保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

ジャガイモの“試し掘り”

2012年06月29日 | 自然農法による自給用野菜作り

男爵・メイクイーン・キタアカリの3種類を3個所に分けて植えたジャガイモですが
一番成長が早かった男爵を試しに5個、収穫して見ました。

とても美味かったです

今時分でこの程度の大きさでしたら昨年よりは確実に大きくなることでしょう。

男爵を植えたのはイチジクの木が一本だけ植わっていた北側の荒れ地を
今年初めて“開墾”した場所です。

こちらまでは 対策用の電柵を設置できていませんので
ここまで育って掘り返されたらちょっとショックが大きいので
気休めでしょうが、ロープをジャガイモの周囲だけ張り巡らせてあります。

2年目の初心者ですので失敗するなら今と思い、農薬はもちろん
元肥(堆肥)も追肥も、何も与えなくてもこうして収穫できる運びになりました。

ジャガイモに次いで植え付けた
ネギ・ナス・カボチャ・スイカ・枝豆も順調に(だと思いますが)生育しています。

主となる畑の方もこの春は、講座での教えもあって堆肥を施さず
昨年購入した“鶏糞”の残りの僅かな追肥のみで
レタス・ブロッコリー・カリフラワー・大根・エンドウ・ニンニク・玉ネギは
すでに毎日収穫できる時期を迎えています。

キャベツ・トマト類はもうすぐですし
キュウリ・ナスは今急速に大きくなっているところです

出荷するわけではないので一人前の姿、形でなくて良いから
できるだけこの自然のままの環境で育って欲しいと願い水やりもせず雨任せながら
虫の捕殺や草マルチ、中耕、土寄せなどの手間だけは惜しまないようにしています。

 

 

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残念ながら日本の現況は「自殺大国」

2012年06月28日 | (雑学Ⅲ)高齢者の自殺を考える

2010年(平成22年)における日本の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は24.9人
総自殺者数は31690人(警察庁発表データ)で13年連続で3万人を突破しています。

死者の2.8%が自殺による死亡であって、癌や心疾患などに次いで6番目に多い死因となり
実は交通事故者数(4863人)の6倍以上の数字なのです。

また、自殺未遂者は自殺者の10倍以上いると推計され
自殺者遺族は300万人ほどいると推定されます。

1日平均約87人、1時間に約3.6人が自殺していることになり、未遂者も含めたら
毎日一つの県で20人近くが死のうと行動しているわけですから
恐ろしいほどの多さと言わざるを得ません。

自殺率は、人口が多いと自殺者数が自ずと増えてしまうことを補正するため
10万人という同一単位における自殺者数を算出したもので
自殺する傾向の強弱が読み取れます。

海外各国と比較しても日本の自殺者は多く、この自殺率は世界で第4位(2002年)
先進国の中では日本がトップで、アメリカの2倍に上ります。

ちなみに日本より上位はベラルーシ・リトアニア・カザフスタンで
ロシア、最近では韓国が急激に上昇し日本を上回る年もあるようですが
残念ながら日本は世界有数の“自殺大国”との汚名を着せられています。

ところで、実は10年前まで日本の自殺者はこんなに多くはありませんでした。

それまでは長い間、年間の自殺者数は2万人台で推移していたのですが
それが1998年度になると突如として3万2863人に跳ね上がり
以来、ずっと3万人台で高止まりしています(私には2万人が少ない数字とも思えませんが)。

1998年(平成10年)はバブル崩壊後の不況のまさにどん底の年でした。

自殺と景気動向には相関関係があると言われていて
いざなぎ景気やバブル景気のときには自殺者が減少したことを示す研究報告もあります。

とすれば、1998年度に突然自殺者が急増し、それ以降高止まりを続けているのも
景気動向を反映したものと考えるのが妥当なのでしょう。

失業者数と自殺者数の増減にもそれはよく表れていて
月ごとの失業者数と自殺者数の推移を追うと、増減の仕方が極めて近似していて
失業者が増えると自殺者も増え、失業者が経ると自殺者も減少する
その同調性は悲しいほどとされています。

1998年以降現在に至るまで、自殺率は戦後3度目にして最大のピークの最中であり
それ以前と比べて20%~50%増加しています。

各種統計や自殺者の遺書などから、今回のピークの原因は不況によるものと推測されており
不況の影響を受けやすい40~50台男性でピーク後の自殺率が特に急増しています。

一方、女性の自殺率はピーク前とあまり変わりません。

原因および動機に関しては、「健康問題」が15802人で最も多く
次いで「経済・生活問題」(7438人)、「家庭問題」(4497人)、「勤務問題」(2590人) の順となっており
この順位は前年と変わりません(この数字は、遺書等の自殺を裏付けるH18年の資料により
明らかに推定できる原因・動機を自殺者一人につき3つまで計上可能としたものです)。

自殺率は男女差が激しく、自殺者の70%以上が男性です。

男性の方が自殺しやすい主要因として、失業を含む勤務問題が挙げられ
働く性としての男性に過度の負担がかかっていることが分かるとされていますが
他にも、失業時や離婚時に男性の方が孤立しやすい
男性の方が女性より自身の問題を他人に相談しにくい、なども指摘されています。

