
と突っ込む。

応援者は、何も答えず、
3突きぐらいでさっと入れた。

「おお!!!!」

どよめきなのかな、応援者は帰って行った。



検査は淡々と進む。

しかし、手根管症候群がある私には
手首の固定やひねりは痛くて。。

わずか半年で手首の状態は変わっていた。

半年前は痛くなかったのに。。。。


そして最後に血圧計登場。

いやだといっても実行。。。。。。

前回ほど痛くなく終わった。

軽い点状出血で済んだ。


理由は、穿刺部が違うから。

前回刺したところは血流量が多かった。

今回の方はそれよりスキル音は劣る。

その分、流されることが少なかったので
血圧計にまかれての圧迫時間が
短かったようだ。




検査が終わって、
上機嫌の先生。。。。。。

「素晴らしいことがわかりました。

女性で華奢だし、
透析歴も長いから
細いと思われた動脈が
太いことがわかりました。

これだけ太かったら
人工血管を使わなくても
つなげることができます」

     

はあ??

普通、女性は男性より血管は細い。

また華奢な女性はなおさら細い。

そして、長期透析者に関しては
循環の悪さか、動脈がめっちゃ細くて
どうやって手術をしようと悩まされることが
あるらしい。

それを覚悟していたら、
女性の標準よりも血管が太かったのだ。

周囲にいたスタッフも
「すごい!!!!」とびっくりしていた。

そのくらい太かったのだ。


のちに手術の時
実際に開いてみて
「今日の患者は、
動脈も静脈も太くて
やりやすい
と喜んでいた。

十分血圧が下がっていて、
血管が見つけにくいはずが。。。。
喜んでいた。


「上腕に狭窄部はなし。
胸の血管が怒張しているのは
血流過多によるものとわかったので
問題なし。
これだけ血管が太ければなるわな」


最初に作った血流不足って
私の血管が細かったからでなく
作り方が悪かったということ???

そういえば、
二回目にシャントを作った先生は、
「今日の患者はSLEなのに
血管が太くて良い
と喜んでいた記憶がある。。。。。。
血流不足だったから、
血管を広げて血流を取れるように
してくれた。



「さて、手術いつにする?
緊急性はないから、
コロナが治まるまでは
まてるよ。
4月中にコロナが治まることはない。」

(\
かなり前に書いておりますm(__)m


「逆にコロナで仕事が暇なときに
したいです」

「そういう考えもあるな」

このときは、三密という言葉も
なかった頃で、
市内に感染者が出ていなかったので、
手術や検査の延期も検討に
入っていなかった。

「大きい手術だから、
大先生(応援)が来る日だね。
最短で一か月後だね」

と手術日は決まった。


その場で、軽く
どういう手術になるか
絵にかいてもらい、
後日、もっと丁寧に描いた紙をもらった。


<続く>
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブックカバーチャレンジ

2020-06-20 17:00:05 | Weblog
ブックカバーチャレンジというものを
知っていますか?

読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、
好きな本を1日1冊選び、
本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ
7日間アップを続ける。
その際毎日1人のFB友達を招待し、
このチャレンジへの参加をお願いする。


というもの。



回ってきたのでやってみました。


その前に友人のやっているのを見て、
私だったらこう書くかな??
と思ったりして

一言感想を書くものと思っていたころ。


その後、指名されて
ルールを検索。

なんと
本についての説明はナシで
と知り。。。。

確かに内容を知ってしまって
読みたくなくなる場合もある。

題名とブックカバーから
想像して本を手に取るチャンスに
してほしいということか。


たくさんの人に本を読んでほしいという思いで
いつも読むの専門のインスタにもアップしようと目論む。。


さっそく、本を探すけれど、
紹介したい本が見つからなかったり、
今度見かけたら買おうと思った本があったりと。。。

当然、中身を思い出せない本も。

今、置いてある本は
それなりに感動した本だけなのに。。

思い出せない。



約10冊の本を選んでアップ用に写真を撮った。

蛍光灯の灯りより
昼間の自然光の方がきれいに写真が
撮れるから。


早速、1日目をUP。

すると早速見た人から
タイトルが欠けてUPされているよ
と連絡が。

インスタって、Facebookのように写真が全面
UPされるものじゃないのね??

