幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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★3★人生に真剣な人【限定】「成功しても、満たされない」を超える5段階

2010-11-23 | このブログについて

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『仏教に生きる目的が教えられている』このことを知ることが第4段階です。


もっとも影響力がある哲学者の一人、ニーチェ(Nietzsche, 1844~
1900)ドイツ哲学者

もこう書いています。

  


「仏教はキリスト教に比べれば、100倍くらい現実的です。

 仏教は、歴史的に見て、ただ一つのきちんと論理的にものを

 考える宗教
と言っていいでしょう。」


「『敵対によって敵対は終わらず』とは、ブッダが残した感動的な言葉です」


「キリスト教に比べたら、仏教は100倍も誠実で客観的な宗教です。」


「残念なことに、ヨーロッパはまだまだ仏教を受け入れるまでに

 成熟していません。仏教は人々を平和でほがらかな世界へと連れて

 いき、精神的にも肉体的にも健康にさせます。



                   『アンチクリスト』


「(私の言い方で言えば)仏教は『善悪の彼岸』に立っているのです」


it stands, in my language, beyond good and evil.
(er steht, in meiner Sprache geredet, jenseits zon Gut und Bose.)

ここでいわれる「彼岸」とは英語で「beyond」であり、「超越している」という意味合いのものです。



●ちなみに一般的に世界を代表する聖人について、このように
言われています。


四大哲学者
ソクラテス、カント、孔子、釈迦

世界の四聖

イエス・キリスト、ソクラテス、釈迦、孔子

四大聖人

イエス・キリスト、ソクラテス、釈迦、孔子

もしくは

イエス・キリスト、ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ、釈迦、
孔子


世界三大聖人

イエス・キリスト、ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ、釈迦[78]


すべてに名前があがっているのは、「釈迦」だけです。


かの大哲学者ハイデッガーは老後の日記にこう記しと言われていま
す。


「今日、英訳を通じて、初めて、東洋の聖者親鸞を知った。
 若し、十年前に、こんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったなら、
 私はギリシャ語や、ラテン語の勉強もしなかった。
 日本語を学び、親鸞聖人の教えを聞いて世界中に弘めることを、
 生き甲斐にしたであろう」


仏教の真髄を説いたといわれる親鸞聖人を褒め称える人もまた、
枚挙にいとまがありません。


* * *


「親鸞聖人に初めから非常な思想があり、非常な力があり、
 非常な強い根柢《こんてい》のある思想を持たなければ、
 あれほどの大改革は出来ない」(夏目漱石『模倣と独立』)

 
「鎌倉というのは、一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった」
              (司馬遼太郎『この国のかたち』)

「親鸞は、今や世界の親鸞として、その姿を大きくしている。
人類が今日ほど、親鸞 を必要としている秋はない」 (井上 靖


「トルストイの如きは、日本の法然や、親鸞の宗教を知ったら、誰よりも先きに随喜する人ではなかったかと思うのだ」 (倉田百三

「親鸞のようなひとにめぐり会えたことは、一介の文学者としても、
人間としても、生涯のよろこびである」(丹羽文雄『親鸞』)


「親鸞を語ることは私にとって人生を語ることにひとしい。(中略)
私のまず最初に言うべきことは、親鸞に出会ったというその謝念で
なければならぬ」(亀井勝一郎『私の宗教観』)

「鎌倉仏教が私達の精神史の背景ではないか、と思った」
「私が一番感動するのは(親鸞聖人の書かれた)『教行信証』の冒頭の言葉です」 (三國連太郎


『ぼくは親鸞の信仰によって死ぬだろう』(三木清

「マリアから打ち捨てられたヒロインを救いうる宗教は世界にたった一つ、
親鸞の浄土真宗だけなんですよね」(武田鉄矢

「親鸞は、本当の意味での教育者だと思います」(齋藤 孝


「わたくしは、何ということなく、親鸞がすきだ。
蓮如がすきだ。
すき、嫌いでいうのはへんだけれど、正直な表現でいえば、そうなる」
(吉川英治『折々の記』)


生きる目的は、この仏教によって知ることができるのです。

私もまったく知りませんでした。

先進国といわれる国で、仏教国は日本だけ

でも、日本人は、形骸化した仏教しか触れる機会がなくなってきています。

本当は、大変なことが仏教に教えられているのです。

こんな凄いことが身近に聞けるのに、知らないために聞けないなんて
あまりにも勿体ない!!

そして、申し訳ない!!

