9月22~24の連休に、友人と2人で新穂高と平湯に行ってきました。
本当は、新穂高と乗鞍高原の予定でしたが、一ノ瀬キャンプ場がやっていないので、急遽平湯に変更です。
友人も写真を撮りますが、趣味と言うほどではありませんで、今回友人はカメラなし。
私だけのんびり撮っているわけにも行かず、また体力的な問題もあって、ほとんどデジカメです。
ポジでも少しだけ撮りましたが、さて、良いのがあるかどうか。(まだ現像にも出していません。)
さて、9/22、新穂高へ。日は差しているものの山頂付近は雲に覆われているので、
新穂高ロープウェイは翌日に期待。
予定通りロープウェイ鍋平高原駅周辺の鍋平高原を散策しました。
シラカバやミズナラが生い茂る高原で、道はよく整備されています。
幹や枝が木が大きく曲がっている木(写真1)や、木と木が絡み合っているものなどが多く印象的でした。
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散策コースにもかかわらず、カメラ機材を背負っては、しんどかったです。運動不足と体力の低下をひしひしと感じました。
日ごろの寝不足と疲れからか、
合掌の森中尾キャンプ場についてから、頭が痛くなってしまい、鎮痛剤を飲んでテントで休んでいました。
ものすごい汗をかいたので、アクエリアスをちびちびとやりながら、3時間弱うつらうつらとしたでしょうか。気分はだいぶ回復しましたし、午後7時も近くなってきたので、いい加減に起きないといけないと思い、活動を始めました。
遅くなってしまったので、夕食は予備に準備したレトルトカレーとさとうのご飯で済ませましたが、地元産のトマトカレーで、トマトの酸味が利いておいしかったです。
現地で購入した枝豆を友人がゆでてくれましたが、これがまたおいしかった。
キャンプ場は、林間で各サイトごとに整備されていますが、木は少なく、設備の管理もきちんとされていないようです。
これで2人で7,000円は高い!でも、露天風呂(写真2)があるのが魅力です。
夜10時まで入浴でき、私好みの温めのお湯で気持ちよかったです。
露天風呂のみで、石鹸・シャンプーは使用禁止です。
2 日中見るとこんな感じ。(写真3)
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外から丸見えですが、水着は着用禁止です。
ちなみにこちらは混浴ですが、女性の姿は見ませんでした。女性専用は、この奥にありますが、見られません・・・。
9/23、前日の夕食はレトルトで済ませましたが、朝食はキャンプらしく。(写真4)
いつものパン食です。(写真5)
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ここで、ナイフネタ。
オリジナルナイフMは、小さいですが、この朝食のような作業には必要充分。切れ味も鋭く、扱いやすかったです。
ただ、写真5の手前に写っている大き目のパンを切り分けるのには、長い刃のほうが切りやすいです。
さて、2日目は新穂高ロープウェイで、山頂駅の西穂高口駅へ。
でも、雲が多く、すぐにガスで覆われたりして、ほとんど山は見られませんでした。光りもドラマチックではありません。(写真6)
これで4回目ですが、一度も山々が綺麗に見られたことはありません。
下りのロープウェイの中からも撮影してみましたが、紅葉にはまだ早いです。(写真7)
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午後からは乗鞍高原に行くつもりでしたが、一ノ瀬キャンプ場は7-8月しか営業していないということで、急遽
平湯キャンプ場へ変更。
林間のキャンプ場で、設備も綺麗、他のサイトとも比較的隔離された感じで、落ち着いてなかなか良いところでした。
これで2人で2,200円は安い!
