ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

祈り ‐ イスラエル(9)

2011年12月28日 | イスラエル巡礼

 肝心の祈り・ミサのことを書くのが遅れた。
 今回の巡礼では、ネゲブの砂漠の中二日を除いて六回のミサに与った。

 テル・アビヴのベン・グリオン空港に着いたのが11時頃。
 まず向かったのがカイザリア。そこでランチを済ませ、次に向かったのがナザレ近郊のカナ、そこの “ カナの婚礼教会 ” で最初のミサが行われた。
 ちなみに、カナはイエスが初めて奇跡を行ったところ。

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  この日の最後の予定、ナザレのへの到着時間の関係から随分と急かされたミサでした
 
どこの巡礼に限らず主祭壇のある会堂でのミサは余り望めないようです
  会堂の隣の礼拝堂で行われました

 旅の三日目のミサは、ガリラヤの丘に建つ美しい “ 山上の垂訓教会 ” で行われた。

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  この日は野外ミサでした
 
青く晴れ渡った空の下、がリラヤの丘は美しい花に囲まれていました
 遠くガリラヤ湖を望んでのミサは素晴らしいものでした

 ベエル・シェヴァやゲネヴ砂漠の四日目と五日目は、ミサはお休み。
 六日目は待望のエルサレム、イエスがオリーブ山からの帰り、エルサレムの滅亡を預言、涙したとされる “ 主の泣かれた教会 ” で与った。

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  祭壇の後ろ、イスラムの聖地岩のドームなどの旧市街が望めます
 
落陽の旧市街、城壁の中でイエスはどんな気持ちで過ごしたのでしょうか
  ひと時、その思いを巡らしました

 七日目のミサは、ビア・ドロローサ第2留 “ 鞭打たれた教会 ”。

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  イエスが鞭打たれる場面のステンドグラスと荊冠のドームの前では、粛然となりました
  ビア・ドロローザ、悲しみの道第二留になります
  イエスはここからゴルゴダの丘に向かい十字架を背負って歩きます

 そして、八日目はこの巡礼のクライマックス、パレスチナ自治区ベツレヘムの “ 聖誕教会 ”。
 この日は日曜、「年間第33主日」のミサに与った。

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  ミサに与ったのは聖堂内の「聖カテリナ教会」、カトリックの教会です
 
この教会のクリスマスイブのミサ、今年も新聞やTVでその様子が紹介されていました

 巡礼最後のミサは旅の最終日、洗礼者ヨハネゆかりのエン・カレム “ マリア訪問の教会 ” での野外ミサ。

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  長い坂の上に建つ教会、受胎を知ったマリアが従姉のエリザベトをナザレから訪ねます
 
エリザベトはこの時お腹の中に洗礼者ヨハネを宿しています
 
ミサの後、二階の会堂で、皆さん「聖母マリアへの祈り」を献じていました

 とまれどのミサも、其処此処にイエスの息吹が感じられ、大きな思い出を心に刻んでくれた。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.417

 ※ イスラエル巡礼、前回の《ベツレヘム》へは、<コチラ>からお入り下さい。

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