散骨の法要に参加

2014-05-06 22:17:27 | タナカ君的日常
 「散骨」 人生の終末の儀式として、そんな方法が在るのは知っていたが、実際に参加するのは初めてだった。 暑い夏の時期、涼しいヤナバの別荘で過ごす生活をする中で3年前に知り合った名古屋の隠居、 今年の春先に急逝されたという。 氏の遺言で、若き時代からの想い出深い遊びの場となった山荘の敷地に散骨する事になったとて、ご長男の方から法要への参加のお誘いの電話を受けて、僕は参加の返事をして出席させてもらいました。

 法要の参加者

 身内の方々、 趣味の麻雀仲間、 別荘地の町内会の世話役さん、別荘地で過ごす中で知り合った人々(例えば樹安亭のマスターや僕など)総勢20数名だったろうか?

 法要の場

 別荘の庭内には記念のモミジが植樹されていました。 その前に献花とおりん、そして一握りの遺灰が布の上に置かれていました。 ラジカセからは名古屋方面で法要の場で唱えられる経文が流れていました。 我が家の周辺では高野山・真言宗系の寺ですが、それとは趣の異なる経文のリズムでした。 坊さんの参加はありません。 

 法要の式次第

 特に仲良しだった同年輩の麻雀仲間の方が司会の労を取られていました。喪主のご長男から参集者への挨拶から始まった法要は散骨へと進みました。 散骨は親しい近親者、友人、知人の順で遺灰の置かれた植樹の前に進み、拝礼し葬儀の時の焼香の様なイメージで指先で一摘みした遺灰を植樹の根元周辺に散骨しました。 

 30分ほどで終了したと思います。 最後にまた喪主のお礼の挨拶、 そして散会となりました。

 その後わずかに残った遺灰を持ち、近くの湖の岸辺で最後のお別れをしました。

 その時に聞いた言葉の数々


「おじいちゃん、車の免許取りました」
         << ほう 良かったね

「大学受験合格できるようにおねがいします」
         << もう神様仏様ですものね

「俺も後から行くから、待ってて・・・」
         << 判るな、その気持

「この湖で大きな魚を釣らせて下さい」
           << ちょっと欲張り

 ちなみに僕の言葉は
   「今年の夏は寂しくなります」 でした。


以上 2014/5月5日の事でした.。

  
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