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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

寅次郎のブログ旅 2010年夏 北海道,東北の旅 秋田 田代スポーツ公園で遊ぶひととき

2010-09-15 00:50:19 | 2010年夏 北海道・東北の旅
寅次郎のブログ旅 2010年夏 北海道,東北の旅

旅先で寅次郎と遊んだ,思い出のひとときのことを少し書いてみます.



8月19日 ツーリング9日目 天気は快晴.

秋田県の田代スポーツ公園オートピクニック広場でキャンプをする.

時期外れのキャンプ場は2~3数組が利用するだけで夜も静か.


サイト使用料が無料のオートキャンプ場とあって,昼間は商用車が車を停めて昼寝してたりする.

格好のおさぼりポイントみたい.




キャンプサイトのすぐ裏に小高い丘?,山?がある.

その名も「アドベンチャー広場」






ブログ旅でも書きましたが,このキャンプ場で一番の目玉と思しき滑り台.

見るからに凄そうな雰囲気ですが,予想に反し全く滑らないこの滑り台.

期待に胸躍った私でしたが見事に裏切られました.







きっとシーズン中だったなら,こんな滑らない滑り台,いや「滑らない台」でも,きっと朝早くから

夜遅くまで子供達でにぎわっていたに違い有りません.







どうです,この偉そうな立ち振る舞い.






誰しも「リュージュ」か「ボブスレー」じゃあ無いかと勝手に想像してしまいます.






この動画,滑らない滑り台(あ~ややこしい)なので降りるまで3分以上掛かってます.

内容的な物はほとんどなく,ほんとつまらないので

「どれほど滑らなかったのか」を知りたい人だけ見てください.


興味の無い人は絶対にパスして下さい.

(最後のトンネルで頭をぶつけました.)












ぶら下がって滑車で走る遊具.

なんて言うんでしょうか?


一瞬で走りきってしまうのですが爽快なので大好きです.




不思議ですが,寅次郎が反応していました.



題して
「戦う寅次郎」




お粗末さまです.





今年の夏は本当に暑かったです.

毛皮を着ている犬は大変.

寅次郎もいつもぐったり.



それでも土の感触を感じ取ると元気が出るみたい.

鬼ごっこをするとおっさんながら,走り回ります.





走ったあとは,やっぱり

おっさんに戻ります.




では
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寅次郎のブログ旅 2010年夏 北海道,東北の旅 ペラ屋のKOOLさんからの贈り物

2010-09-08 03:07:22 | 2010年夏 北海道・東北の旅
2010年の夏 北海道,東北の旅


旅に出て7日目,青森の小川原湖の道の駅で船のスクリューの修理をされているライダーさんと

出会った.





旅の途中,ブログでも紹介した八戸の「KOOL」さん



普段見ることも無いスクリュー,その修理っていったいどんな作業なのか.


見学させてもらえると聞いてから,想像するだけでワクワクする.




明日の行き先はスクリューの修理工房.

行き先を変えた先が観光名所やグルメではない.

世間でいう「旅」のスタイルとは違うのかもしれないが,返ってそんな旅に喜びを感じた.





「スクリュー」と「プロペラ」

それまで船の羽は「スクリュー」,飛行機は「プロペラ」と言うイメージを持っていたが,

自宅に帰り少し調べてみたところ正しくは「スクリュープロペラ」と言うらしい.





船のそれは一見すると扇風機の羽に似た形状をしているが,構造的には飛行機の羽と同じで

揚力を発生させるため複雑な形状となっている.


製作する時は恐らくマシニングセンターなどのコンピューター制御の機械により作り出されて

いるのだと思う.



工作機械が発達した今,大半のモノ作りは「製作」の困難さから開放され,重要なのは「設計力」に

移行している気がする.







だがその反面,破損した製品を修理・再生することは高性能な工作機械をもってしても敵わず,

人の手にのみなせる業ではないかと思う.


新幹線の先頭車両やスペースシャトルの流線型した先端が,未だ日本の職人の手作業でしか作ることが

できないのがその証に思える.










素材の癖を知り,素材と対話しながら熱を入れ,力を加えていく.

熱が少ないと曲げる際に破断してしまい,熱を入れすぎると解け落ちてしまう.



適度な熱は硬い金属も柔らかくさせ,その形を変えることができるようになる.






曲がってしまった板を,再び元の真っ直ぐな板に戻すことは困難極まりない.

でも元に戻す必要があるとき「技」が求められる.



曲がったところを逆に曲げても決して元には戻らない.

「どこに熱を入れるか.」

「どこに,どれだけ力を加えていくか.」







それは一様ではなく,答えはいくつも存在する.


