※ 続・ローマとナポリにバロックの奇才を訪ねる旅 (5)
カラヴァッジョ(1573-1610)の 「聖マタイ三部作」が架るサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会。
美術館じゃあるまいし、シエスタ・昼寝時間はあっても休館日?があろうとは、で、翌日、改めて出かけた。
その日、<ボルゲーゼ美術館>から<ポポロ教会>とカラヴァッジョを堪能した後、別の予定をしていた。
が、ナポリへ遠足の予定もあって、急遽、フランチェージ教会へ行くことにしたもの。
♪ 駅前の五百人広場(左)から、ヴァチカン行きの64番のバス(中)に乗りました
♪ サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会のファサード(右)です
ヴェネツィア広場を過ぎて次のバス停で降りたが、彼女 が 「これであっているの?」と聞く。
首を捻りつつ 「まあ、この辺やないかなあ?」と頗る頼りないが、何回か歩けば何とかなるもの、相も変わらず厳しい警備のイタリア議会の上院の前に出た。この斜向かいに目指す教会がある。
♪ 人の出入りが遠目にも見え、「苦労させてくれるやないか」と入り口の扉(左/中)を押しました
♪ ここのコンタレッリ礼拝堂(右)に、カラヴァッジョの傑作 「聖マタイの三部作」があります
そんなことで、一旦、テルミニ駅近くのホテルに戻り午後も遅く出かけたのだが、朝から晩まで、彼の似たような作品を見ていると、何所でどの作品を見たのかこんがらかってしまった。
それはとも角として、その 「聖マタイと天使」「聖マタイの召し出し」「聖マタイの殉教」は年明けにも。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1236
ご夫妻で訪れた美術館に、お供させていただいているような気持で、毎回拝見いたしました。
世界の名画を楽しませていただき、また亡き奥様への慈しみと哀惜の情のこもった文に触れて胸を熱くいたしました。
こんな素晴らしいブログに巡り合えた幸運をかみしめています。
今年一年ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいますように。
身に余るお言葉を頂戴し、穴があれば入りたい心境です
小生こそ、ろこ様のブログを、「今日はどんなテーマかな?」と、毎回、楽しみに拝見しています
明くる年も、よろしくお願いいたします