パピとママ映画のblog

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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ★★★・5

2017年08月31日 | アクション映画ーハ行

どん底のストリート・ミュージシャンと一匹の野良猫の驚きと感動の実話を綴った世界的ベストセラーを映画化したハートウォーミング・ストーリー。主演は「タイタンの戦い」のルーク・トレッダウェイ、共演にルタ・ゲドミンタス、ジョアンヌ・フロガット、アンソニー・ヘッド。また、猫のボブ役にはボブ本人が起用され、映画初出演とは思えない見事な演技を披露している。監督は「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」「シックス・デイ」のロジャー・スポティスウッド。

<感想>ロンドンの片隅で路上演奏をしながら暮らす、ホームレスの青年ジェームズ。薬物依存から抜け出せず、親からの見放されている彼の前にある日のこと、1匹の猫が現れた。ボブと名付けられた茶トラのオス猫は彼に生きる希望とチャンスをもたらすのだった。
イギリスで2012年に出版されたノンフィクションの原作「ボブという名のストリートキャット」は、76週間に渡ってベストセラー1位に独走。今や、30以上の言語に翻訳され、続編2冊を併せて世界で1000万部を超える売り上げを記録しているというのだ。
ケガを負った猫が部屋に舞い込んで、猫を助けたつもりが、救われたのは自分自身だったりして。まさに、“情けは人の為ならず“を地でいく「猫の恩返し」ストーリーを、「英国王のスピーチ」の制作陣が映画化したもの。

ボブの目線での映像を織り交ぜており、キュートすぎるボブの魅力を余すことなく伝えつつ、ホームレスの困惑や薬物依存の闇を見つめた良質作へと描かれている。
両親が小学校時代に離婚をして、その後、大人になって行くうちに、薬物中毒になり自身の心の闇もあって、止められずにずるずるとホームレス生活。路上演奏では、余り歌も上手くないし、お金を稼ぐことが出来ない。再婚をした父親のところへ金を無心に行くも、その金でまた薬を買って食糧などは買わないのだ。ジェームズの部屋の前の路上には、薬物の売人がたむろしていて、買い手を待っているのだ。窓から外を覗き、薬の誘惑に耐えるジェームズ。

そんな生活をしていたところへ、国の福祉課だと思うが、ヴァルという女性が薬物を絶って更生するならば、部屋を与えてメタドンを薬局から受け取る約束をする。初めはよかったのだが、自分の食糧と猫のエサ代にお金が必要であり、それだけ日銭を稼ぐわけでもないので、猫缶は買っても、自分の食べ物はゴミ箱をあさって探す毎日。

しかし、お国柄なのか、バスに乗り街まで行くのに、猫をバスに同乗させてもいいというのだ。目的地へ着くと、猫のボブを肩に乗せて歌うジェームズのところへ、子供を連れた母親とかボブに興味がある客が集まって来るのだ。芸をするわけでもないが、ジェームズが演奏している間は、路上の前に毛布に包まって寝ていたり、客に触られて平気で大人しいし、お金を入れてくれると猫と”ハイタッチ”して喜ぶジェームズ。返ってボブを連れてのミュージシャンという風変りな感じが客受けしたのだろう。

そんなところへ、犬を連れた客が嫌がらせをしてきて、喧嘩になり警察に連れて行かれ、身元引受人に福祉事務所のヴァルが来てくれた。それからは、路上演奏禁止命令が出て、雑誌を売る商売をするようになるも、それも猫のボブを連れてだから、相変わらず人気者となり雑誌の売り上げもいいのだ。
それから、ジェームズは意を決して、薬物を絶つための生活をすることになるわけ。2週間ぐらい家のなかで、薬物依存の禁断症状との苦しみと闘い、やっと薬から逃れることが出来た。それが、大晦日であり、父親のところへも報告に行くと、「また金の無心か」と父親に嫌がられも、違う薬物を絶ったと言い切り父親と抱き合うジェームズ。ですが、再婚相手の女と娘2人は、猫アレルギーとやらで寄り付かない。

ジェームズの薬物依存の更生をサポートするヴァル役の、ジョアンヌ・フロガット&ガールフレンド役のルタ・ゲドミンタスなど、配役のセンスも光っている。猫のボブの力もあるが、彼女たちの力添えがなければ、ジェームズは立ち直ることが出来なかったはず。その意味もあって、この二人の美人女優さんに拍手を贈りたいです。
ボブとジェームズの物語は、日本のTV番組「奇跡体験!アンビリーバボー」でも紹介され、大反響を呼んだそうです。原作のモデルとなった猫ちゃんのボブ自ら映画に出演しているのに注目。ジェームズ役のルーク・トレッダウェイの肩に乗ってお散歩をしたり、お得意のハイタッチを見せたり、愛らしい魅力を振りまいているのが最高ですよね。

さらには、原作者自身も終盤にカメオ出演していて、劇中でのジェームズに小粋なセリフを放っている。その本人と俳優トレッダウェイの雰囲気がそっくりで、ボブとトレッダウェイの相性の良さにもすごく納得ですね。
動物を飼うことは、人間にとって癒しになるのでとってもいいことなんですが、病気もするし、ボブと同じように避妊手術のお金もかかるし、その他にも元気でいればいいのですが、我が家のコロンは2歳から膵炎を患い、現在でも通院して薬と食事は病院食ですからね。それに、怪我もするし、お金がかかることは間違いありません。それを踏まえて、ただ可愛いからといって、猫や犬を飼ってはダメですからね。

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