経験と感,そしてセンスがないと出来ないことなのかもしれない.









「なじむように叩く」

その表現が正しいか分からないが形状をイメージして叩いていっているように思える.



単に叩くこともあれば,叩く瞬間に形状に沿わして流しながら叩くこともある.


そんなハンマリングで微妙に修正されていく.







歪の無い形状,元の形状に近づけながら,変形した際に生じた残留応力を解き放ち,本来の

姿に戻していく.








「車のタイヤがパンクして立ち往生するのと違い,修理したプロペラが海で破損したら

乗組員の生死にかかわってくる.」


そう話してくれた.


だからこそ,その作業は真剣であり繊細になる.









プロペラの形状に対して研磨材の「当たり具合」を考えながらグラインダーを運んでいく.


溶接やハンマリングの痕はグラインダーのリズミカルな動きと安定したコンタクトにより

美しい研磨痕となり,見る者を魅了する.










どんな作業にも妥協がつきまとう.

その妥協点をどこまで引き上げれるかが仕上りを左右する.


修理の公差は新品の公称公差よりも小さい.


それがポリシーであり,この仕事へのこだわりのように私は感じ取れた.









「モノ作りの日本」と言われきたが今の製造現場にはその手で工作した事の無い設計者が

製品を設計し,マシニングセンターやCNCマシンを操るオペレーターがいるだけ.



円筒形の切削でも安価で手っ取り早い旋盤を使わず,マシニングを使いたがる.


機械の稼働率を上げたいという理由もあるが,汎用機を使える職人がいなくなってきている

と言うのが本当のところである.







粘り強い精神と,良いものを作りたいと言う信念を忘れてはならないと思った旅のひと時でした.




先日,そんなKOOLさんから荷物が届いた.





あのとき興味を示す私に「ペラ,送ってあげましょうか」と言ってくださった.


その約束のプロペラが送られてきたのだった.




どうな風に飾るのがいいのか,そんなことをいま考えています.




KOOLさん,ありがとうございました.







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寅次郎のブログ旅 2010年夏 北海道,東北の旅  奥入瀬渓流を歩く 雲井の滝 

2010-09-04 02:20:38 | 2010年夏 北海道・東北の旅
先日ブログに初めて動画を載せたのですが,それで思ったこと.

「写真」と違って「動画」は直接的すぎてホームビデオ的な内容では当事者しか
楽しくないのではないのかと感じました.


つまらなく感じさせてしまった方,ごめんなさい.



寅次郎との旅の思い出としてブログにアップします.お許しください.






8月18日 奥入瀬渓流


ゆっくり走っていると滝の音が聞こえてくる.

バイクを停めて滝を見に行く.



渓流には滝がいくつかありこれは「雲井の滝」と呼ばれるもの.



滝が二段になっていて落差は30mほど.


倒木があったりと自然いっぱい






寅次郎と歩いてみました.





つまらない内容でごめんなさい.
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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 動画にチャレンジ バイクで流す奥入瀬渓流

2010-09-02 00:12:49 | 2010年夏 北海道・東北の旅
一度旅先で動画を撮ってみたかったのでデジカメで撮影しました.

動画機能に不慣れで,変な設定ボタンを押したようで色合いが変ですがご容赦ください.


ブログへの動画掲載も初めてなので,少しずつアップしていきますね.







8月18日 国道102号 奥入瀬渓流にやってきた.

渓流の音が聞こえ木々の間から奥入瀬渓流が見え隠れしてきた.








渓流に沿って道が続く

美しい景色は何ともいえない.









トラ母が刀に乗り出して8年ほど.

いまだハンドルから片手を離すのが苦手のようです.

頑張って出したピースサイン.

「一瞬です」







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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 旅の終わりは始まりの始まり

2010-09-01 03:38:59 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月23日 15日目


朝4時半、船内のアナウンスで目が覚める



この船内のアナウンス,以前はBGMにポールモーリアの曲が流れていた.




北海道に行く度に,何度と無く聞いたポールモーリアの曲と船内アナウンス.



港に着岸し下船するまで流れていたその曲は,いつからかそれは私にとって旅を演出する

大切な存在になっていた。



高速船になったころからそれは無くなり今の無機質なアナウンスになってしまった.

願わくばまた復活して欲しいものです.






デッキに出てみると敦賀湾をゆっくりと航行している.





ムッとする暑さで一気に現実に引き戻されるかと思ったが意外と涼しい.




寅次郎を抱きかかえ車両甲板に降りる.

