保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

墓じまいと改葬・・・①我家の事情

2017年11月17日 | 離檀・墓じまい・改葬・仏壇の処分

私自身がいわゆるマスオさん状態、つまり一人娘である女房の実家で
7年前から暮らしているのは、当時健康に不安がありながら独り住まいだった
義母(3年前にすでに他界)の面倒を看るためでした。

そもそも女房とは"またいとこ(お互いの父がいとこ同士)"だったことも
長男である私が女房方と同居し易い状態にあったと言えます。

ちなみにマスオさんとの違いは
私と女房はもともとの姓が同じということです。

墓についても、私の実家と女房家は同じ菩提寺(曹洞宗)の墓地の
一区画の中にもう一軒の親戚を加えた3つの墓が並んで建っていました。

 
(向かって左が実家の墓、右が女房家)

私たち夫婦の子供は2人とも女の子ですでに嫁いでいますので
実際にどうなるかは別として、将来的にこの右側の墓の
管理を強制することは出来ません。

またマスオさん状態の私についてもよく世間では間違われますが
決して婿養子ではありませんので女房家の墓に入ることは
例え親戚ではあっても、原則としてあり得ません。

他方、詳細は後述しますが、特に女房が抱いているこの菩提寺の
住職に対する強い不満から、もし万が一、娘のどちらかが
この墓を見てくれるようになったにしても、寺の高い格式に不相応な我家が
檀家を続けることに伴うイヤな思いと経済的負担をさせたくないので
近い将来、右側の女房家の墓じまいと改葬を考慮していた背景がありました。

そして左側の実家の墓については、長男である私と何年にも渡る確執中だった実父が
今年2月初めに亡くなった際、その遺言によって「祭祀継承」は次男である弟に
指定されていましたので私が入ることは基本として出来ない状態でした。

つまり分家に出されたと同じ状態と言えるでしょう。

ただし入ることを望む場合は、弟の許可を得れば可能らしいのですが
一応男としてのプライドが許しませんし、それ以上に、そこまで嫌われた実父と
死後も"同居"ということは心情的にも許せなかったのです。

そんな折、弟が介護してくれている自立型老人ホームに入居中の実母が
救急車で搬送された際に、たまたま90歳代の死因1位の肺炎が発見され
結果的に3~4日入院、さらに退院後は医療行為が出来る介護付ホームに転居を
余儀なくされたことなどから弟と改めて墓の話をすることになったのです。

彼曰く「自分には子供がいないので将来を考えて、献体に出ている父の
遺骨の返還を待って先祖も善光寺納骨堂に移すつもりだったが
90歳過ぎの母がいつ逝くか分からないので今の内にやっておきたい」 

つまり弟も今の菩提寺の墓じまいと改葬を
早期にしたいということで、これは何とも願ってもない話です。

かくしてその方向に向けて一気に行動を開始することになりました。

(続く)

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