日曜礼拝 2018年4月22日

聖書箇所：レビ19：1～18
説教題：聖くあるということ

要約（詳細は音声をご確認ください）

　先週の聖書箇所でペテロが引用したのはレビ19:2でした。もう一度旧約聖書に遡って、聖くある
というのはどういうことかを確認していきましょう。

　先ずレビ19章全体の構成から確認します。「あなたがたも聖なる者でなければならない」という
神の命令の後に、具体的な規定が並べられています。そして、「わたしのすべてのおきてとすべて
の定めを守り、これらを行ないなさい。」という神の言葉で締めくくられています。すなわち、聖
い者であるためには、神の戒めを守ることだということが判ります。

　戒めの内容を確認すると、二種類の戒めに分類できそうです。一つ目は、3節から8節に表される
様に、「創造主なる神を敬い、愛する」ということです。二つ目は、9節から18節に表される様に、
「神に創造された仲間として、隣人を愛する」ということです。
　神を愛するということと、隣人を愛するということが大事であることは、イエス・キリストと律
法学者との対話の中にも述べられています。（マタイ22：34‐40参照）

　新約時代の聖徒である私達は、そこで留まってはいけません。更なる神の業、神の遣わされた方
であるイエス・キリストを救い主と信じることをしなければなりません。また、その教えである、
「神の国と神の義を先ず求める」ことをしなければなりません。

　私達は聖なる者になるという言葉のイメージや定義をはっきり確認する必要が有ります。それは、
純粋で罪や汚れの無い者になるということではありません。クリスチャンとして、聖なる者となる
三つのステップは、
　１）創造者である神を敬い、愛することを基本原則として行動を取ること。
　２）神に共に創造され、神の愛の対象である隣人を愛すること。
　３）イエス・キリストを救い主として受け入れ、信じることです。

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日曜礼拝 2018年4月15日

聖書箇所：１ペテロ1章13節～21節
説教題：天国の希望に基づく行動様式

要約（詳しくは音声をご確認ください。）

天国の相続の希望によって読者を励ましたペテロは、次にそれに基づいた行動様式を三つの命令文
で示しています。

１）ひたすら待ち望みなさい。
　　天国の恵みの現れる時をひたすら待ち望むことに心を注ぐことです。そのためには二つの条件
　　が有ります。
　　一つ目は、心を引き締めることです。この語は旅立ちや作業をする前に衣服をたくし上げる様
　　子を表す語です。旅立ちの覚悟をするように、キリスト者として生きる覚悟をすることです。
　　二つ目は、身を慎むことです。この語は正気を保つ様子を表します。聖書的原則に従って、健
　　全な判断をすることです。
２）あらゆる行いにおいて聖なるものとされなさい。
　　聖いということは、神のために世から取り分けられたということです。ですから、これまでの
　　世の原則や生き方を離れて、神の国と神の義を先ず求める生き方をすることです。
３）恐れかしこんで過ごしなさい。
　　過ごしなさいと訳された語は、特定の原則に従って行いを処するという意味を持っています。
　　恐れかしこむ理由が二つ有ります。
　　一つ目は、公平な裁きをされる方を父なる神と呼ぶ関係になっているからです。
　　二つ目は、尊いイエスキリストの御血を持って贖われたからです。


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日曜礼拝 2018年4月8日

聖書箇所：1ペテロ1章1節～12節
説教題：天国の相続

要点（詳細は音声でご確認ください。）

１）天国の相続はイエス・キリストの死と復活に基づく（3節～5節）
　　天国の相続が朽ちることも汚れることも消えていくこともないのは、一重にイエス・キリスト
　　の死と復活に基づいているからです。
２）天国の相続は大いなる喜びと忍耐をもたらす（6節～9節）
　　天国の相続の確かさの故に、困難を耐え忍ばなければならなくても、それに勝る喜びが与えら
　　れています。
３）天国の相続は聖霊によって明らかに啓示された（10節～12節）
　　天国の相続は、同じ聖霊によって、旧約の預言者たちと新約の使徒たちに明らかに啓示されま
　　した。それは、私達が明らかにキリストの福音を理解し、確信を持つようになるためです。

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日曜礼拝 2018年4月1日

聖書箇所：1コリント15章12節～19節
説教題：現世だけのための永遠の希望？


ポイント（詳細は音声をご確認ください。）

１）キリストの復活は確かであり、多くの証人に目撃された。
　　先に示された5節から8節にそのことは示されており、伝えられた福音の傍証としても伝えられ
　　たはずです。それは、何度でも確認するべき事柄ではないでしょうか。

２）信じる者の復活はキリストの復活と同様に確かである。
　　20節には、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。初穂と
　　いうことは、それに続く穂が有るということです。それが信じる者です。
　
３）身体のよみがえりは聖書的考えである。
　　詩編17編15節は、ダビデとメシアのよみがえりの預言と理解できる内容になっています。福音
　　書に表れるサドカイ人のよみがえりの理解も身体のよみがえりであったことが判ります。

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