Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーのピアノ・ソナタ第1番H.350を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-05-03 09:02:33 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの器楽楽曲。
ピアノ・ソナタ第1番H.350は、1954年に作曲された。
第1番とCDでは書かれているが、
彼が作曲した唯一のピアノ・ソナタである。
交響曲第6番を書き上げたあとに作曲されたその作品は、
ルドルフ・ゼルキンのために作曲されたようだ。
今回聴いたCDは、フィルクスニーのピアノ演奏による。

第1楽章ポコ・アレグロは、幻想的に始まる。
奏でられる旋律の中のフレーズはマルティヌーらしさを感じさせる。
途中でピアノが技巧的に速く奏する部分があり、
それが終わると再び冒頭の旋律が現れ、
再び速い部分が現れ、最後はおだやかに終わる。
第2楽章モデラート(ポコ・アンダンテ)は、
速い伴奏の上で、もう一つの手が哀愁漂う旋律を奏でる。
静かでおだやかな部分と動きのある激しい部分が交互に現れ、
劇的な動きをみせていき、クライマックスを築いたあとは、
それぞれの部分が再び現れ、哀愁漂う旋律で最後はおだやかに終わる。
第3楽章アダージョ-ポコ・アレグロは、力強い旋律が奏され、
舞曲風の旋律と速く流れるような旋律が現れ、
それぞれの主題が繰り返し現れ、最後は力強く終わる。
晩年の作品であるからか、なかなかの作品である。

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