地域別に見た場合、特に男性では地域ごとに1.6~1.7 倍の差があり
いわゆる工場地帯で自殺率が高いため、下請けの過酷で不安定な労働環境の影響があるようです。

また東北地方や日本海側が自殺率が高く、その原因として
他にも地域産業が衰えたことによる「経済面」や高齢化による「健康面」が指摘されています。

自殺手段・自殺場所としては、男女とも縊死(=首吊り)・自宅が多く
平成15年の場合、男女それぞれ66.4%、58.9%の自殺者が縊死を選び
男女合計17511人、54.3%の自殺者が自宅を選んでいます。

実際、5年ほど前に自殺した同い年の友人も
自宅物置で首を吊っているのを奥さんに発見されています。

男性、当時50歳台後半
原因は健康問題が絡んだ私と同業種自営の業績不振
事態打開の相談は全くなし、という上記を絵に描いたような状況で逝ってしまいました。

 

 

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私のインプラントは絶好調ですが…

2012年06月26日 | 歯の健康&インプラント

2008年8月から2010年1月まで1年6カ月かかって
それも150万円もの治療費をK先生に支払って4本の歯をインプラントにしました。

薄い上顎に増骨剤を埋め込んで厚くする処置が必要だったため
時間とお金は標準以上になっています。


(下の3本)

それから約2年半が経過し、ほぼ3カ月に1度のメンテナンスを受けながら
治療後の私の“お口の中”は絶好調です

メンテナンスの際は、X線写真でインプラントが埋め込まれた顎の骨の状態を調べ
同時に根元の歯肉の状態、さらにその他全ての歯周ポケットの深さと噛み合わせをチェックされます。

もちろん日常の歯磨きの善し悪しも判ってしまいますが
ここで購入した音波歯ブラシ「プリニカ」でほぼ完ぺきに磨けていると毎回評価されていて
治療前には深さ5mmあった数か所の歯周ポケットも
噛み合わせが改善したことも奏功して今では全て“良好”とされる2~3mmに改善しています。

 

私の場合はこうして、インプラント治療を受けて本当に良かったと心から思っていたそんな折
ちょっと思わぬ記事をヤフーニュースで見かけてビックリしました。

それは、厚労省の研究班がこの治療方法に関して、歯科医師1000人を対象に行ったもので
このうちインプラント治療を行っている289人から回答があり、それによると
*神経を傷つけてしびれが残った
*インプラントの周囲に炎症が起きた など
何らかのトラブルの経験がある歯科医師が61%にも上ったというのです。

そして、「治療を始める前に
▽骨の厚さや神経の位置などを確認するCT検査を患者全員に行っている歯科医師は57%
▽糖尿病など治療の障害となる持病を把握するための血液検査や尿検査の値を
確認している歯科医師は23%にとどまり、事前の検査が
十分行われていないことが明らかになった」とのこと。

また、研究班の班長で日本歯科医学会のある総務理事は
「インプラント治療を行う歯科医師には幅広い知識と専門性が求められる。
安全に治療するためにどのような検査が事前に必要かガイドラインをまとめ
学んでもらう体制の構築を急ぎたい」と話しています、とも。

どうやらこのインプラント治療に関しては、今になって様々な問題も指摘されているようです。

国民生活センター

NHKクローズアップ現代

そう言えば確かに私も、この治療が終わった“後”で
「インプラントは成功か失敗のどちらかしかない治療法です」と
これを日本に持ち込んだ医師がTVインタビューで語るシーンを見て
そんな危険性に関する話は一切、聞いていなかったので
遅ればせながらK先生に私の治療は成功したのかどうか、尋ねたことがありました。

治療中も、ネットで調べた都会の歯科医院はほとんど「CTおよび手術室完備」なのに
K先生のところにCTはなく、別のH医院に出向かされて撮影してもらったり
普通の診察台で治療(手術?)を受けたことなど、ちょっと不安に感じたこともありました。

結局、K先生から「成功です」と言われ、実際、今はこれまでの人生に中で一番
歯の調子が良い状態で過ごせているのですから、まずは「良かった良かった!」というものです。



治療の一部始終をブログ投稿したいから、と
画像は撮影する度に私のパソコン宛に送ってもらっていましたし
治療の都度かなり詳しい説明も受けるようにしていましたので
私には他の患者さん以上に気を遣って治療せざるを得ない状況に置かれていたはずですから
これは一般的にもその医師のベスト治療を受けるコツの一つと言えるのかもしれません。

もちろん、腕の悪い医師を選んでしまったら
それ以前の話になってしまいますので“運を天に任せる”しかしょうがありません。

ここで医者選びの注意点を一つ、親子で開業している個人歯科医院の場合
例え息子が別の場所で開業していても、世間では「大先生」と呼ばれたりする親が歳を取っていると
この新しい技術であるインプラント治療だけは息子が行うことが多いので
大先生だけでなく、息子の評判が極めて大切なことをお忘れなく。

それにしても、ネットで検索すると膨大な数の歯科医院がインプラント治療の勧誘をしているのに
「どのような検査が必要かガイドラインをまとめ、学んでもらう体制の構築を急ぎたい」とは
“今からガイドラインを作ってそれから学ぶ”なんて、厚労省さん、ちょっと悠長過ぎやしませんか

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前提として私は“うつ病”ではありません。

2012年06月25日 | (雑学Ⅲ)高齢者の自殺を考える

【雑学Ⅳ】として「自殺」、特に「高齢者の自殺」について学びつつ考えて見たいと思うのですが
「長寿は世界に自慢できるほどの善なのか」と常々疑問を持っている私ですから
“うつ病”を患っているのでは、などと思われてしまうかもしれません。