背景の床が気になってトリミングしたのが
裏目に出て、
写真はほぼ全滅。。。。。


で。。夜に取り直したばっかりに
写真の色が。。。。。。赤い。。


Facebookの反応がないと思ったら
自分だけに公開になっていたりして。。。



7日終わって、
指名されるのを恐れてか、
いつもは「いいね」を付けてくれる人が
つけてくれない。

そんなもんかも。



4人に指名した。

二人は無理と言われた。

一人はいいよといいつつ
「無理しないでね。出来る範囲でいいから」
と私がいったことを真に受けたのか(?)
いまだにUPはない。


もう一人は
「7人も紹介できないから無理」
と言って断ってきたので
「できる範囲でいいよ」といったところ
受けてくれた。

私はしっかり、
ルールを書いたのに、
しっかり、本の内容を書いている

あらすじではないが、
「華道〇〇流の流祖の生涯を描いた作品でです。
 作品を読んだときにわが師の華に対する情熱が
 主人公と重なって見えました。」

書き過ぎ。。。

すべてこんな調子で。。

結局、それを指摘することはしなかった。



ブックカバーチャレンジで検索すると
いろいろな作品が紹介されている。

手に取ってみようかと
そそられる。

なにかないかなと思ったとき
#ブックカバーチャレンジ
で検索するとよいかもと思った。


チェーンレター的と批判もあるけれど、
昔ほど、チェーンレターは必ずしなくては
ならないものという考えもないし、
また、やらないと不幸になるという
趣旨でもない。

良い宣伝だと私は思うけれど。


自分を読書歴を見直す
良い機会になったと思う。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏用マスク

2020-06-18 22:18:06 | Weblog
風通しがよくて、
なおかつ抗菌抗ウイルスのメッシュのマスクを買った。







軽い、涼しい、風通しもよいと思ったのは一瞬。



息をすると顔にマスクが張り付く。。。。

その張り付いた刺激で
くしゃみや咳が出て。。。。



夏用といっても
風通しがよいといって
デメリットが意外とあるのね。。。。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月になっても変わらなかったこと

2020-06-16 18:23:11 | Weblog

6月になっても変わらなかったこと

6月になっても変わらなかったこと


1,障がい者施設での各種教室が閉鎖されたまま

 私は水泳とストレッチヨガに参加。

 水泳ぐらい大丈夫と思うけれど。。。

 再開されたのは、
 参加人数の少ない(定員割れの)
 文化教室のみ。

 難病の人もいるし、
 仕方ないかもと思いつつ、
 市内は3月以降、
 コロナの発症者はいないんですどね。
 

2.透析中の飲食禁止が解除されなかったこと。

まじっす。。。

市内3月以降、
コロナの発症者はいないんですどね。

関連のサテライトでは、
「おにぎりやパンを持ち込んでも良いよ」
となったとか。

本部の方針に従うしかなく
独自に仕出し弁当を依頼することもできず、
で。。内緒でそういうことをするようになったのか。

妥当な判断だと思う。


この食事なし透析にも慣れました。

このままでもいいやと思いつつも、
短時間でカロリー摂取をするには
ゼリーやチョコの食べるしかない。
よって、中性脂肪が高くて、
捕まった私。。。。。。

捕まらなかったらこのままでもよかったかも。。。

周囲は低たんぱく低リンで指導受けていて。

透析中にご飯を食べられないから
生活のリズムがくるっていること
わかっています??


と叫びたい。

夜で透析していると
本当に透析中しか食べるタイミングがないのだ。

栄養士は、
「昼間の患者さんは朝食食べて
お昼ご飯を食べるのは4時ぐらい。
8時間も食べれられないんですよ」
という。

夜の場合、昼食食べて
仕事が忙しかったら
コーヒーさえも飲む時間がなければ
透析後の食事というと11時間空く。

すると次の食事まで12時間空くんですけど。

寝る前に一食食べるのは無理で
食べないで寝てしまう。

この話をしてから、
栄養士は近づいてこなくなった。

栄養士は「おやつぐらい食べるでしょう?」
というが、会社においておやつタイムはない。

今の食事指導は難しいとは思うけれど。

一度、現在の食事事情について
アンケートすると見えるものが
あるとはあると思うけれど。。。




3.ヨガ教室がオンラインに。

もともとオンライン化して
全国区への野望があった先生。

そこにコロナ騒動で
練習でYouTubeへのUPを始めた。

次にライブを始めた。

画像はぼやけて音声はとぎれとぎれ。。

時にはフリーズして。。。。

試行錯誤の末、
なんとかまともな画像になった。
(素人投稿に域は出ていないが)

