オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

2016年GW 車中泊の旅 長良川鉄道北濃駅 駅前公園と駅食堂「花まんま」と観光列車「ながら」 旧国鉄越美南線

2016-05-26 03:38:20 | 2016年GW 車中泊の旅
2016年GW 車中泊の旅 最終話になります。もう少しお付き合い下さい。

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5月8日(日)GW最終日。

道の駅 『 ななもり清見 』での朝。
今朝は8時に起きた。
人よりは遅いけど自分では早くなったほうなのでちょっと気分が良い。


何はさておき先ずは寅さんの散歩から始まる。









道の駅の裏。
車も通らず歩いていても楽しい。








時折走り去るバイクに紛れて白バイ発見。
こんな所まで出てきてるのかと思った。









何でも真似したくなる年頃。
運転席に座ってハンドル握るだけで嬉しそうにする。









道の駅の販売所を覗いてみることにした。

ちなみにここはペット連れのお客さんがゆっくり買い物できるようにと、入口横にペット用のケージが設置されていた。









バック転するオモチャ。
娘が喜んで見ている。
ホント良く出来てて、上手にぴょんとバック転する。









まったりしていたらあっと言う間に時間が経ってしまう。
時計を見たら10時前。

近くのコンビニで朝ご飯を食べて、先を急ぐ。
ここのすぐ目の前に『 高山清見道路 』の高山西ICがある。ここから飛騨清見ICまで一区間しかないけど無料というので乗って岐阜を目指す。


飛騨清見ICから東海北陸道に接続されるけど、それに乗ってしまうと後は帰るだけになるので、下りて再び下道を走ることにした。
国道158線 白川街道









国道158号線から国道156号線・飛騨街道に入る。
長良川に沿った道。景色も良くて走っていても気持ちが良い。

あてがある訳ではないので看板を見ながら見所を探しながら淡々と車を走らせる。

ふと遊具が見えた。
Uターンする。
こんな旅が好きだ。

















公園の裏には錆び付いた線路が残っていた、
どうやら昔、駅だったようだ。










と、思ったら真っ赤な汽車が入ってきた。










列車にありがちな朱色がかった赤ではなく、ワインレッドのような赤。
ピカピカしているというよりかテカテカしてる。
明らかに普通列車では無い。








扉が開くとお客さんが降りてきて静かだった駅が少し賑やかになった。

オタクのような男性がチラホラいるのに混じって、大学生くらいの女の子が四人くらいいた。
鉄道女子というのか、鉄子というのか、楽しそうに記念撮影している。

こんな奇特な女の子が増えていてるらしい。
昔は鉄道オタクは(私も含め)スポーツが出来ない文科系の男と相場が決まっていたのに、時代が変わるとこうも変わるのか。

私は単なる通りすがりの人なので、じゃましないように離れて写真を撮る。








集合写真







北濃駅
旧国鉄の越美南線で今は長良川鉄道の終着駅。


真っ赤な列車の停車時間は10分ほど。
降りてきた乗客がまた乗り込んで行く。

扉が閉まろうとした時、さっきの女の子達と目があった。
軽く会釈すると、笑顔が返ってきた。
小さく手を振る。
笑顔で手を振り返す彼女達。
汽車がゆっくりと動き出す。
ほんの一瞬の出来事だけど、こんなことが旅を楽しくしてくれるように思える。







また静かな駅に戻った。








転車台があった。
昨年、大井川鐵道のトーマス号を見に行った時に似たようなのを見た。










底に貯まった水が最初雨水と思った。
でもよく見るとすごくきれい。
聞くと、山からの湧き水と教えてくれた。








当時は機械油で汚れていたこの水も、いまは水遊びが出来そうなくらいに澄んでいる。








お腹が空いたので駅の食堂で昼ご飯にすることにした。








お客さんといえば車で通りがかった夫婦とさっきの汽車から下りてきて次の列車に乗り換える母子だけ。








ゆっくりと時間が過ぎていくというのが似合っている。










さっきの真っ赤な汽車は観光列車だった。

家族連れのお客さんがお店のおばちゃんにまだ見たことが無いと残念そうに話していた。

後で調べたら運行は金土日の1便のみだった。
見れたのはラッキーだったのかもしれない。








悪魔の3歳児は今日もうどんをちょっとと白飯だけ。難しい。








食後のアイスクリーム。
お店のおばちゃんが友和子と一緒に作ってくれた。









壁に飾られた汽車の写真。

昔はSLが走ってたとおばちゃんが話してくれた。








昔はこの先があったんですかと聞いたら、昔からここが終着駅と教えてくれた。

この先はまだSLが走っていて、ここが村の中心地として栄えていたときの名残。

当時の写真をウィキペディアで見つけたのがコチラ








帰りがけにお店のおばちゃんが、どうせ残るからと言って炊き込みご飯をくれた。

おばちゃん四人で切り盛りしていた。
すぐ近くに道の駅があるけど、できたらここに寄ってあげて下さい。






ご飯のあとまた公園で遊んだ。







時計を見たら3時を回っていた。







白鳥ICから東海北陸道にのった。








一番疲れたのが寅次郎だと思う。
これが最後の長旅と思う。
あとはゆっくり我が家ですごそう。





友和子は相変わらず 『 ブ~ブ~おねんね 』 (車中泊のこと)、『 おんせん~(温泉) 』と言っている。
とら母はうっつらうっつらしている。疲れたみたい。







夕方6時過ぎに家に帰り着いた。

見知らぬ土地と懐かしい場所に行けて、ちょっとだけだけど見知らぬ人と話せ、楽しかった。

福井のteam bonさん一家、長野の鎌田ファミリーの皆さん、ありがとうございました。



そしてブログにお付き合い下さりありがとうございました。

OKUTEC店長



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