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「中矢伸一事務所 リアルタイムニュース」(vol.0199)
発行日:2017年10月1日
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■中矢伸一からNEWメッセージ
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日本の上空を北朝鮮のミサイルが飛び、Jアラートが鳴り響いて
右往左往する中、金正恩とトランプ大統領との間で非難の応酬が
エスカレートし、いよいよ朝鮮半島有事が迫っているのでは、と
国民が心配しているこんな時期に、安倍首相は突如として衆議院
の解散に踏み切りました。
さらに、小池都知事が新党「希望の党」を旗揚げしたと思いきや、
そこに民進党が合流することに!?
解散総選挙をきっかけに、日本の政界に激震が走っています。
北朝鮮の話はどっかへ行ってしまいました。
金正恩は「俺はまだここにいるぞ!」叫んでいるかもしれません。
それは冗談ですが、戦争になるかもしれないというこの時期に、
衆議院を解散し、政治的空白を作るなんて、おかしな話ですね。
それについて野党は批判してましたが、たしかにこのタイミング
での解散は、おかしいと思います。
つまり、この選挙期間中に「有事」ということはない。
そう読むべきだと思います。
9月7日から北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木議員が、11
日、帰国して記者会見を開きました。
その席で「北朝鮮の空気が変わってきている」と話してましたが、
このニュース、すでにYahoo!では削除されています。
猪木さんは北朝鮮にはもう何十回と行っており、あちらに人脈も
あると思われますから、政府の密使として訪問したのでしょう。
その真の目的と成果については、私も知りませんので、憶測する
しかないのですが、要は、今回の解散総選挙も当然、この情報を
受けてのものと思うのです。
私が聞いている北朝鮮系の情報では、北朝鮮は裏のルートで日本
政府筋と接触し、安倍総理の考えを確認しています。安倍さんが
「戦争はしたくない」と言っているので、北朝鮮も日本とは戦争
はしない、ということなのです。
それが本当なのかどうか、政府は猪木議員を派遣して、北朝鮮の
指導部と直接面会し、安倍首相の真意を伝えると共に、北朝鮮側
からは「戦争にはならない」という確約を得たため、これを受け
た安倍総理は、解散を決意したということではないでしょうか。
もちろんこれは、米国とも調整済みだと思います。
そうしたところ、解散を宣言する直前になって、小池都知事が、
あたかも周到に準備を進めていたかのように新党「希望の党」を
旗揚げし、国政に打って出ることを公表したわけです。
そこに、「日本のこころ」の中山恭子・成彬夫妻が合流すること
になったというニュースには驚きましたが、もっと驚いたのは、
民進党が、解党するような形をとってまで「希望の党」に合流
する動きを見せ始めたことです。
安倍一強潰しと政権奪還に目が眩んだんでしょうか。
一夜にして最大野党の民進党は消滅してしまい(実際は消滅では
ないのかもしれませんが)、野党の結束も乱れて反日左翼勢力は
バラバラになってしまいました。
これって、誰の筋書きなんでしょうか?
まだ10月22日の投開票日までどうなるかはわかりませんが、
今度の選挙で日本の政界の勢力図が大きく変わることは、間違い
ありません。
ぜひ皆さん、選挙に行ってくださいね!
(以下省略)