私の力ではなく、縁あって、知ることができた人生の目的。

一人でも多くの人に、生きる目的がここにあるんだよと微力ながら、二十年以上、伝え続けてきました。

もし一人でも、このサイトを縁として、

「死ななくてよかった」

と喜ばれる方があれば、こんな嬉しいことはありません。






●第5段階は「実際に学ぶ」です。

あなたが本気ならば、実際に足を運び、プロの講師から話を聞き、続けて学ぶ

どの道でも当然のことです。

では、どこで学べばいいか。

ここで学ぶことをお勧め致します。

私も、ここで学び、生きる目的を知ることが出来ました。
↓↓↓
>http://www.shinrankai.or.jp/koza/bukkyo.html





追伸


ちょっと長くなりましたが、実は、テーマから考えれば極めて短い内容です。

以下のものはいずれもいずれも素晴らしいものでしたが、仏教は別格でした。次元が違いました。


■文学
※歴代ベスト50(雑誌「考える人」のアンケート結果)

1 百年の孤独 ガブリエル・ガルシア=マルケス
2 失われた時を求めて マルセル・プルースト
3 カラマーゾフの兄弟 フョードル・M・ドストエフスキー
4 ドン・キホーテ ミゲル・デ・セルバンテス
5 城 フランツ・カフカ
6 罪と罰 フョードル・M・ドストエフスキー
7 白鯨 ハーマン・メルヴィル
8 アンナ・カレーニナ レフ・N・トルストイ
9 審判 フランツ・カフカ
10 悪霊 フョードル・M・ドストエフスキー
11 嵐が丘 エミリー・ブロンテ
12 戦争と平和 レフ・N・トルストイ
13 ロリータ ウラジーミル・ナボコフ
14 ユリシーズ ジェイムズ・ジョイス
15 赤と黒 スタンダール
16 魔の山 トーマス・マン
17 異邦人 アルベール・カミュ
18 白痴 フョードル・M・ドストエフスキー
19 レ・ミゼラブル ヴィクトル・ユゴー(2~6)
20 ハックルベリー・フィンの冒険 マーク・トウェイン
21 冷血 トルーマン・カポーティ
22 嘔吐 ジャン=ポール・サルトル
23 ボヴァリー夫人 ギャスターヴ・フローベール
24 夜の果てへの旅 ルイ=フェルディナン・セリーヌ
25 ガープの世界 ジョン・アーヴィング
26 グレート・ギャツビー F・スコット・フィッツジェラルド
27 巨匠とマルガリータ ミハイル・A・ブルガーコフ
28 パルムの僧院 スタンダール
29 千夜一夜物語
30 高慢と偏見 ジェーン・オースティン
31 トリストラム・シャンディ ロレンス・スターン
32 ライ麦畑でつかまえて J・D・サリンジャー
33 ガリヴァー旅行記 ジョナサン・スウィフト
34 デイヴィッド・コパフィールド チャールズ・ディケンズ
35 ブリキの太鼓 ギュンター・グラス
36 ジャン・クリストフ ロマン・ロラン
37 響きと怒り ウィリアム・フォークナー
38 紅楼夢 曹雪芹・高蘭墅
39 チボー家の人々 ロジェ・マルタン・デュ・ガール
40 アレクサンドリア四重奏 ロレンス・ダレル
41 ホテル・ニューハンプシャー ジョン・アーヴィング
42 存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ
43 モンテ・クリスト伯 アレクサンドル・デュマ
44 変身 フランツ・カフカ
45 冬の夜ひとりの旅人が イタロ・カルヴィーノ
46 ジェーン・エア シャーロット・ブロンテ
47 八月の光 ウィリアム・フォークナー
48 マルテの手記 ライナー・マリーア・リルケ
49 木のぼり男爵 イタロ・カルヴィーノ
50 日はまた昇る アーネスト・ヘミングウェイ


■科学


相対性理論
量子力学
超ひも理論
エキピロティック宇宙モデル
複雑系
ホログラフィック宇宙モデル
余剰次元


■哲学・思想
ギリシャ哲学(ソクラテス・プラトン・アリストテレス)
懐疑主義、モラリスト(パスカル・モンテーニュ)
イギリス経験論(ベーコン・ロック・バークリー・ヒューム・ミル)
大陸合理論(デカルト・スピノザ・ライプニッツ)
ドイツ観念論(カント・ヘーゲル)
功利主義(ベンサム・ミル)
科学哲学(ポパー)
実証主義(クーン、ポール・ファイヤアーベント)
プラグマティズム(ウィリアム・ジェームス、パース、デューイ、ミード)
自由主義リベラリズム(ミル、ヂューイ、ハイエク)
社会主義(マルクス・エンゲルス)
唯物論(フォイエルバッハ)
実存主義(キェルケゴール・ニーチェ・ハイデッガー・サルトル)
構造主義:フーコー、バルト、ラカン、レヴィ=ストロース
ポスト構造主義:デリダ、バルト、リオタール、ドゥルーズ
言語哲学(ウェイトゲンシュタイン、ソシュール、クワイン)