予定では一ノ瀬園地を散策するつもりでしたが、急遽場所を変更したため、温泉に行くことにしました。
平湯温泉発祥の地と言われる
神の湯です。平湯温泉街の雑踏から少し離れた山の中にあります。
脱衣所は、小さな小屋で、屋根には草が生えています。(写真8)
人は多かったですが、一瞬人が途切れた時にカメラを持ち込んで。
露天風呂のみで、それほど広くはありませんが、なかなか雰囲気の良いところです。(写真9) 湯は少し熱めでした。
岩にはコケが生え(写真10)、近くには巨木も生えています。(写真11)
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夕方からは、キャンプ場近くの
平湯大滝へ。
滝壺の近くまで行けないのが残念です。(写真12)
迫力に欠けるので、望遠で狙ってみました。(写真13)
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夕食は、地元の料理を食べようと、近くの食事どころへ。
ところが、飛騨牛朴葉味噌は肉の入荷待ち。と言うわけで、ただの朴葉味噌定食に。残念っ。
午後、キャンプ場について、テントを張っているときに雨が降り出し、神の湯でもしばらく雨が降っていましたが、湯から上がる頃には雨も上がり、その後は曇っていました。
雨は降っていないので、夕食を済ませた後、テントの前でランタンの明かりのみでのんびりと。(写真14)
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いつもは、私はテーブルも椅子も持って行きませんし、朝日を見に行く時は早く寝てしまいます。
この日は、友人の用意してくれた椅子とテーブル、ランタンの明かりで、のんびりと過ごしました。
ここでライトネタ。
キャンプ場の奥の林は真っ暗なので、
壱式SSC P4大活躍。友人はライトマニアではありませんが、感心していました。
ただ、ランタイムを考えると連続点灯に不利ですので、JIL-Liteの
JCR2LRも活躍しました。明るさは随分劣りますが、ランタイムが長いのが魅力です。
移動や作業には壱式SSC-P4、さほど明るさを必要としないけれど、なくては真っ暗で困るというようなときは、JCR2 LRという使い分けでしょうか。
9/24、一ノ瀬園地の散策はあきらめたので、キャプ場から400m、標高差100mにある
大ネズコを見に行くことにしました。
シダや笹の茂る林間の道を急ピッチで登って行きます。道は整備されていますが、雨上がりですと滑りやすいので、運動靴より山靴のほうが良いでしょう。
友人の後をついていくのが精一杯で、息切れしながらやや暗い場所で写真を撮るのは、デジカメと言えどもぶれボケばかり。
何とか使えそうなものを載せます(写真15)が、もっと急な斜面や木の多いところもあります。
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大ネズコは、周りの木々とは全く異なる雄大な木で(写真16)、幹にはコブがいくつもあります。(写真17)
人と比べるとその大きさが分かります。(写真18) 自然の雄大さと威厳を感じます。
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途中、道は二つに分かれていましたので、下りは別の道を選択しました。
登り同様、シダや笹の茂る林で、心地よい音をたてながら小川も流れていました。
細めの木が多い中、ところどころに太い幹の木もあり変化に富んでいて、新穂高の鍋平高原の散策道より山の中という感じで、気持ちの良いところでした。
一つ難点を挙げるとすると、キャンプ場もそうですが、国道158線が近いので、時々バイクや車の音が気になることです。
それでも、また訪れてみたいと思うところです。
写真は、やはりぶれボケばかり。雰囲気だけ味わっていただければと思います。(写真19)
下りきるとキャンプ場の奥の林につながっていました。この林も心地のよいところです。(写真20)
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キャプ場に戻ってから、テントを記念撮影。(写真21)
林の中だと分かります。
前日雨が降ったので、雨避けを付けています。これで出入りの際に雨が入りにくくなります。
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さあ、連休も終わりですので、早めに帰途につきます。
途中、コスモス祭りを開催している
ほおのき平スキー場に寄ってみましたが、花はもう遅めでした。1枚だけ撮ってみました。(写真22)
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その後、
銚子滝や
宗関滝にも寄り道しましたが、うまく写真は撮れませんでした。
銚子滝は、規模は平湯大滝より小さいですが、滝壺まで下りることができますので、滝の落ちる雄大な音を身近に聞き、飛沫をかぶりひんやりとして、滝らしい魅力がありました。
宗関滝は、観光地という感じではなく、民家の横を通り抜け、路肩に車を止めて、細い道を登っていくと現れます。小さいですが、3段に分かれていて趣がありました。
最後に温泉。荘川の道の駅、
桜香の湯です。
露天風呂もありますが、新穂高や平湯の露天風呂のように、自然の地形を生かした露天風呂のほうが趣があって良いです。
それでも、旅の疲れを癒すには充分で、さっぱりとして帰宅することができました。
あまり時間が取れず、取りとめのない文章ですが、旅日記でした。