日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。

あらすじ: 裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった
システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。(作品資料より)

<感想>日本映画ではめったにお目にかかれない骨太の犯罪サスペンス映画。原作が「レディー・ジョーカー」の人気女性作家、高村薫のデビュー作を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸監督が20年間企画を温め続けて映画化。原作は読んでいませんが、追い詰められた6人の男たちが、綿密に計画を練り、銀行の地下に保管された250億円相当の金塊をいただこうという豪快な冒険談になっている。
しかも変電所を爆破して、大阪の街全体を停電させた上で銀行を襲うという破天荒さ。果たして男たちは金塊を拝むことができるのか?・・・。

豪華すぎる主役級のメンバーが集結。銀行襲撃する男たちに、日本を代表する実力派の俳優陣、さらに人気グループ東方神起のチャンミンが参加して、彼のロケ現場ではファンが殺到する騒ぎになったという。アイドルのチャンミンは、日本語も上手くて演技も上手いときてるので好感が持てた。

井筒監督らしからぬ豪華キャストが話題だが、圧巻なのはやはりクライマックスの銀行襲撃シーンです。不測の事態に陥りながらも、目がギラギラと輝く浅野忠信の表情が印象的です。あだ名がジャイアンって、この人のドスの効いた声がいいよね。
物語の展開で周到に準備されたはずの銀行襲撃計画だったのに、決行直前に次々と邪魔が入り、銀行襲撃の実働部隊の幸田、ブッキーが爆弾作りのプロであるモモ(チャンミン)を仲間に引っ張り込んだため、モモの素性を知る左翼の活動家(田口トモロヲ)に脅される。モモは北朝鮮から日本に潜り込んだ元特殊工作員。アパートに囲って爆弾作りをする。バレると困るので、女装をするチャンミンが綺麗なんだけど、見てすぐに分かるのに、幸田は気が付かなかったのはどうして?。
モモは祖国の裏切り者として刺客に狙われ、その刺客、末永役の鶴見辰吾が執拗に襲ってきて、拳銃で撃たれる幸田とモモ。これが最悪な結果になってしまうとは、誰も予想しなかったのでは。二人で教会に逃れて一晩過ごすシーン、モモが大阪名物サバ寿司食べたいと言ってたので、買ってきたサバ寿司を食べるところ、なんだか切なくなったわ。

それに西田敏行が、ジイちゃん役で銀行襲撃チームの相談役として加わるも、エレベーターの技師だったので、銀行の警備員たちに顔見知りで顔パスで入れる。だが、真実は幸田の父親だったとは誰も知る由もなかった。銀行の警備員に顔知れてるし、これしかなかったんだね、ラストが悲しいよね。

それから、金塊強盗を計画するリーダーの北川に浅野忠信が、その弟の春樹に溝端淳平がギャンブル好きで後先考えない甘ちゃん。この弟も肝心な時に問題を起こして、それにシステムエンジニアで、銀行内の構造やセキュリティに精通している野田に桐谷健太が、この役者さん最近よく見るけど演技上手くなったわ。
爆弾を共同溝に設置したのを、時間とおりにスイッチを入れる役回りなんだけど、階段に座っていて足を滑らせて誤ってスイッチを押すのに、彼は無傷ってことないだろうにとか、もうトラブルが続き銀行襲撃の人数が揃わなかったりのアクシデント。それに目指す金庫を爆破するも、中にもう一つ金庫が。これを北川と銃弾で撃たれた幸田が二人して、トンテンカンと金庫のカギに穴を開けるシーンも、「俺の指潰すなよ」なんてコメディ映画なのかと目を疑ってしまった。
見ていて計画の甘さと人員のヤバさが、最後のツメでみっともない結果になるとは。アメリカの銀行襲撃作品の「オーシャンズ」、「バンク・ジョブ」のようなハリウッド映画だったら、こういう馬鹿な奴らとは組まないのに、確かにフィクションならではの面白さがあるのだが、ハードボイルドな映画としては物足りなさを感じた。
2012年劇場鑑賞作品・・・120
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あらすじ: 裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった
システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。(作品資料より)

<感想>日本映画ではめったにお目にかかれない骨太の犯罪サスペンス映画。原作が「レディー・ジョーカー」の人気女性作家、高村薫のデビュー作を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸監督が20年間企画を温め続けて映画化。原作は読んでいませんが、追い詰められた6人の男たちが、綿密に計画を練り、銀行の地下に保管された250億円相当の金塊をいただこうという豪快な冒険談になっている。
しかも変電所を爆破して、大阪の街全体を停電させた上で銀行を襲うという破天荒さ。果たして男たちは金塊を拝むことができるのか?・・・。

豪華すぎる主役級のメンバーが集結。銀行襲撃する男たちに、日本を代表する実力派の俳優陣、さらに人気グループ東方神起のチャンミンが参加して、彼のロケ現場ではファンが殺到する騒ぎになったという。アイドルのチャンミンは、日本語も上手くて演技も上手いときてるので好感が持てた。

井筒監督らしからぬ豪華キャストが話題だが、圧巻なのはやはりクライマックスの銀行襲撃シーンです。不測の事態に陥りながらも、目がギラギラと輝く浅野忠信の表情が印象的です。あだ名がジャイアンって、この人のドスの効いた声がいいよね。
物語の展開で周到に準備されたはずの銀行襲撃計画だったのに、決行直前に次々と邪魔が入り、銀行襲撃の実働部隊の幸田、ブッキーが爆弾作りのプロであるモモ(チャンミン)を仲間に引っ張り込んだため、モモの素性を知る左翼の活動家(田口トモロヲ)に脅される。モモは北朝鮮から日本に潜り込んだ元特殊工作員。アパートに囲って爆弾作りをする。バレると困るので、女装をするチャンミンが綺麗なんだけど、見てすぐに分かるのに、幸田は気が付かなかったのはどうして?。
モモは祖国の裏切り者として刺客に狙われ、その刺客、末永役の鶴見辰吾が執拗に襲ってきて、拳銃で撃たれる幸田とモモ。これが最悪な結果になってしまうとは、誰も予想しなかったのでは。二人で教会に逃れて一晩過ごすシーン、モモが大阪名物サバ寿司食べたいと言ってたので、買ってきたサバ寿司を食べるところ、なんだか切なくなったわ。

それに西田敏行が、ジイちゃん役で銀行襲撃チームの相談役として加わるも、エレベーターの技師だったので、銀行の警備員たちに顔見知りで顔パスで入れる。だが、真実は幸田の父親だったとは誰も知る由もなかった。銀行の警備員に顔知れてるし、これしかなかったんだね、ラストが悲しいよね。

それから、金塊強盗を計画するリーダーの北川に浅野忠信が、その弟の春樹に溝端淳平がギャンブル好きで後先考えない甘ちゃん。この弟も肝心な時に問題を起こして、それにシステムエンジニアで、銀行内の構造やセキュリティに精通している野田に桐谷健太が、この役者さん最近よく見るけど演技上手くなったわ。
爆弾を共同溝に設置したのを、時間とおりにスイッチを入れる役回りなんだけど、階段に座っていて足を滑らせて誤ってスイッチを押すのに、彼は無傷ってことないだろうにとか、もうトラブルが続き銀行襲撃の人数が揃わなかったりのアクシデント。それに目指す金庫を爆破するも、中にもう一つ金庫が。これを北川と銃弾で撃たれた幸田が二人して、トンテンカンと金庫のカギに穴を開けるシーンも、「俺の指潰すなよ」なんてコメディ映画なのかと目を疑ってしまった。

2012年劇場鑑賞作品・・・120