儒教(孔子・孟子)
老荘思想(老子・壮子)
韓非子
荀子

四書(大学、中庸、論語、孟子)
五経(易経、書経、詩経、礼記、春秋)




上に記しましたように、これらを学んでも到達できないことを、学べる講演会があります


・何かが足らない

・なぜか満たされない

・あるはずのものが、ない

・自分自身を生きてない

・周りの評価と自己評価とが大きく違って苦しい

・このままでいいのだろうか?


という心は「実に恐ろしく、あまりにも重大な問題」です。
そのまま放置いていては取り返しがつかないことになってしまいます。
今すぐ問題解決へ一歩足を踏み出してください。

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■答えはどこに?

では、生きる意味をどうやって知ることが出来るのでしょうか?


第三段階は、「生きる意味の探求」です。


実は、

この問題の解決の道は、日本人ならみんな、知っているところにあります。


でも、ほとんどの日本人は、その「重大な問題」を知らない。
だから、解決の道も学ぼうとしない、のです。


これこそ、真に恐ろしいことかも知れません。


しかし、一流の人は、気づきました。
そのことを順番に見ていきましょう。


古来、生きる意味の探求は様々ありましたが、分かりやすく3段階で教えたのが哲学者キルケゴールでした。

キルケゴール「その為に生き、その為に死にたいと思える真理」
探求しました。

   

それが実存の三段階です。
それは次のようなものでした。


1:美的段階
いわゆる、快楽説です。
欲望を満たす幸せです。

しかし、欲にはキリがない、得れば得るほど、もっともっとの心は
強くなります。

キリがない欲望を、限りある命で満たすことは不可能です。


2:倫理的段階
いわゆる禁欲説です。
欲を抑え、世のため、人のために生きる。

善を追求する、素晴らしい生き方です。

しかし、現実は厳しく、善に励もうとすればするほど
感覚は研ぎ澄まされ、やがて気づかなかった自己の罪悪に
気づき、絶望するようになってしまいます。


3:宗教的段階
キルケゴールの場合、キリスト教に救いを求めたのですが、
最後「キリスト教はどこにもなかった」と嘆いています。


残念ながらキルケゴールはここまでしか進めませんでした。

では、答えは?


ここでキルケゴールからアインシュタインにバトンタッチしたいと思います。


アインシュタインは、「私の世界観」の冒頭、最初も最初にこう書いています。




「生きる意味はなにか?
 その質問に答えるのが宗教である」



日本で宗教というと、カルト、危ない、非科学的、という反応の人

少なくないようですが、ここでアインシュタインがいう“宗教”とは
何を指しているのでしょうか?

同じ「私の世界観」に“科学と宗教(Religion und Wissenchaft) ”という
章があり、そこでは宗教について3段階に分けて次のように語っています。

ドイツ語の原文は難しいと思いますので、英語版とそれを訳したもので
紹介します。


「The World as I see it.」

         ≪私の世界観≫

--- Albert Einstein アインシュタイン ---


  ※日本語の部分は要約です。


■1:恐れの宗教

With primitive man it is above all fear that evokes
religion notions-- fear of hunger , wild beasts , sickness , death.
Since at this atage of existence understanding of causal connexions
is usually poory developed, the human mind creates for itself
more or less analogous being on whose wills and actions these
fearful happenings depend.


原始人にとって、宗教的な考えを引き起こすものは、何より「恐怖」である。
つまり、飢え、野獣、病気、死に対しての恐怖。

この段階では、因果関係への洞察は未熟であるため、多かれ少なかれ
自分自身と似た存在を想像し、さまざまな恐怖を与えるのは、その存在の意思で
あると考える。



One's object now is to secure the favor of these beings by carrying
out actions and offering sacrifices which , according to the
tradition handed down from generation to generation,
propitiate them or make them well disposed towards a mortal.
I am speaking now of the religion of fear.