年寄りが「死」を語り出すと、よくこの“ワケのわからない病気”を
疑われる傾向がある気がしてなりませんので、まずは自分なりに
この病気の特徴的な症状に当てはまるものがないかどうかをチェックしてみました。

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うつ病の症状は、基本的に次の4つの症状群に分けることができます。

①うつ気分
②生命活力の減退による意欲・行動の障害
③悲観的な思考障害
④種々の身体症状

また、その他の特徴として
⑤日内変動、季節変動が知られています。

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①うつ気分…うつ気分は、誰でも愛する者と別れたり、大切なものを失ったりした時には感じるものですが
(1)はっきりとした原因がなく、(2)深いうつに陥ってなかなか抜けだせないことが
病的なうつ状態とされています。うつ気分には、憂うつ感、悲哀感
興味や喜びの感情の喪失などがあります。

申し訳ないことに4カ月前の義母の死にはあまり感じないのですが
愛犬ぺぺが1年3カ月前に死んでしまった悲しさ、喪失感から未だ抜け出せずにいます。
原因がはっきりしていますので
“病的”ではないでしょう。

②意欲・行動の障害…何をするにもおっくう、意欲の低下、集中力の低下、決断力の低下、性欲の低下
行動の遅滞など生命エネルギーの減退による意欲・行動の障害が現れます。

今さら性欲の低下を問われても否定できるはずもありませんが
その他、意欲・行動の障害は思い当たりません。


③思考障害…考えが進まない、まとまらないなどの思考の抑制や自分社会、将来に対しての
悲観的な考え方が多くなります。

思考の抑制はなく、悲観的にではなく
むしろ積極的に将来、必ず訪れる死を捉えているつもりです。


④身体症状…よくみられる身体症状としては、全身倦怠感、食欲不振、不眠、頭痛、肩こり、めまい感
性欲減退、耳鳴り、のどの渇き、胸部圧迫感、みぞおち部不快感
吐きけ、腹痛、便通異常、腰痛、手足のしびれなどが現れます。

ここ2カ月で2度下痢をしましたし、腰痛及び性欲減退は日常的です。
五十肩が肩こりと感じることもないわけではありませんが
その他に該当する症状はありませんので大丈夫でしょう。

⑤日内変動・季節変動…うつ病では、しばしば朝方調子が悪く、夕方には元気がでてくるという
日内変動を示すことがあります。また、うつ病には周期性変動のあることが知られており
1年~数年の周期で反復したり季節的に春と秋に悪くなるケースが多いとされています。

強いて言えば朝の方が体調は良いのですが大きな変動は感じません。
ここ数年で見ても、年・季節による体調の変化はありません。

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以上、自己診断の結果では私に「うつ病」と思われるフシは見当たりませんでした。

また、2年前に零細な会社を廃業し、それに取って代われる
心血を注ぐべき“生きがい”がまだ見い出せないでいることは否定できないものの
女房や嫁いだ娘達と5人の孫の生活環境に取り立てて悩むこともなく、特段の贅沢はできないとは言え
借金は一切なく、平均レベルより少し低いかなぁ程度の生活を送れるだけの収入はある上
即刻、命に関わる病気にも縁がない環境に置かれていることをお断りして
あと2年で高齢者と呼ばれる65歳に達する爺(ジージ)が
「高齢者の自殺」に関して少しばかり触れてみようと思う次第です。

 

 

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アメリカ人より野菜を食べない日本人 !?

2012年06月23日 | 自然農法による自給用野菜作り

食の欧米化がますます進む日本では
食生活において野菜離れがどんどん進み、肉類を中心とした食事メニューが増えるばかりで
国民一人当たりの野菜の摂取量は低下する一方です。

農林水産省の「食料自給表」を元に国民一人当たりの野菜の年間消費量で見ると
平成7年を境にアメリカが日本を逆転して上回っているのです。

それ以降もさらに低下し続け、平成16年の野菜の年間消費量は92,9Kg(1日254g)
これは今から26年前の昭和60年のアメリカの野菜消費量よりも少ないことになります。

ハンバーガーやフライドポテトなどジャンクフードをがっつり食べてるイメージの強いアメリカ人よりも
今の私達日本人のほうが全然野菜を食べていないのですから
栄養摂取の点において深刻な事態に陥っていると言わざるを得ない事態です。

このため、国民の健康を守る国も危機感を覚え
「野菜を1日350g食べましょう」と野菜摂取量の目標を発表しています。

現在、この数字の約70%という達成率は若干のバラつきがあるにしろ
世代を問わず各年代に共通していて、肉類を好んで食べる若者はもとより
野菜中心の食生活を送っていそうな60歳以上の世代でさえ目標を下回っているのです。

こうして国も推奨しているのは、健康な身体を維持するために
以下の7つの栄養素が必要不可欠だからに他なりません。

・たんぱく質
・炭水化物
・脂質
・食物繊維
・ビタミン
・ミネラル
・植物栄養素(ファイトケミカル)

この7種類の栄養素をまんべんなく摂取するために
「1日30品目の食品を食べましょう!」なんてことも昔から言われていますが
実際に30品目以上食べている人はごく僅かで、全体の10%程度だそうです。

つまり「10人のうち9人は栄養不足」といってもおかしくないのです。

一方では、現代の野菜そのものが
かつてのような栄養価を失っているとも言われています。

以前、「現代では野菜嫌いな子供が減っている。その理由は品種改良などによって
栄養よりも見た目を良くたり、好き嫌いの元になる独特の風味を消してきたから」と聞いたことがあります。

