幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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★小説 【みにくい龍】第一回 どうしてオイラはこんな醜い姿に生まれてしまったのだろう

2012-03-22 | 成功の秘訣

こんにちは、仏教講師の筬島(おさじま)です。

生きていると、失敗して自己嫌悪に陥ったり、

うまくいかずにイライラしたりと、いろいろありますよね。

そんなとき、

「もう、こんなことの繰り返しはやめにして、心をスッキリとさせたい!」

「もっと、綺麗な心になりたい!」

「クヨクヨしている自分が嫌い」

「ちょっと疲れちゃった」

「何とか前向きに頑張りたい」

というようなことを考えたことはないでしょうか?

 

もし、そうなら、あなたは、きっとこの小説の主人公と共感し、ともに素敵な旅をすることができるでしょう!

ほんとかどうか??

ぜひ、読んでみてください

。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

【みにくい龍】

とおい とおい国のお話。

深い深い とっても深い沼の底で 一匹の龍が泣いていました

どうしてかって?

あまりにも自分が みにくい姿をしていたから

そして 自分の みにくい心が嫌だったから

龍は 暗くて冷たい沼の底で ひとりごとを 言っています

「どうして どうして オイラはこんな醜い姿に生まれてしまったのだろう  

どうして オイラは どこまでも自分の思い通りにならないと 気が済まないんだろう  

どうして オイラは、こんなに短気もちなんだろう  

どうして オイラは いつまでも憎んでばかりいるんだろう  

ああ いやだいやだ」

 

龍は出来るだけ 他の生き物との交わりを絶っていました。

他の生き物と接していると ちょっとしたことで喧嘩になってしまいます

そして龍は強いので いつも相手を立ち上がれないくらいやっつけてしまいます

 

でも 龍の心に残るのは後悔だけでした

あとから必ず しまった と思うのです

だから龍は誰にも会わないように 沼の底に住むようになったのです

 

けれども 独りはやっぱり  さびしい

 

ケンカも いや  さびしい のも いや

でも どちらの原因も自分にあるので どうすることも出来ないのです

だから独りで くるしんでいるのです

 

ある日 ちょっとだけ ほんのちょっとだけ 外の世界を見ようと水面近くにあがりました

そのとき 小鳥たちの会話が耳にはいってきたのです

「おいおいちょっと フクロウじいさんから聞いたんだけど 

とおーいとおい国から 龍退治の人がやってくるらしいよ」

 

「ああ それは良いことだ  最近は見なくなったが いつまたあの龍が暴れだすかと思うと ブルブルしてたんだ」

小鳥たちは すぐ下の沼の中に その龍がいることも知らず ピーピー話をしています

 

「龍退治の男?  おれはもう 静かに暮らしたいのに……」

龍は 小鳥たちに知られないように 静かに静かに沼の底へと もぐっていきました

そして 沼の底で 龍は考えました

 

「龍退治の人がオイラを殺しにくる か  

また 争わないといけないのかな  

こうして一人でいる時は あまり出ぬが  気に食わないことが起こると ムクムクと怖い心が 出てくるんだ  

まるで違う感情に 身体がのっとられちまったようになる  

そして 誰もオイラを止められなくなる  

オイラ自身でも オイラを止められなくなるんだ……

 

ああ いやだ いやだ  オイラもう 何万年と生きてきた  

いっそう その龍退治の男にオイラを退治してもらおうか  

オイラは 姿も心も醜く 誰からも愛されない  

自分自身でも 自分を愛せない  

オイラは何の為に生まれてきたんだろう……

 

そうだ 今まで がんじょうすぎて 死にたくても死ねなかった  

死ぬのは怖いが ここらで殺してもらうほうが  みんなの為にもなるし 自分の為になるかもしれない」

 

龍は龍退治の人に 殺してもらう決意をしたんだ                    

 

つづく

 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



第一回、いかがだったでしょうか?


 

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ちなみに、私の好きな小説家は、


ドストエフスキー


トルストイ


夏目漱石


芥川龍之介


村上春樹


などなどです。

 

 

この小説は、今月(2012年1月)の中旬から始まるメルマガ、に連載される「みにくい龍」の第一回目です。

 

このメルマガは、 「しあわせ」について、古今東西の英知を集め、検証し、

その難解な内容を物語形式にしたものです。

 

メルマガのタイトルは

 

【日刊メルマガ小説】 ある仏教講師が書いた「あなたの心にしあわせの花を咲かせる物語」 です。

(通称『あなたのための物語』)

 

毎日、1分ほどで読める形でお届けしたいと思っています。

「有料にした方が、結果的にはより多くの人の届けることが出来る」

という友人の意見もあり、もっともなことではあるのですが、

現段階では、無料の形でお届けしたいと思っています。

 

「これだけの内容を無料にするのはもったいない!」

という友人もありましたが、 なぜ無料かといいますと、

まず、このブログで縁のあった、あなたに読んでいただきたいからです。

 

「幸せは分かち合うもの」 と言われます。


「他人を幸せにする(利他)ままが、  

 自分の幸せ(自利)となる。  


 他人も生かし、自分も生きる、  

 これが『自利利他(じりりた)』の道」


と仏教で教えられます。

 

また、

「他人に対して善を行なうとき、人間は自己に対して最善を行なっている」

 (デール・カーネギー『道は開ける』)


 「人間は『分かち合う』ことで幸せになる生き物」(AFPBB News)


など、幸せの灯火をともしていけば、自分も周りも明るくなると多くの人が語っていますし、実際その通りだと思います。

そのささやかな実践をしたいのです。

 

私はあくまで一介の案内人として、

「どうすれば幸せになれるのか」

「どこに本当の幸せが教えられているのか」

「本当の幸せ」とは何か、

逆に

「陥りやすい、目先の幸せ」とは何か

 

をストーリーに乗せて紹介していきます。

 

メルマガで読める小説第一弾は、 「隻腕の野球少年」(せきわんのやきゅうしょうねん) です。

事故で左手を失いながらも、過酷な運命を受け入れ、甲子園を目指す少年を描いた短編小説です。

(感動ものに弱い方は、読まれないほうがいいかも!?)

 

不条理ともいえる運命について、釈迦はどのように教えられているのかを知ることが出来ます。

 

 

小説第二弾は、 「みにくい龍」

 


姿も心もみにくい龍・ドラゴが、幸せを求めて旅するレンに出会い、

数々の国を巡る童謡的でもありファンタジー的でもある作品です。

難解な言葉は極力なくしていますが、その背景には、倫理の教科書に出てくるような思想家、哲学者を網羅した内容となっています。


非売品(平成24年1月15日現在)で、 ここでしか読めません。

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でも読めますし、

特別なソフトがなくても、パソコン上で読むことも出来ます。


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出会いが人生を大きく変えます。

私もそうでした。

 

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たくさんの幸せの花が咲くことを願いつつ……。


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