「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20161006

2016-10-06 | live2002-2024

〇(おまけ)
 西宮から帰還し週明けの今週、突貫工事で相当疲弊して心身ともにぼろぼろではあるけれども、夕方帰りに図書館に寄ってアーネスト・ベッカー(Ernest Becker)の『死の拒絶(The Denial of Death)』は借りてきた。オットー・ランクなんて名前を見るの久しぶりだなあ。
 (写真:デスクの上のキイロイトリとカツオ人間と本)

 Ayad Akhtarの『Disgraced』の方は、小田島先生の訳本が出てるのかどうか知らないので、こっちはいちおう洋書で眺めているんだけど、Scene Threeの「Both exit.」の「あのへん」から読んじゃいますよね、やっぱし下心でw。
 Emily: You think I don't know what you're doing?
 Issac: What am I doing?
とか言いながら、始まるんですよ。わはは。
 読んでると、脳裏で勝手にまざまざと、秋山さんと安田さんの日本語の台詞の音声に自動変換再生されてくる心地ですがな(笑)

 台本面白いですよ。
 アメリカだと各人種民族の異なる配役の俳優でやるのかな、と以前も書いたが、この劇の画像検索で見つかるいろんな配役のステージ写真を改めて見てると、公演のカンパニーによって、Abe役はともかく、あの4人の配役の年齢構成も見た感じもそれぞれ違う(それでいて、一見して誰が誰の役か、なんとなくわかる。そこからして物議を醸したんでしょうな)。AmirよりIssacが年上っぽい配役の公演もあるみたいだ。ただ、そうなるとイメージが今回見たのと、だいぶ変わってくる気がする。
 それが台本じゃ、同じ台詞なのにね。これ、配役の妙によって、本当に劇のニュアンスが全然変わってきちゃうんじゃないだろうか、って実感した。
 だから今回の小日向さんたち組の味、ってのは、この5人の組み合わせでないと出ない味だったんだろう。貴重。
 上手な人々だったからインパクトが強く残っているおかげで、そういうこともわかってとても勉強になっている。

 連休らしいしゆっくり読書もしたいところなのだが、今やってる原稿の作業のめどがつかんと、そうもいかん。もっとも、そんなことより、それ以前に、壊れてる風呂釜と給湯器を修理せんと一般市民の文化的生活水準すら維持できんで、いかんばい。別に清貧生活に耐えてるわけでもなんでもなく、単にハウスキーピングを怠けているだけである。情けなや。


 本日のBGM:黄土高原 / 坂本龍一 (「未来派野郎」)
 これもいちおう留守録で、スッキリ!の「聖の青春」会見とクイズの段を帰ってから見た。
 みんな考え違いをしているのではないかと思われる意見を時々見かけるので、あえて言いたい。
 大きいのは鈴木亮平さんや東出昌大さんの方なのであって、決して安田顕さんが小さいのではなく、普通だ、と自分は目測で見当して、思う。貧弱でもない。むしろ40代でその体型を維持できることが重要なことだ、というべきだろう。30代~40代以上の人間になればおそらくこれはおのずとわかることであろうし、10~20代の人々も、今はわからずとも10~20年後には追って了解すべし。(20161006)
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