また、1年中いつでも手に入ったり、土を選ばず病気に強いという利便性を向上させることも行われ
結果、野菜がもともと持っていた栄養素を失ってしまったのだそうです。

その大きな理由は化学肥料を使う農業とされ
約50年前の自然堆肥を使っていた土壌は微量ミネラルが土にたくさん含まれていましたが
化学肥料の畑ではそれらが少なく、さらに大量に収穫される結果、土地が痩せ
どんどん栄養素が吸収されなくなっているとのこと。

例えば50年前の野菜と比較すると…

ホウレンソウに含まれるビタミンCは10%程度。
トマトに含まれるビタミンCは50%程度
ニンジンに含まれるベータカロテンは30%程度
キュウリに含まれるビタミンCは10%程度 …とか。

なぜこのような事が分かったかというと
さまざまな食品の栄養素の基準になるデータを記した「日本食品標準成分表」というものがあり
そのデータは戦前から数年おきに改訂され、食品の成分の増減が分かるようになっているからです。

「1日350g」は最近の目標でしょうから現代野菜の成分をベースに作られているはずで
もしそうでなければ、さらに5倍、10倍の野菜を摂らなければならず、これは現実には不可能です。

なぜなら、5倍としても1750g、普通大人でも1日の食事量は2000g程度のはずですから
完璧なベジタリアンにならなければ無理な話になってしまうのですから。

ただし、本来野菜には「旬」があり、自然の摂理として「旬」の野菜は
それ以外の季節に比べ栄養素が充実していると言いますので、野菜の栄養素低下の防衛策として
できるだけ季節にあった野菜を食べることが望ましいとされています。

こうして見ると、私のように自家用のために有機栽培している人々は
「在来種」や「固定種」と呼ばれる品種改良されていない、いわゆる伝統野菜の種や苗を手に入れれば
同じ量でも市販の数倍の栄養を摂取できることになるのですから
これは将来の私の家庭菜園の大きな目標に据えることになるでしょう。

ちなみに、一昨日収穫した下の画像の内、家にあった簡易バネバカリで計ると
赤いカゴの中で約1kg(大根の葉っぱも含む)の重さですから
これを3日で平らげると目標の「1日350g」をほぼ達成することになります。

 
(赤いカゴの内訳:大根2本・エンドウ多数・白菜の花6本・カリフラワー1株)

画像で見る限り、これからの季節は無農薬・有機栽培でも
夏野菜がどんどん収穫時期を迎えますのでそれほど多い量とも思えませんが
1年を通じてとなると、雪が降るこの地方では露地だけではやはり難しいのでしょうね。

 

 

 

 

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“タヌキ”の家族を目撃

2012年06月21日 | 日々の暮らし

畑仕事をしていたら
東隣りのリンゴ畑をこちらに向かってタヌキが歩いて来るではありませんか

その距離15mほどで目が合って停止
まだ見たことがなく家の中にいる女房にケータイで慌てて連絡している間に
我家のボケの茂みに逃げ込むのが見えました。

この茂みのすぐ前には生ゴミを埋めている場所があり、過去に何度か
覆土が掘り返えされていたのは、もしかしたら彼らの仕業だったのかもしれません。

跳び出してきた女房には、隣家の裏の生え放題のフキの茂みに
逃げ去って行くのを見せることができましたが
それまで気が付かなかったチビッコが2匹、その後を追いかけて行ったのです。

冬の積雪期の夜、雪あかりの中でタヌキは1、2度目撃していますが
今時の真っ昼間から出歩くなんて、よほど腹でもすかしていたのでしょうか。

まだ尻尾の短いチビッコの可愛い後ろ姿を見送り
トマトの誘引やナスの支柱の追加の畑仕事に戻ってしばらくしてふと目を上げると
なんと、今度はさっきより一回り大きなタヌキが同じ道を辿って来たのです

と言うことは、もしかしたらさっきのは「お母さんと子供たち」で
「お父さん」が後を追って来たということでしょうか。

「お母さん」のようにオドオドする様子もなく
こうして10mほどの距離でぬけぬけとカメラに収まるとはさすが「お父さん」。


(ケータイで撮影。切り抜きましたがズームではありません)


(さらに切り抜きズームアップ)

 結局、「お父さん」は来た道を引き返し、画像すぐ左奥にある雑木林に消えて行きましたが
3時間後の辺りがほとんど暗くなりかけた頃、一服するため外に出た私の目には
その林に向かう「お母さんと子供たち」の影がかろうじて確認出来たのでした。

 

 

 

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台風一過

2012年06月20日 | 日々の暮らし

南北に長い長野県の北部にある長野市を台風が襲うことは稀です。

それも、ここから直線で太平洋まで200㌔(日本海まで70㌔)もありますから
台風が普通のコースをとると上陸してから数百キロを“水分の補給なし”で来なければならず
勢力がかなり落ちてしまうことになります。

さらに、通常台風は偏西風に乗った進路で来ますので
左回りの上昇気流による風の向きが南東側で一致してより強い風と雨をもたらすのですが
長野市を南東側にするには、一旦上陸後、日本海に抜けるコースを来なければならず
極めて進路が限定的になってしまうのです

また、3千メーター級の山々が連なる南・中央・北アルプスにぶつかって
吹き込み風が反射や迂回したり、もう一つは積乱雲の発達が抑えられたりして
風に因る被害は比較的少なく済む傾向があります。

