私の人生いろいろ

ある日の出来事

又吉直樹の初小説「火花」

2015-10-11 07:41:04 | 日記

 第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初小説「火花」。

 

 

 

やはり、一度は読んでみたいと思っていました。

 

 

 

私の周りには、意外とまだ読んでいないと言う人ばかり・・・

と言うか、ベストセラーなのに購入せずに図書館待ちしているとか!

買えない値段でもないけれど買ってまでは?と言うところ。

勿論、私も同じ。

 

新聞とネットのニュースは毎日チックしているが

“読書の秋”なのに、野暮用事ばかりでなかなか時間を作っていない。

それに私は、本を読み出すと他の事がおろそかになり

最後まで読んでしまいたいので、動きたくない性格。

時間配分できないのです。

でも、少しは言い訳かな?

他の事をする方が、勝っているのか?

 

そんな時に、友人が知り合いからこの本を借りていました。

そして、今時間がなく忙しいので「先に貸してあげる~」と

また貸しをしてくれました。

 

ラッキー!

こんな時は、願ってもない事。

逃がすわけにはいかない・・・

有り難くお借りしました。

(何とまぁ、調子が良い)

 

意外と本のページは少ない。

食事をして、入浴と用事を早く済ませて、テレビを消して

9時ごろから、一気に読み上げることが出来ました。

 

若手漫才師の主人公と4歳上の師匠と呼ぶ狂気を帯びた芸人とのやり取り。

現在の若手お笑い芸人のリアリティーと浮遊感と実存を切ないほどの繊細さで描いている。

 

自分の知らない部分に興味がわき、あっという間でした。

お笑いの又吉さんって、本当に素晴らしい才能の持ち主だと思いました。

 

読書好きな又吉さんだから、(こんな文章の言い回しが出来るんだ)と

読んでいても、感心しました。

 

天は、二物を与えるんですね・・・

それも、その人の少しづつの積み重ねの努力なり持って生まれた才能が

開花したのかな?

 

コメント (14)
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