一月、嫌になるほど<長く>感じたものだったが歳を重ねた所為か、他の月と同じ早さで過ぎてゆく。
一番寒さが厳しい時季とされる大寒(1/20)を挟んで、暦通り日本列島を雪まみれにさせていたかと思ったら、週末にはもう<節分>、そして<立春>である。
さて、聊か芸がないが前回に続いて今回もこの方、米国第一主義を主軸とする大統領が就任、17年1月は後世に語り継がれる月になるかも知れない、賞賛か批判かは別にして。
就任式を終えて最初の日曜(1/22)の朝日紙 「日曜に想う」で編集委員氏、“ 政治家を 「考える」タイプと 「思う」タイプに分けるなら、政権を去ったオバマ氏は前者であろう ” という。
それは、“ 挑発より説得を、対立より協調を擁護する手法は、ときに非力に見え、優柔不断と批判も浴びた。だがそれも(中略)民主主義に内在する危うさを深く認識すればこその 「考え」であったと推察する ” と続ける。
そして、“ トランプ氏は後者だろう。好き嫌いを軸にものごとを判断し、保水力のない心は思いを衝動的に吐き出してしまう。往々にしてこのタイプの方が決断力に富み英雄的で、強く見えるのが厄介だ ” と。
これを読んで、安倍さん<そっくり>じゃないかと改めて思う。
通常国会冒頭の施政方針演説、土佐のハマグリ養殖まで引き合いにして、持論をだらだらと並べた安倍さん、同紙(1/21)は “ 改憲意欲を強調したもの ” と大きなキャプションをつけた。
これまで数を頼んで遣りたい放題、今の憲法で 「なんの不都合や有り!」、と思うのだが、さて?
そんな有象無象を残し、おさむい睦月・一月はゆくけれど、「プリムラ・ドリーミー」は悲しくも無邪気に咲く。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1251
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