ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

春がくる

2012年03月05日 | 季節/暦

 暖かい三月の始まりとなった。

 カタリナ、稽古から帰ってすぐ、「雨の匂いがする」と言った翌朝、予言?どおり雨の朝となった二日、六甲の山並みは白い靄に隠れ、甲山が薄い影を覗かせている。

 Osk201203010158_2奈良・東大寺で朔日(ついたち)、二月堂修二会(しゅにえ)、お水取りが始まった(photo : asahi.com)。
 本行は十四日まで夜毎行われ、今年で1261回目だという。

 三日は、五節供のひとつ「上巳の節供」、桃の節供・雛祭りだった。
 旧暦の三月の始め頃は、桃の花が咲く季節でもあったので「桃の節句」とも呼ばれ、雛人形を飾って魔を祓う。

 今日、五日が二十四節気のひとつ「啓蟄」(けいちつ)。
 暦便覧には、冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃なのだそうだが、実際に虫が活動を始めるのはもう少し先のことらしく、柳が芽吹き蕗の薹が花咲く頃である。

 Photo_3十七日が「彼岸の入り」、十八日が春分に最も近い戊(つちのえ)の日で、生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日とされる「社日」と、雑節が続く。

 そして、二十日が二十四節気のひとつ「春分」、雑節の「彼岸の中日」でもあり、この日を挟んで前後七日間が彼岸。

 暑さ寒さも彼岸まで、と言っても、花冷えや寒の戻りもあり、○心と春の空とばかり気候は目まぐるしく変わる。

 ところで二日は、先日(二十九日)の内視鏡などによる術後の経過観察を聞くため外科外来へ。
 この飛び石連休のはざま辺りに、<ストーマ>の閉鎖手術をして貰えることになった。

 身軽?になったらお墓参りに行こう、温泉にも浸かりたい、あれもこれも食べたいと思っていた。
 そんなこんなで、彼岸が過ぎれば春が届く、嬉しくてつい暦で文字を稼いだブログになった。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.442

コメント (2)
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