そこで、いけにえをささげたりして、機嫌をとろうとする。
これが私のいう「恐れの宗教」である。



■2:倫理的(社会的)宗教


The social feelings are another source of the crystallization of religion.
The desire for guidance , love , and support
prompts men to form the social or moral conception of god.
This is the god of Providence who protects , disposes ,
rewards , and punishes.


宗教を形づくる第二の源泉は、社会的感情である。

指導や、愛情、そして保護を求める願いは、社会的、倫理的な神の概念を
引き起こす。

それは、信賞必罰をつかさどる、摂理の神である。




■3:宇宙的宗教


There is a third stage of religious experience
which belongs to all of them , even though it is rarely found
in a pure horm ,and which I will call cosmic religious felling.
It is very difficult to explain this feeling to anyone
who is entirely without it , especially as there is no
anthropomorphic conception of god corresponding to it.

めったにみられないが、第三ステージの宗教がある。
わたしは、それを「宇宙的宗教」と呼びたい。

宇宙的宗教は、神の概念がないため、縁のない人に説明するのはとても難しいのです。


Buddhism , as we have learnt from the wonderful writings of
Schopenhauer especially , contains a much storonger element of it.

宇宙的宗教の要素がはるかに強くなっているのは仏教においてである。
私たちが、このことを特に学んだのはショーペンハウエルの素晴らしい著作においてであった。




つまり、一口で宗教といっても3段階あるとアインシュタインは言うわけです。


①原始的な「恐れの宗教」

②キリスト教を代表とした“神”の概念がでてくる「倫理的宗教」

③キリスト教的“神”が出てこない「宇宙的宗教」仏教。




「宗教なんて皆同じ」なんて、アインシュタインの前ではとても
恥ずかしくていえませんね。
まして「どうせ宗教は、みんなカルトだろ」などという暴言は。



アインシュタインには次の有名な言葉があります。



Science without riligion is lame ,
religion without science is blind.

宗教なき科学は不完全であり、
科学なき宗教は盲目である。

『Out of My Later Years』



ここで科学なき宗教とは、①②のことではないでしょうか?

そして、「私の世界観」の冒頭で、

「生きる意味は何か?
 それに答えるのが宗教です」

と言われている“宗教”
とは、③の宇宙的宗教、目的を定める宗教「仏教」のことでしょう。

とすると、結論としてこうなります。

「生きる意味は何か?
 それに答えるのが仏教です」



「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があると
すれば、それは『仏教』です」(Albert Einstien)



If there is any religion that would cope
with modern scientific needs,
it would be Buddhism.

『Science & the Search for Meaning』


仏教はとても知性的な宗教だとアインシュタインは繰り返し述べて
います。

他にも



・ノーベル賞物理学者 シュレーディンガー

「西洋科学へは東洋思想の輸血を必要としている」
(生命とは何か)



・人工知能の父 マービン・ミンスキー教授も、

「心の研究には仏典が比類なきテキストになる」


・日本初のノーベル賞 湯川秀樹
「素粒子の研究に、ギリシャ思想は全く役に立たないが、
仏教には多くを教えられた」




仏教と聞くと、非科学的で古臭いもの、というイメージをいまだに持たれて
いる方もあるかもしれません。

しかし知っている人は知っているのです、仏教が科学に先んじていることを。



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★1★人生に真剣な人【限定】「成功しても、満たされない」を超える5段階

2010-05-08 | このブログについて



                                 
『成功しても、満たされない』を超える5段階」を知りたいと思われたあなたへ、
                             ※以下の人物写真は皆 wikipedia


お金が貯まり、
結婚もし、
事業も順調で、
地位もある程度、確立したのに、

こんなことを感じられたことはありませんか?


・何かが足らない

・なぜか満たされない

・あるはずのものが、ない

・自分自身を生きてない

・周りの評価と自己評価とが大きく違って苦しい

・このままでいいのだろうか?


そんな気持ちになるのは、あなただけではないのです。

実は、歴史に名を残すほどの人物でも、同じ悩みを抱えています。


例えば…


○ゲーテ

結局、 私の生活は苦痛と重荷にすぎなかったし、
75年の全生涯において、真に幸福であったのは4週間とはなかった。



○チャールズ・ダーウィン

自分が真実の山をすりつぶして、 一般法則をしぼりだす機械か
何かになったような気がする。



○ルノワール
「手足がきかなくなった今になって、大作を描きたいと思うように
なった。
ヴェロネーゼや、彼の『カナの婚礼』のことばかり夢みている!
なんて惨めなんだ!」



○ビートルズ

「ビートルズは全てを得て、何もないことを知った」


○ピカソ

「トド・エ・ナダ(すべてはむなしい)」。



○芥川龍之介

人生は地獄よりも地獄的である




○豊臣秀吉

「夢のまた夢」>




悪い例ばかり集めたと思われるでしょうか?