お盆から一週間ずれているせいか,車もバイクも少ない.





下船準備の慌しさが苦手な寅次郎.

きっとおしっこチビリそうになってるに違いない.





タラップが降りバイクの下船が始まる.

皆,足早に走り去っていく中,バイクを止め寅次郎を放してやる.



土の感触を確かめ,そこがおしっこしていい場所か確かめる寅次郎.






自宅までは約170キロ.

北陸道に乗り,ひたすら大阪を目指す.

自分では飛ばしているつもりだったがスピードメーターを見ると80km/hしか出ていない.


なんと無駄なZZ-R1100である.


少しアクセルを開け速度を上げる.






通勤通学でにぎわう地元をこの格好で走るのが一番恥ずかしい.



午前8時前,無事自宅に帰りつく.





今日はこのまま出勤.

あわててバイクをガレージになおす.



楽しかった今年の夏の旅が終わった.

雨に泣かされた旅だったが,それでもいろんな人と出会え再会し,たくさんの人と

お話ができた.



走る距離や行き先が旅の優劣や面白さを決めない,私はそう思う.


旅を楽しくさせてくれた皆さんに感謝です.





さほど内容のないブログ旅にお付き合い下さりありがとうございました.

また機会があればトラ母と寅次郎を連れて旅に出ます.

そのときはまたお付き合いください.


ありがとうございました.



 1日目 8/ 8(日)自宅~舞鶴港       143Km やっぱりあわただしい出発
 2日目 8/ 9(月)小樽港~ばあちゃんち    8Km フェリーは快適やめられません
 3日目 8/10(火)ばあちゃんち          0Km ばあちゃん,おじさんありがとう
 4日目 8/11(水)小樽~函館港       237Km 一気に函館さよなら北海道
 5日目 8/12(木)函館~大間崎        12Km 知らなかった本州最北端大間崎
 6日目 8/13(金)大間崎~むつ市      174Km 怖くなかった念願の恐山
 7日目 8/14(土)むつ市~道の駅よこはま 173Km 立ちゴケとどこにあるの仏が浦
 8日目 8/15(日)道の駅よこはま      122Km いまいちですよ原燃PRセンター
 9日目 8/16(月)道の駅よこはま~八戸  117Km KOOLさんと郷土料理に舌鼓
10日目 8/17(火)八戸~六戸温泉       63Km 「ペラ屋」のKOOLさん技拝見
11日目 8/18(水)六戸~大館田代温泉   130Km 奥入瀬渓流,十和田湖最高!
12日目 8/19(木)大館田代温泉        50Km 比内地鶏と再会さびきまるさん
13日目 8/20(金)大館市~田沢湖      153Km 田沢湖の夕日とスワンちゃん
14日目 8/21(土)田沢湖~天王       156Km お願いします唐松神社となべっこ広場
15日目 8/22(日)天王~秋田港        19Km さよなら東北 また今度
16日目 8/23(月)敦賀港~自宅       173Km 東北,そして皆さんありがとう

総走行距離 1730Km  


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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 秋田港と新日本海フェリービンゴ大会

2010-08-30 20:21:55 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月22日 14日目


朝6時半、秋田港フェリーターミナルに到着。

少し早かったので先に出る苫小牧行きが出航の準備をしている。


船でオシッコをしない寅次郎のためにターミナル向かいの貨物引き込み線を散歩する。





ここで活躍していた車両なのか、車輪が外されたディーゼル機関車がぽつんと置いてある。






フェリーターミナル隣の高い建物が今年から道の駅になったと、トラ母が教えてくれた。







何となく怪しい空模様だったが「ザーッ」と激しい雨が降ってきた。

30分ほどで雨雲は北に流れていく。


不安定な天気だった今年の夏。







寅次郎のお陰でいろんな人とお話し出来る。





ライダーの人、車の人。

犬を飼っている人、飼っている犬を家に残して来た人。




寅次郎はどう思っているのだろうか。







船内ではZZ-R1400、GB500に乗る主婦ライダーと仲良くなり、旅の話で盛り上がる。



今年、新日本海フェリーは40周年を迎えるとか。

記念イベントでビンゴ大会が催されるというのでみんなで参加する。


景品はタオルやストラップ。

我が家ではタオルが不足しているのでタオルを狙う。


和やかな雰囲気でゲームがスタートする。





頭の中では既にタオルをゲットしている妄想にとりつかれている私。

いや、きっと参加者全員がそう思っているに違いない。


最初の和やかな雰囲気はどこへ行ったのやら、みな真剣そのもの。





世の中そんなに甘くはなく、たくさんリーチになるけど、ビンゴにならない。




人生の縮図である。


なかなか盛り上がったイベントでした。


さて少し寅次郎の様子でも見てきます。

トラ母は・・・・少しお寝んねするそうです。


ではまた
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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 天王グリーンランド なべっこ広場と日本一周チャリダー

2010-08-30 01:39:04 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月22日 14日目

天王グリーンランド,いこいの森,なべっこ広場の朝。


朝5時起床。


昨夜,温泉のあとに立ち寄ったコンビニで日本一周中のチャリダーに出会う.