かつて岐阜県から長野県に進路を取った台風が翌日の天気図では
2つの低気圧に別れていたことがあり、数キロの高さに及ぶ上昇気流のウズが
3000mの山で切断されるなんてこともあるんだ、と一人で面白がったこともありました。

今回の4号は県の南部を直撃するコースと予想されていましたが
昨夜、ちょっと強めの雨が降っただけで、特に安眠を妨げるような強風も感じず
今朝は気持ちの良い青空が広がっています。

梅雨前線の影響で“台風一過の青空”は期待できないと言っていた天気予報は
ものの見事に外れたことになります。


(2階から南西、市街地方向を見る。約230㌔先は名古屋です)

 

 

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「食べられるかな?」という質問

2012年06月18日 | 自然農法による自給用野菜作り

女房は食物を前にしてたまに「食べられるかな?」と私に訊きます。

普通はこれが「まだ大丈夫(腐っていない)?」の意味なのですが
最近では私の作った野菜に対して尋ねますので
これは「口にして大丈夫?」という意味合いなのでしょう。

昨日1株収穫したカリフラワーでもそう訊かれました。

“腐っているかどうか”の判断をすることには我々世代はある程度の自信があります。

戦後の幼少時代に腐敗臭がするまでは捨てずに口にしていたので
その臭いと味を知っているからです。

特に高級品であった肉や魚で判断が微妙な時は、飼い猫のタケ(代々そう呼ばれた)に与えてみて
鼻を近づけた結果食べそうなら取り上げて自分で食べてしまったものです。

彼等は保身のため腐ったものは食べないからと言う理由で
祖母も親もそうしていたからです。

時代は変わり、今やこの判断を自分ですることはまず無く
他人の決めた消費期限や賞味期限に従ってこれが過ぎたモノは基本的には廃棄してしまうのですが
冷蔵庫の中の料理の残りものなどは私の出番になります。

もはや、私の判断能力も“更新”されることなくオボツカナイものになっているのかもしれませんが
それでも、「三つ子の魂、百まで」の言葉通り、腐りかけているものは鼻と舌でまだまだ判るつもりです。

ただ、その頃身に着いた食べ物の臭いをつい嗅いでしまう悪癖が残ってしまっていますので
その行動を見られて気分を害されないように普段は気を付けてはいますが…。

参考までですが、子供が甘い食物が好きな理由は
甘い物に毒がないことを本能的に知っているからで、歳をとって苦味が好きになるのは
逆にその能力が衰えるから、と何処かで読んだことがあります。

また、舌の先っぽの方で苦味と酢っぱ味、奥で甘味を感じる人間の作りも同じ理由だそうです。

ところが一方、自分で作った野菜が売られているものと姿、形、色が少し違う場合
何の問題もなく食べられるのかどうかについては、正直なところ分からないのです。

小さかったり変形したりしていても
「まだ作り方が下手だから」と思って平気で食べてはいますが
そもそも原因が病気の場合、これを食べて腹痛を起こすなんてことはあるのでしょうか?

また、農薬を使っていないので収穫した野菜に青虫やナメクジがよく付いていますが
気付かずに調理して一緒に食べてしまった場合も何か不都合があるのでしょうか?

そんな話は聞いたことがありませんし、毒キノコや毒草と違い特に問題ないとは思うのですが
念のため、次の野菜作り講座の時に質問して見ようかなあ。

昨年秋のカリフラワーは鶏卵並の大きさにしかならず
ここまで大きくなったものを収穫するのは生まれて初めてのことです。

売り物に比べて表面が凸凹で、その上やけに紫色がかっていました。

「食べられるかな?」と訊かれてもなんとも答えられず
茹でたら紫色は消えて味も普通のカリフラワーでしたので、マヨネーズで美味しく頂いてしまいましたが
夫婦ともども、一日経った今のところ体調に異変はありません。

江戸時代、殿様は温かい物を食べたことがなかったと言われています。

理由は、毒味係がまず試食し、しばらく様子を視て
異常がないことを確認した上で御前に出すのでどれも冷めてしまったのだとか。

まさか毒味に一日はあり得ませんから、このカリフラワーは全く問題なしとの結論と相成りました。


 

 

 

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再稼働が決定、とりあえず私はこれで良いと思う。

2012年06月16日 | (雑学Ⅱ)脱原発とエネルギーの話

昨年3月の原発事故後初めて、原発の再稼働が決定し
国内の原発全50基が停止した「原発ゼロ」は終わりました。

なぜ、放射線が原因で一人の死者も出ていないのに
あれほど「脱原発=即原発0」が叫ばれたのか、よく分からないでいましたが
なんとなくそれが理解できる人間の行動心理から推測した興味深い以下の記述を見つけました。

 

人間の行動は
知覚⇒①直感(高速・自動的・学習が遅い)⇒②推論(低速・意識的・コントロール・柔軟)
という情報処理のパターンを採ります。

その原因は、脳がきわめて“非効率的”にできていることに因ります。

つまり、脳の重さは体重の2%程度だが基礎代謝の20%も消費するため
なるべく直感的なシステム①(高速)で情報を処理し
意識的なシステム②(低速)の負荷を小さくしようとするのです。

たとえば、ピアノの演奏を最初に習うときはシステム②で意識して鍵盤をたたきますが
システム①で自動的に指が動くようにならないとピアニストにはなれません。

この①と②の役割分担は、人によっても、文化圏によっても違います。

震災で世界から称賛されましたが、誰も命令しなくても
多くの人々が整然と行動する日本人の特長は、システム①で共有する情報が多いため
この感情の共有が人々の均質性を高めていることに起因します。