そして、教室のオンライン化を発表した。
(スペイン風邪の流行した時の
終息までどのくらいかかったかを考慮して
数年はコロナ騒動は続くと思っていた)

しかし、参加者があまりに少なく。。。
収入的に無理があって
仕方なく、教室の半分はリアルヨガにした。
(人数は5人までにして)
リアルヨガをやってもまだまだ赤字。。

再来月あたりに断念し、
リアル教室をメインにしていくか???



生活様式を変えようというけれど、
変えてほしくないものもある。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャント手術 ー 身柄確保

2020-06-11 22:34:58 | 身体のこと

穿刺の時、スタッフが
「ら族さんのこぶって、こんなにてかっていましたっけ?」
といってきた。

てかる=皮膚が薄くなってきて手術が必要な状態。
日々見ているので変化がわからない私。

こぶは小さいのに???
そんな状態???


上申した結果、すぐにエコーの指示が出た。



エコーの結果、過去の診断結果を見て
先生はやってきた。


「こぶの大きさ的には、
まだ破裂する大きさではないので、
手術対象外ですが、
血管の厚さが、
血管、脂肪、皮膚を合わせて
1ミリしかありませんので、
手術対象になりました。

些細なことで血管に傷つき
大出血するリスクがあるということです。

石灰化している吻合部から
こぶを取り除き、
橈骨動脈をつないで、
現在の吻合から8cmほど上がったところに
新しい吻合を作ります。

その際、分岐しているどちらかの血管に
つなぐことになりますが、
近い方は自己血管で、
遠い方は人工血管になります。

緊急性はありませんが、
永遠に放置することはできません。

どちら側につなぐか
よく考えて回答ください。

造影検査して、
上腕に狭窄があった場合は、
右手にシャントを作ることになります」

と。。。


たんたんと言われて
先生は帰って行った。

その後、受け持ちスタッフと
「今、さらっといったよね」
「さらっと言いましたよね」
「右手にシャント作るかもって」
「さらっというな!!!」

とプチキレし、
打ち合わせ、
血管の状態からいって、
人工血管をいれてまでも、
遠くの血管につないだ方が良いのではという
結論に達した。

近い方は刺すところが全くないのだ。


このすべて合わせて一ミリの厚さに、
衝撃を受けた。

放置しても、秋ぐらいには
何も処置をしていない吻合は詰まる。

伸ばせるのは秋までか。

その前に、いつも長袖を
着ているとはいえ、
薄着になった夏に
こぶを守り切れるか。

猶予は半年程度しかないと思った。



<続く>
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャント手術

2020-06-04 22:22:55 | 身体のこと
シャントは28年選手。

2年前に詰まるまでは無事故。

詰まったのは吻合部。

その一年後に詰まったのも吻合部。

石灰化していて、
エコーでは状態が見えないくらいの
石灰化。


石灰化した血管は鍾乳洞のようなもの
と表現をした人がいた。

鍾乳石がいろいろな長さで
上からも下からも横からも突き出している。

当然、水の流れはよどむ。

血液であればよどむことにより、
血栓ができたり、固まる。

それが石灰化した血管だという。

私の場合、
音の変化もなく、
血流不足ということもなく
ある日突然、詰まってしまう。。。


以前いた外科の先生は、
「若いから人工血管を入れたくないし、
人工血管をいれることになると、
二週間はシャントは使えないから
首から透析をすることなる。
それに、この血流量を
一人で止める自信がない」
といわれて、
手術回避のため、
半年に一度PTAをして、
血管を広げてくれた。

所見上は狭くはないが、
広げることによって
少しでも血管内の異物を
減らすようにしてくれた。



しかし、この先生は退職され、
後任の先生は
「石灰化した血管を広げると
割れることがあるから、
僕は広げることはしない」
と断言された。


え。。詰まるのを待つっていうの?
二週間も首から透析するの。。。。



多分、前回のPTAから一年前後は持つだろう。

それまでに方法を考えようと思っていたら、
意外な形で身柄確保になってしまった。。。。。。


<つづく>

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする