幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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マルセル・プルーストの名作「失われた時を求めて(a la recherche du temps perdu)」を読んで

2011-02-28 | 
マルセル・プルーストの名作として名高い「失われた時を求めて(a la recherche du temps perdu)」



は、『考える人』2008年春号特集 「海外の長編小説ベスト100」 では

2位に選ばれました。

(1位はガルシア=マルケスの「百年の孤独」

大作で、集英社文庫(鈴木道彦訳)では全13巻です。

その最後の方に、このようなことが書かれてありました。


「あたかも人間は生きた竹馬の上に乗っているようなもので、
 その竹馬はたえず成長して、ときには教会の鐘塔よりも高くなり、
 ついには歩行をひどく困難で危険なものにしてしまう。
 そして、やがてそこから人間は一気に落下するのである」
       p280


時が立つほど、つまりは年を重ねるごとに、人はあやうい状態となり、最後一気に落下する(死ぬ)ということですね。

「老いは死と事情がよく似ている。人によってはこともなげに
 老いと死に立ち向かうが、それは彼らが他人より勇気があるから
 ではなくて、想像力に乏しいからだ」
p41

とも書かれています。

確実な未来を的確に思い描き、その準備をする必要があるでしょう。
竹馬が恐ろしく高くなり、間に合わなくなってからでは手遅れですから。



※プルーストの写真はウィキペディアより

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