レオパレス賃料巡りオーナー敗訴

2019-07-27 20:22:51 | Weblog

             レオパレス賃料巡り 

              オーナー敗訴 

レオパレス賃料巡りオーナー敗訴
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190726/3000005888.html

賃貸不動産業大手の「レオパレス21」から経営再建への協力を求められ、アパートの賃料の減額に応じ
た愛知県岡崎市のオーナーの男性が、業績回復後も減額が続くのは不当だとして、賃料の増額などを求め
た裁判で、名古屋地方裁判所は、オーナーの訴えを退ける判決を言い渡しました。

愛知県岡崎市の83歳の男性は、支払われる額を10年間変えないという約束で、賃貸不動産業大手の
「レオパレス21」とサブリース契約を結び知多市にアパート1棟を建てましたが、経営の悪化を理由に
途中で減額され、業績回復後も賃料を据え置かれたのは不当だとして、賃料の増額と81万円余りの差額
の支払いを求めていました。

これに対し、レオパレス21は「周辺の相場に比べ賃料が高額だとわかったため減額したもので、合意も
得ていた」と主張していました。

26日の判決で、名古屋地方裁判所の桃崎剛裁判長は「レオパレス側の鑑定と裁判所が行った鑑定のいず
れも、物件の適正賃料は減額後の価格を下回っていて、業績が回復しても賃料を上げる理由はない」と述
べ、オーナーの訴えを退ける判決を言い渡しました。

判決について、レオパレス21は「当社の主張が理解頂けたと認識しています」とコメントしてきます。
一方、原告側の弁護士は控訴を検討することにしています。


レオパレス「消火栓などなし」267棟 消防法違反の疑い

2019-07-13 15:51:31 | Weblog

           レオパレス「消火栓などなし」 

            267棟 消防法違反の疑い 

株式会社レオパレス21が施工した共同住宅における消防法令等への不適合(令和元年7月12日)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01shoubo01_02000188.html
公表済みの不備に係る消防法令等への不適合のおそれについて
https://www.leopalace21.co.jp/news/2019/pdf/0712.pdf

レオパレス「消火栓などなし」267棟 消防法違反の疑い
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190712/k10011991411000.html

レオパレス21は、施工の不備が見つかったおよそ2万棟のアパートのうち、必要な消火栓が設置されてい
ないなど、消防法に違反する疑いのある物件が267棟確認されたことを明らかにしました。

アパートなどの施工の不備が問題となっているレオパレス21は、建設したおよそ3万9000棟すべてを対象
に調査を進めていて、先月末の時点で不備が見つかった物件は、およそ1万9700棟に上っています。

会社によりますと、この中で、消防法や自治体の条例で義務づけられた屋内消火栓と自動火災報知設備が
設置されていないアパートが267棟あることが確認されたということです。

総務省消防庁によりますと、耐火構造を満たしていれば屋内消火栓などを設置する必要はありませんが、
レオパレス21の物件は施工の不備で基準を満たしていないことがわかったため、延焼を防ぐための設備が
必要となるということです。

会社は、このほか3900棟余りについて調査を行うことにしていて、違反の疑いがある物件はさらに増える
可能性があります。

問題のある物件については、補修工事が完了するまでの間、消火器の数を増やすなど安全対策を検討する
としています。

2019年2月7日付リリースの施工不備物件の状況について
https://www.leopalace21.co.jp/info/pdf/2019/0207release.pdf
全棟調査進捗状況及び小屋裏等界壁の不備に係る改修の状況を更新しました
https://www.leopalace21.co.jp/info/news/progress.html
施工不備を理由とする退室予約状況について
https://www.leopalace21.co.jp/info/news/reservation_status.html
施工不備に関するお問い合わせ状況について
https://www.leopalace21.co.jp/info/news/inquiry_status.html

レオパレス、新たに施工不良3000棟 1万9000棟超に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47142050Z00C19A7TJ1000/

レオパレス21は9日、過去に施工したアパートで、新たに2923棟で不備が見つかったと発表した。不備が
見つかった物件数は5月末時点の1万6766棟から、6月末時点で1万9689棟に拡大した。同社は昨春に施工不
良の問題が表面化してから、すべての物件で不備の有無を調べており、全体の7割で調査を終えた。

同社は全3万9085棟の物件で調査を進めている。6月末時点で調査を終えた物件の約8割で延焼を防ぐ部材
が全くなかったり、隙間があったりする不備が見つかった。

不備が見つかった物件は改修工事を進め、10月までに終える予定。ただ、6月末時点で工事が完了した物
件数は839棟と、1カ月で13棟の増加にとどまった。既存の入居者の住み替えの調整のほか、職人不足など
の影響が響いている。

施工不良の影響は入居率にも広がる。6月の入居率は81.4%と、前年同月に比べて10.7ポイント落ちた。前
年実績を下回るのは11カ月連続となる。


レオパレス集団訴訟でオーナー敗訴 備え付け家具巡り

2019-07-04 17:04:13 | Weblog

        レオパレス集団訴訟でオーナー敗訴 

            備え付け家具巡り 

レオパレス集団訴訟でオーナー敗訴 備え付け家具巡り
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46864800S9A700C1CN8000/

備え付けの家具や家電のレンタル料を巡って契約違反があったとして、賃貸アパート大手「レオパレス
21」(東京)と契約する全国のオーナー157人が、同社に総額約5億7千万円の支払いを求めた集団訴訟の
判決が2日、名古屋地裁であった。前田郁勝裁判長は契約違反はなかったと認め、オーナー側の請求を棄
却した。

判決によると、レオパレスは築7年目に備え付けの家具や家電を交換し、オーナーにレンタルすると契
約。オーナーらは「家具などが交換されないまま1部屋あたり月額約2千円のレンタル代を賃料から不当に
差し引かれた」と主張していた。

前田裁判長は判決理由で、「月額約2千円は家具や家電の保守業務を含めた対価であり、入居者がいる場
合に円滑に交換ができない可能性も当然予想できる」と指摘し、レオパレスが契約上の義務を果たしてい
ると結論づけた。

レオパレスはオーナーから棟ごとアパートを借り上げ、入居率にかかわらず賃料を払う契約を結んでい
る。オーナーらは2016年に提訴した。