野宿で蚊に刺され今日はテントで寝たいと言うことで一緒に天王グリーンランドで

キャンプをすることに.





「なべっこ仲間」である.



静かで真っ暗なキャンプ場で旅の話で盛り上がる.

先日出会った25歳のチャリダーは予算20万円と言っていたが,彼は北海道で昆布干しの

バイトをして14万円ほど貯めたそうで,ちょっとリッチなチャリダーだった.



今頃どこら辺を走っているのかなあ.

無事に旅を終えることを願っています.







秋田のフェリー乗り場まで十数キロ.





旅の終わりをしみじみと感じながら信号の無い道を淡々と走り続ける.

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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 唐松神社とまた来ました天王グリーンランド

2010-08-29 02:04:21 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月21日 13日目

ババヘラアイスを食べてた「道の駅 協和」を出発し、R46、R13で
今日の寝床である
「道の駅 てんのう」に向かう。



途中、安産と子授けの神様が居られる「唐松神社」に立ち寄る。


樹齢300年以上の杉が並ぶ参道に歴史を感じさせる建物。

子供を授かりますようにとお参りしてお守りを頂く。





バイクを走らせ5時前に天王グリーンランドに到着。



ここは今年のGWにお世話になった場所。

職員さんにその時の写真を手渡し、少しおしゃべりを楽しむ。






休みのためお会いできなかった職員さんがいて残念だったけど、それも旅の常。

またの再会を願ってみんなで記念撮影。







今回も貸切状態の「いこいの森 なべっこ広場」。






人気のない静かなキャンプ場、遠くから聞こえてくる鳥避けの爆発音。


花火の音が苦手な寅次郎が震えてる。


今夜が東北最後の夜になる。



天王温泉くららでサッパリしてきます。

ではまた。
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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 秋田街道名物 ババヘラアイス

2010-08-27 17:51:28 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月21日 13日目

お昼時、お腹も空いてきたので「道の駅 協和」に立ち寄る。



外売場で温かいかけそばを注文。


これが意外と私好み。


トラ母はぶっかけうどんを注文。


店内で買った豚キムチ丼弁当を分けっこして、二人共お腹満腹。




なのに、


「ババヘラアイス」を見つけたトラ母は

食べてみたいと、目を輝かせている。





噂で聞いていた「ババヘラアイス」


「ババヘラアイス」=ばばあがアイスをヘラでコーンに盛るところからそう
名付けられたとか。


道路脇にパラソルを立てて日焼け完全武装でおばちゃんが売っているのは秋田では有名な光景。

私が気になるのは味ではなく、保冷剤。

ドライアイスが入ってるんですかと聞いたけど、そんなことしったこちゃない
おばさんからは、

「そうね」とゆるい返事が返ってきた。




純粋なソフトクリームではなく若干シャリシャリ感のあるアイス。


味はなんとなく小学生の時に食べたような懐かしい味。


わたくしは一口、トラ母は全部。


美味しく戴きました。
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とらじろうのブログ旅 北海道と東北の旅 角館の武家屋敷 トイレはどこかな

2010-08-26 11:57:56 | 2010年夏 北海道・東北の旅
8月21日 13日目

明日の朝、秋田港から出るフェリーで帰路につく。


なので今夜が東北最後の夜。



明日に備え今日の寝床はGWでも利用した「道の駅てんのう」の、
天王グリーンランドのキャンプ場。




田沢湖を出発し秋田港を目指す。

トラ母のリクエストで途中にある角館の武家屋敷に立ち寄る。


通りは綺麗に整備されバイクを止めるのに躊躇してしまう。



入館料が要らない屋敷を覗いてみる。






古い暮らしそのものには興味はあるが、飛騨高山の合掌造りの家や、こういった
武家屋敷など観光地化されたものには、学がないせいか興味が湧かない。



興味があるとすればトイレ。


下水は文化の進化を象徴する一つ。

ここではトイレを探し切れませんでした。



古い家には裸電球がやっぱ似合う。






さて、遅くならないうちに天王グリーンランドを目指します。
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