ところが、このように意識的な処理を省いた効率的な行動は
大きな変化に直面したときに困ります。

人間の行動の8割はシステム①レベルの直感で決まるからで
人々はエネルギーを消費する論理的思考を嫌がり、自動的な感情的処理を好んでしまうのです。

事故後の原発をめぐるパニックをみても、多くがマスコミにより刷り込まれた恐怖という感情が
人々を動かしていたことが分かります。


「電力が不足する」という合理的な計算より「原発が恐い」という感情のほうが強く
科学的データを見るより、正義の味方になって「悪い東電」「悪魔の原発」をたたくことを好んでしまうのです。

逆にアメリカ人はシステム①で共有している情報が少ないため
ほとんどの処理をシステム②で行ない、問題を契約や訴訟で論理によって解決しようとします。

このような情報処理は効率が悪いのですが
普遍性があるため、いわゆる合理主義が一定の有効性を持つことになります。

ただし、アメリカでも実はシステム①の処理の方が多く
それを無視して制度を合理主義だけで設計するとうまく機能しませんので
こうした感情を分析することなしには、政策立案も成り立たないでしょう。

 

なるほど、学問的にそうならば、これはこれでそれなりに説得力があります。

まずは「この野郎!」と激怒し、その後「冷静になって考えてみたら…」はよくあることですね。

ところで、本当に大変なのはこれからで
国が作成している資料などを基に今後の向かう道を選択していかなければなりません。 

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NHK地域スタッフのハイテク装備

2012年06月14日 | 世の中のあんなコト、こんな事

NHKの正社員、営業部主任Yさんとはすでに話がついていますので
「6月になったら来てください」の要請通り、女性地域スタッフKさんがやって来ました。

以前「自宅のその場でできる」と聞かされていたNHK貸与の2つのハイテク器械を持って…。
(今やこの程度は“ハイテク”ではない!?)

一つは通称ナビタン(ナビゲーション端末)と呼ばれるもので
受け持ち地区の契約者情報(氏名・住所・電話番号・契約年月・支払方法・支払い金額・未納金額等)が入っていて
今回のように契約者名の変更などがあると接続されたプリンターから署名用のレシートまで発行される代物です。

このプリンターは肩からぶら下がっているバッグに入っていましたが
バッテリーがどんなものか訊き忘れました。

そして、8月にする予定だった名義変更を
「今でも何の問題もない」というので実際にプリントアウトされたものに署名・捺印しました。

ちなみに、「良い」というから印鑑はシャチハタにしましたが
私が知る限りシャチハタは印鑑とは呼べないはずですから、捺印は形式だけのことなのでしよう。

そして、もう一つはNTTのINFOXと呼ばれる(らしい)器械で、放送受信料の訪問集金の際
これまでの現金収納に加え、デビットカード(=キャッシュカード)及びクレジットカードでの支払いと
口座振替の申込みをその場で受け付けることができるものです。

確か昨年、ドコモ携帯を新規契約した際もこの器械にカードを読ませて
暗証番号を私が打ち込むとそれで自動振替の処理が終わってしまい驚いた記憶があります。

もともとNHKが放送受信料を視聴者(放送受信契約者)から収納する方法は
全国の地域スタッフが視聴者から直接現金で収納する「訪問集金」
払込票による「継続振込」(窓口支払)、「口座振替」の3種類があります。

訪問集金はこれまで現金のみの扱いでしたし
口座振替を希望する場合は「放送受信料口座振替利用届」に記入・押印し
地域スタッフの訪問時にその場で手渡すか、郵送などでNHKに提出しなければなりませんでした。

それがこのINFOXにより、視聴者は訪問集金の際、現金だけでなく
デビット(=キャッシュ)及びクレジットカードによる放送受信料の支払いが可能となり
現金の持ち合わせがない場合も放送受信料を支払うことが可能となったとともに
金融機関が届出印の確認をすることなく、その場で口座振替の申し込みが完了することになったのです。

これで義母の他界に伴う処理(名義変更と振替口座の変更)はすべて終わったことになり
次にこのKさんと会う機会があるとすれば、それは衛星放送アンテナが見つかって
契約内容の変更を迫られる時ということになるのでしょう。

結局、今回の件で私が得をしたことと言えば
僅か4カ月分の10760円を払わずに済んだことと
以前に会った記憶がないので初めてかもしれない地域スタッフと称する
世間では評判の良くないNHKの集金人、及び上司の正社員とのやりとりを経験できたくらいで
逆に損をしたことと言えば、このナビタンの私の備考欄(きっとそうした記載欄はあることでしょう)に
「口うるさい客、要注意」とでも特記されたかもしれないということです。

 

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“梅雨入り”に思うこと。

2012年06月10日 | 自然農法による自給用野菜作り

野菜作りを始めて
初めて梅雨のありがたさ、大切さが分かったと言っても過言ではありません。

そしてこの時期、農作物がこれほど一気に成長することさえ知りませんでした。

(一昨日の畑の様子)

南側:メインの畑


北側:空地の畑


東側:借地(無料)の畑

生家は市街地のど真ん中で服飾関係の商売をしていましたし
自立してからつい2年前まではに関わる商いに携わって来たのですから
農業そのものに興味など湧かない人生を歩んで来たうえ
 文字通り肉食系で“肉大好き”であって、食べずに済むのであれば
野菜を好んで口にしない食生活を60年も続けてきました。

