保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ブーツに“底”を貼る…接着剤ボンド使用のコツ

2013年06月01日 | 日々の暮らし

この冬リサイクルショップで525円(!)で手に入れたバックスキンのブーツは
底が革靴のようにツルッとしたノッペラボウなウレタン系材質なので
雨が降った一昨日、立ち寄った店の濡れていた床でコケそうになりました。

雪の上では実際にものの見事にスッテンコロリンしましたので
これはなんとかしないといずれケガをすることになりかねないと思い
“底”を貼ることにしたのは一昨日のことです。

春っぽくなった頃のスキーレッスンに行く際も
カーゴパンツ+タイツと組み合わせてよく履いて行き
同伴したコーチ仲間の女性軍からも「カワイイ!」と褒められて以降
すっかりお気に入りの1足になっているのです。

ネットで探すと底材のみが2千円も出すと市販されているのですが
買った価格が価格ですので当然、そんなお金は出す気になれず
ちょっと庭に出る際などに使っていたもう捨てるだけの
サンダルの底材を利用することにしました。

慎重に7~8mm程の厚さに底を切り取り
切り口は自宅に通じる階段の打ちっ放しのセメントの表面で“ヤスリ掛け”
厚さ5mmほどまで表面を平らに削ると
接着剤と貼る物の接着力を強めるためのいわゆる“足付け”も同時にできてしまいます。

そしてブーツの底の形状に合うように切ると底材は完成です。。

その際、平面のサンダルと違い
ブーツの踵部分は2cm高くなっていますのでつま先部分と2分割にしました。

さて、大切なのは最終的な接着です。

プロには専用の接着剤があるようですが、ごく一般的な
あの黄色のボンドでも使用方法のコツさえしっかり掴んでいれば充分持ちます。

そのコツとは「薄く塗る」ことと「貼り急がない」こと、そして貼り合わせる際は
「強く圧迫する」ことの3点です。

具体的には貼り合わせる2枚にボンドを均等に薄く伸ばし
指にくっ付かない程度まで放置(夏場で10分ほど)して乾燥させた後
一気に、かつ強い力で両面の接着剤同士を貼り合わせることです。

靴の修理屋さんは木槌で叩いたりします。

つまり、2枚の物の間に接着剤を流し込む感じではダメなのです。

もちろん、ずらすことは全くできませんので
貼り付ける位置はシッカリと決めておかなければなりません。

この放置してほどほどに乾燥するまで待つことがほとんどの人は出来ず
すぐに2枚を貼り合わせてしまいます。

これだとボンドの溶剤であるシンナー分がいつまでも蒸発せず
また厚く塗った場合も同じようにいつまでも中が柔らかいままで
使用に耐えられる強度になるまでかなりの日数が掛かってしまい
それまで待ち切れずに使うと結局はすぐに剥がれてしまうというよくある結末を迎えます。

それでなくてもこのボンドには「合成ゴム・皮革・金属用」と使用用途が謳われていて
乾燥せずに貼り合わせたら、どれも溶剤が蒸発し難い材質の上
ほとんど密封するため乾燥に必要な空気を遮断してしまうことになるからです。

ついでに、縫い付けられている裏地のほつれも縫い合わせて作業は丸一日で完成
ほんの僅か幅が寸法足らずだったり、ちょっとボンドがはみ出した部分があったり
つま先と踵部分の溝がちょっと並行でなかったりしていますが
他人が靴の底まで見ることは滅多にないはずですのでそれもご愛嬌と思うことにしましょう。

やや厚目にしたためクッション作用が増してショックが軽減された税抜きワンコインのブーツを
次に履く日を楽しみに待つことになったお話でした(目出度し、目出度し!)。

 

 

接着剤には別に
・硬化剤との2液混合タイプ…主にエポキシ系など
・水分で硬化するタイプ…瞬間接着剤 があります。

これらは硬化する方法が違いますのでこのコツは参考になりません。

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