パピとママ映画のblog

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ホビット 決戦のゆくえ ★★★★★

2014年12月14日 | アクション映画ーハ行
J・R・R・トールキンの『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続き、その物語の前日譚(たん)をピーター・ジャクソンが映画化したアドベンチャー3部作の最終章。ドワーフの王国の奪取を目指し旅をしていたホビット族の主人公とドワーフたちが、ついに王国を奪還、目覚めた竜の怪物や最大の敵サウロンとの死闘を繰り広げるさまを描く。イアン・マッケランやマーティン・フリーマン、オーランド・ブルームなど豪華キャストが再集結。壮大な世界観やクリーチャーなどのビジュアル、最後を締めくくる大スケールのバトルは必見。
あらすじ:ドワーフの王国を取り戻すべく旅をしていたホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)やドワーフのトーリン(リチャード・アーミティッジ)らは、竜のスマウグからついに王国を奪い返す。しかし、スマウグは人々を襲い、その一方でトーリンが財宝を独り占めしようとし、ビルボがそれを止めようと危険な選択をしてしまう。そんな中、宿敵サウロンが奇襲を仕掛け、ドワーフとエルフと人間の間では対立が深まり……。

<感想>龍に奪われた王国を取り戻す、長く厳しい冒険が最終局面を迎える。ドワーフたちの旅も「LOTR」同様に、ホビット庄からスタートした小さな英雄ビルボ・バギンスと13人のドワーフによる、ドワーフの祖国を取り戻す冒険は、巨大な竜や冥王サウロンの復活によって信じがたい大決戦に突入する。
映画史上でも最高レベルの製作費がかけられた本シリーズ。本作には、類をみない大スケールのバトルに期待が高まります。

途中で「LOTR」に登場したあの懐かしい場所をいくつか通り抜けて、旅は続きます。エルフの王エルロンドの住む裂け谷、霧ふり山脈など、まるでかつて旅したことのある場所を訪れたような感慨深い想いが込み上げる。中つ国、そしてあの“指輪”の運命を巡っては悲劇を迎えるキャラクターもいるうえ、仲間との絆や裏切り、自己犠牲のドラマに感涙も必至ですね。
これも「LOTR」に続く本シリーズの醍醐味だろう。

邪悪な竜スマウグと対面したエルポールでは、内部に入ったビルボが秘宝の番人・竜のスマウグを目覚めさせてしまう。宝を奪還しに来たことに憤慨した竜は人間の街へと、・・・。そこで壮絶なバトルが展開される。竜・スマウグVS.バルドの決戦が最初の見せ場になっています。家族のため子供たちのために、あの「ドラキュラZERO」で活躍したルーク・エヴァンスが、弓の達人で炎で街が全焼する中、スマウグをドワーフの大弓の矢で射る瞬間もお見逃しなく。

それに、旅の途中で怪しい存在をちらつかせた死人占い師ネクロマンサーは、前作でサウロンだと発覚する。冥王の復活によって、中つ国の危機が高まり、その緊迫感が各キャラをドラマチックな運命へ導いてしまうのだ。

やはり、この映画での一番のクライマックスは、かつてない強大な軍を率いるサウロンに、これまで対立していたドワーフの王トーリンが、はなれ山で取り戻した財宝の山を見て欲を出し、邪悪な心が露わになってしまう。どうみても勝ち目のない戦いなのだが、灰色の魔法使いガンダルフや、森のラダガストが大鷲を引き連れて戦い、エルフ族、人間が集結して総力戦に挑むシーンが最高の見せ場です。

適うはずもない敵の冥王サウロン軍のオーク(モンスター)とワーグ(狼)に、ゴブリン軍にトロールまでもが、対して、エルフ族の王、スランドゥイルと王子レゴラス、そして美女戦士のタウリエルと金ぴか鎧軍団に、ドワーフ族の親戚の助っ人たち。

そして、人間のバルドと民間人である。なんと、同じ最終章とはいえ「王の帰還」とは違って、もっと骨太で容赦のない残忍な戦いであります。オークが繰り出す岩穴から出てくる大ミミズとはなんぞや?・・・。

それに、エルフの美女戦士のタウリエルと、ドワーフ族のキーリの種族を超えた恋のゆくえも気になりますよね。ロマンスの結果は、戦いでキーリが戦死という可哀相なことになってしまいます。中でも彼女に恋をしていた、エルフ族のレドラス王子を演じたオーランド・ブルーム。彼の魅力が最大に発揮されて、「LOTR」でイケメン王子で弓の使い手として、名を轟かせたことは有名である。

そして主人公のビルボは、ドワーフとエルフ&人間の手を組ませるべく、黄金の中から見つけたドワーフの財宝“白い宝石・アーケン石”を利用して、ドワーフ王トーリンを説得するのです。あの、スマウグが目を覚まして大きな目をぎらつかせるシーン。指輪を使って姿を消して逃げる時に、アーケン石を見つけてポケットにしまうんですよね。
やはり完結編である今作では、「ロード〜」へと物語をつなぐ最後のピースでもあります。ですから、邪悪な冥王サウロンとどう戦い、オークの大群を従わせて中つ国を制圧するのか、ビルボたちがどうやって立ち向かうのかが、そして、「LOTR」へと物語を紡いでいくのかも見どころの一つでもあります。
ホビット 思いがけない冒険ホビット竜に奪われた王国
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映画評「ホビット 決戦のゆくえ」 (プロフェッサー・オカピーの部屋[別館])
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