しかし、もし成功が真の満足や喜びを与えてくれるなら、
悪い例を集めようと思っても不可能です。
なにしろ、ここで紹介した人は、歴史に名をとどめている人ばかりですから。



もちろん、成功しても満たされないのには理由があります。
それは、ある大事なことが分からないからです。


それが分からないのは

「実に恐ろしい。
 あまりにも、あまりにも重大な問題」
        
    (作家の日記より)

  

だと、ドストエフスキーは、警告(!!)しています。


「なんとなく満たされない」と思っていたことが、実は大きな問題を含んでいた!


この問題の大きさに気づくことが
「成功したのに満たされない心を超える」第一段階です。




■実に恐ろしく、あまりにも重大な問題

では、成功しても満たされない理由は何なのでしょう?


「成功したのに満たされない心を超える」

第二段階は「成功したのに満たされない原因を知ること」です。

私が、その答えを知る機会に恵まれたのは20年ほど前のことでし
た。


「人生は出会い」といわれますが、これは本当ですね。

1つの出会いによって、私は答えを知る機会に恵まれました。


その答えとは?

それは


『生きる意味(生まれてきた目的、生きている目的、生きていく目的)』

を知らないこと、です。


え、そんなことが原因なの?

と思われる方も多いかもしれません。

「別に生きる目的を知らなくても生きていけるよ、それより…」

と言われる方もあるでしょう。


だからこそ盲点なのです。


この問題の重要性は、以前から、強い言葉で問題提起されているのです。


例えば、ドストエフスキーは『作家の日記』に、こう書いています。




「当の本人さえも気づかないうちに、もうずっと以前から

人生の最高の目的と意義を求めて、もだえている人たちもいる。

いや、むしろ、いすぎるくらい、たくさんいるのである」

人生の目的が分からなければ

「食物に対する愛や、

詰めもののいっぱい入った大きなパイや、

美しい競争馬や、

放縦な生活や、

官僚的な権力や、

部下から崇められることや、

自分の家の戸口に立っている玄関番などに対する愛

などを得ても、心は安まらない



と書き、金や財、地位や名誉で本当の幸福は得られないと述べています。


その、人生の目的を見つけにくい社会は、恐怖であり、
重大な問題を抱えていると提言しています。


「人生の最高目的に対する無関心主義が一般的なものになっている。

実に恐ろしい。
あまりにも、あまりにも重大な問題である」


なんと人生の目的は大事な問題でしょうか!!



アインシュタインも、こう語っています。


「生きる意味はないと感じる人は、不幸であるばかりでなく、
ほとんど人生失格だ」

※私の世界観(米:World as I see it)(独:Mein weltbild)」



こんな哀しいことがあるでしょうか?


確かに、生きる目的が間違っていれば(もしくは分からなければ、
生きる手段もくるってくるでしょう。

そのことに言及し、生きる目的の大切さを訴えた言葉は多くありますが、
その一部を紹介します。



「自分のしていることが自分の目的になっていないほど苦しいことはない」夏目漱石


「目指すべき山を決めずに歩くは、さ迷うに等しい。」孫正義



「手段は完全になったというのに、肝心の目的がよくわからなくなった」アインシュタイン



「だれもが、人生には意味があると信じたいと思っている」
「わたくしたちは意味を求めて叫んでいます。
そう、ほんとうに叫んでいるのです」 ダン・ブラウン



「どんなに科学が進歩したとしても、何らかの価値の基準を求める人間の心が変わるわけではない。
私たち人間はどこから来てどこへ行くのか、人生の究極の目的は何なのか、といった問いの重みが変わるわけではない。」茂木健一郎

「生命の本質とは何か。科学にとっても哲学にとっても、これは究極のテーマでしょう」手塚治虫


「『生きる為に生きてゐる』我々人間の哀れさ」芥川龍之介



真面目に人生を考えれば考えるほど、成功しても、


あなたのように


・何かが足らない

・なぜか満たされない

・あるはずのものが、ない

・自分自身を生きてない

・周りの評価と自己評価とが大きく違って苦しい

・このままでいいのだろうか?


と感じて当然なのです。

人生における一番の根っこが抜けているのですから。

ですから、まず「生きる意味(人生の目的)」に関心を持つことが

とても、とても大事なのです。

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