野菜はおろか米・麦などの主食作物の知識さえまったく無く
好きな肉にしたところで牛・豚・鶏の知識があるのかと言われればこれも無いのですから
要は直接自然界に働きかける農業・林業・漁業などの第一次産業にはほとんど無知ということでしょう。

そんな私が野菜作りを始めたワケは、別に将来自給自足生活を目指しているわけではありませんし
化学肥料や農薬などが健康に及ぼす危険性を世間が騒ぐほど心配していたわけでもありません。

ガキの頃、我先に口に入れた甘い駄菓子やジュースには高額な砂糖の代わりに
必ず入っていた人工甘味料のチクロや、シラミ駆除のためブリキ製の丸い容器の上面の穴から
直接頭に降りかけられたDDTの白い粉にも耐え、今でもこうして元気に生きていられるのです。

理由は単に自宅敷地内に荒れ放題の庭があり、なによりも廃業してからというもの
時間は持て余すほどあるから、という以外は特になかったのです。

ただ、おかげ様で「花鳥風月」の知識もほんの少しずつ増えているとともに
否が応でも野菜が多い食卓になっていることは間違いありません。

自分で作ったものは“勿体ない”ので全部口にしますが、生来好きではないのですから
女房が言う「新鮮だし買ったものよりずっと美味しい」も
「新鮮」は間違いないのですが「美味しい」は私には判断がつきません…。


今日の食料:ブロッコリー(今年初)・エンドウ・白菜の花


昨日の恵み:玉ネギ2種類(倒れたモノから何度かに分けて収穫中)

こうしていずれは人間様の口に入ってしまうのに
今日も野菜たちは必死に命を育んでいます。

感謝…

 

 

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「第3回無農薬・ずくなし家庭菜園」受講

2012年06月09日 | 自然農法による自給用野菜作り

前回の受講で一番参考になったのが「草マルチ」で
今や我家の畑は刈り取った雑草でしっかりマルチングされています。

このため、昨年まで苦痛だったビーバーによる草刈が楽しみになったのですから
感謝せずにはいられません。

マルチの有効性は盛んに説かれていますが
“有機”栽培を目指しながら“無機質”である黒マルチなどには違和感を感じて使う気になれず
昨年は稲藁は入手ルートが分からなくてクソ高いホームセンターから購入した
申し訳程度の量を試しに敷いただけでした。

今年からは友人のY君から無料で分けてもらえるようになりましたが
春~夏は周りから豊富に手に入る雑草を利用すれば
草の成長が止まる秋の植え付けの分だけお願いすれば良いことになります。

いっそ僅かでもお金を取ってくれれば頼み易いのですが…。

 

今回の講座は「夏野菜の仕立て方」が主な内容でこれも大いに参考になりました。 

(今回の講座のメモ)

1.6月のテーマ…春・夏野菜

6、7月は基礎体力作りの時期なので根っこをしっかり発達させる。
8月になると根の成長は止まる。

夏野菜は8月のお盆過ぎ~9月上旬は朝夕の気温が下がり養分を蓄えるため美味しい。
お盆前は夏バテぎみで追肥のタイミングになる。

1)夏野菜の誘引・仕立て方

支柱…目的は①重い実を支える 以上に②しっかりと土台としての根を張らせること
(上手く立てると収穫も20%は増量する)
トマト・ナスは日陰にならないように北側に、キュウリは暑さが苦手なので南側に立てて陰を作る。

誘引…固定ではないので8の字縛り。”ゆるゆる”はツルを傷つけるので
支柱側は2重巻きにしカッチリ結び、かつ上へずらしてテンションをかける。

・ナス・ピーマンは自然仕立て…花が咲くまで芽かきをしない。花のすぐ下の芽を残し
それより下の芽は全て芽かきしその後もずっと続ける。花の上は放任する。
よく言われる3本仕立ては必要なく、支柱1本で頂点から枝を吊るとよい。

・トマト  ミニ…野性が残っているので花の下の2本仕立て
大玉…品種改良が強く施されて現在のものになっているので1本仕立て
花は一生同じ側に咲くので通路側にすると収穫し易い。

・キュウリは自然仕立て…生殖成長が強いので5節までは実は付けさせない。

・スイカ・カボチャは無整枝…つまり植えっ放しでよい。

・メロンは自然仕立て…5節で止め芽かきをしないと実が付かない(孫ツルに実を付けさせる)。

*化学肥料栽培に行う基本的な仕立て方は
経験的な量・時期・収穫数の計算の上に成り立っているので
無農薬・出荷しない自家栽培では当てはまらないことも多い。

2)春野菜の間引き・収穫
・葉が触れあったら間引き・収穫
・レタス・ミズナは朝採り、みずみずしくてサラダに良い。
(サニーレタスは葉で収穫)
・ホウレンソウ・小松菜は昼収穫

3)初夏の土造りのコツ…米ぬかと土着菌で作るボカシ
(この話は難しくてよく分かりませんでしたので今後勉強します)

2.6月のやってはいけない無農薬栽培

1)実を大きくして収穫することはダメ
2)支柱・誘引を遅れないようにする。
3)株下の大きな草を抜くと根を傷める。
4)土を踏み固めない。

3.6月に自然に美味しく育てるポイント

1)初めの夏野菜の収穫のコツ
・ナス・ピーマン・キュウリ・ズッキーニは親指大で採ってしまう。
トマトは完熟するまで採らない。

2)夏野菜は小さいうちに頻繁に収穫すればするほどたくさん採れる。

3)ニンニク・玉ネギは3~5割が倒れたら晴天が3日続いた後に収穫し天日で乾燥させる。
雨が降ってから収穫すると保存性が劣る。
倒れると葉の中の空洞がつぶれ酸素が供給されなくなるので
倒れたものから採っても良い。

