奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

予算主義を廃止すべき

2014-11-15 21:51:10 | 日記
研究費を詐取した容疑で元教授の岡畑恵雄(よしお)容疑者が逮捕されたことを受け、東京工業大の辰巳敬副学長は15日、記者会見し「大変残念で深くおわびする。管理体制を見直すなど再発防止に努める」と謝罪した。東工大は平成23年にも「預け金」などの研究費不正が指摘され、再建の途上だった。研究費不正は他大学でも相次いで起きており、不正が絶えないのが現状だ。(略) 文科省は25年度から、不正発覚後に研究応募資格を停止する期間を延長するなど厳罰化も図っている。だが、国立大法人評価委によると、25年度も東工大など6大学に不適切な経理処理があり、問題の根は深い。(産経ニュース)

民間であれば、予算に対して出費を減らせば褒められる。ところが、役所では「使い切ってくれ」と怒られる。年度末の駆け込み工事が多いということも庶民には知れ渡ったことです。無駄遣いするよりは余らせた方が良いことは明白です。

大学の「不正経理」も私的流用は(以ての外だが)ごくわずかで、余ったから次年度に回しておこうというものがほとんどです。その回したお金で成果が出るのであれば、税金を有効活用したという見方があってもよいのではないでしょうか。

産経ニュースの「問題の根は深い」のではなく、「予算主義」ではなく「決算主義」に改めれば良いだけのことです。余ったら返す。それだけです。


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