4.その他

ニンニクは芽をつむと分球する。

球が割れていない・・・早過ぎる
球の下面が水平…収穫時期
凸凹…遅過ぎる

収穫の仕方:抜く⇒根を切る⇒1枚皮を剥く

 

 

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イノシシの痕跡

2012年06月07日 | 自然農法による自給用野菜作り

やはり今年もイノシシが出没しているようです。

東隣りのAさんが余ったジャガイモの種イモ20個程を電柵の外側に植えておいたらしく
それが数日前の豪雨の翌朝に掘り起こされているのを見つけたそうです。


(無残な姿に。上の株は種イモが露出しています)


(多分、これが足跡?)

私の畑はここ1年で拡張に拡張を重ね自宅の南側がメインの50坪程度で
これはそっくり電柵で囲んでありますが、東と北側のそれぞれ10坪ほどは
玄関の感知式補助照明の範囲内を通らずには行けないので何も対策はしていません。

体長は1mもあったとか、4頭のファミリーを見たとか
ご近所ではイノシシの話題が持ち切りです。

体長1mだったら高さ50cmの電柵の電線など飛び越えてしまうのでは、などと心配しつつ
今年は私の畑が被害に合わないように祈るばかりです。

 

 

 

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新品「網戸」を購入する話

2012年06月05日 | 日々の暮らし

昭和50年代に木造の注文住宅で建てた私の自宅は
現在住んでいる女房の実家からは約2㌔ほどの距離にあり
2年ほど前から二女夫婦が“有料”で住んでいます。

世間相場の半額という破格な賃料とは言え有料な理由は
他家に嫁に行ったケジメのために他なりません。

その家のテラスタイプのアルミサッシ窓の網戸の一枚を
張り替えのために外しておいたのですが、ほとんど使わない窓だったためそのまま放置
いつも間にか隣りに住む私の父が別の用途に流用して使ってしまっていたのです。


(なにもエアコンカバーなどにしなくても…)

昨年夏の経験からこの窓を開けたいので網戸が欲しいと言う彼女のため
どうぜ規格品なのだからこちらの家の使わない窓から1枚外してあげる話になってから知りました。

同じように見えて実は縦×横寸法の組み合わせが何十種類もあって
その上4枚ドアと2枚ドアの違いなどから簡単な話でないことを…。

もしかしたら、当時の施工業者に数万円を払って
頼まなければならない羽目になるのかもと思いつつ、それでも一応ヤフオクを見てみると
オーダーで5千円台、送料込でも8千円弱で手に入りそうな出品を見つけました。

網の張り替えならともかく、一旦作り付いている網戸をアルミサッシごと買い換える需要など
単純に考えたら、商売になるほどあるとは思えないのですが
全国規模で見たら私のような者が少なからず存在するのでしょうか。

と思って、これまた念のため、地元のホームセンターを訪れて見ると何のことはない
2色、3種類のサイズだから都合6種類しか置いてないのに
900円ほど高いにしても探しているサイズがあるではありませんか。
(ちなみに、ないサイズも注文生産してくれるとのこと)

そしてそればかりか、今や節電のためエアコンを使わないエコ生活を謳い文句に
窓は当然ながら、玄関にまで付けられるアコーディオン式や巻き取り式の
新しいタイプの汎用型まで登場してコーナー展開されていました。

サッシごとの網戸も結構売れていると聞くにつけ
今まで締め切っていて使わなかった網戸をいざ使う段になって
具合が悪い等の理由で新たに購入してしまう人も広い世の中には“それなりに”いるということなのでしょう。

結局、場合によっては返品が効く地元ホームセンターで購入することにしましたが
それにしてもよ~く考えて見れば「風が吹けば桶屋が儲かる」よりも単純な因果関係で
「エコ生活で網戸が売れる」はあり得る話ではありますね。

 

 

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白菜に花が咲くことを知りませんでした。

2012年06月03日 | 自然農法による自給用野菜作り

またまた恥をさらします。

昨年の秋植えた5株の白菜の苗は申し訳程度の小さな玉を実らせました。

白菜は夏植えて秋に収穫するものと思ってたのですが
この春、ホームセンターで白菜の苗を見つけて
「夏にも実るんだ」と認識を新たにし即5株を購入
「前回よりも大きな玉に」を目指していたところ
ふと気付くとなんと花が咲いているではありませんか

白菜もアブラナ科ですからこれも“菜の花”と呼ぶのでしょうか?

花の下はしっかりとした茎になっていて
とても葉っぱが玉になるような雰囲気がありません。

調べて見ると菜の花と同じように食べると美味しいそうなのですが
玉での収穫を予想してたった5株しか植えなかったのですから
これっぽっちではなんとも…

こんな立派な葉っぱの菜の花でなくても
食すのであれば何本も植わっている隣りのユキナで充分なのです。

実際“おひたし”にしたら区別がつかなくなってしまいました。

これって失敗なのでしょうか?

それとも、購入時のポットには「白菜」としか記載されていませんでしたが
こういう品種もあるのでしょうか?

そして今後、これらの白菜はどうしたらよいのでしょうか?

 

 

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